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DISC REVIEW

Overseas

Beside Myself

BASEMENT

Beside Myself

PARAMORE、FALL OUT BOYらを擁する"Fueled by Ramen"から、イングランド出身の5人組ロック・バンド BASEMENTがメジャー2作目となる『Beside Myself』をリリース。90年代USエモ/パンク、グランジからの影響を受けたサウンドとUKロック直系のセンシティヴで切なさを帯びた歌詞で、UK/USの折衷的な音楽性が特徴であった彼らの新作は、一聴すると軽快でポップ・パンクな趣き。全編にわたって爽快感や開放感に満ちたメロディと伸びやかなヴォーカルを展開し、作品の端々からポジティヴな印象を受ける。しかし、今作のテーマはそれとは真逆で、"不安"や"悩み"、"違和感"を反映したというんだから面白い。そういったギャップが実に人間らしくて、味わい深い。

Boom Boom Room (Side B)

PALAYE ROYALE

Boom Boom Room (Side B)

2008年に結成したラスベガスを拠点とする3ピース PALAYE ROYALEが、約2年ぶりとなる2ndアルバムをリリース。"Fashion-Art Rock"を自称するとおりの派手な出で立ちや、メタル・バンドが名を連ねるSumerianからのリリースということで敬遠される向きもあるかもしれないが、意外にも彼らが鳴らすのは、グラム・ロック/ガレージ・ロックをMY CHEMICAL ROMANCE以降の感性でアップデートしたような力強いロック・サウンド。ざらついたセクシーなヴォーカルは風格たっぷりで、ポルカ調のイントロからパワフルなサビに突入する「You'll Be Fine」など凝った構成も面白い。前作の"Side A"も併せて聴けば、彼らの魅力を堪能できるだろう。

Trench

TWENTY ONE PILOTS

Trench

前作『Blurryface』収録曲「Stressed Out」でグラミー賞を受賞し、ONE OK ROCKのツアー・サポートや単独来日公演の開催など、日本でも高い人気を誇るオハイオ州コロンバス出身のデュオ、TWENTY ONE PILOTS。彼らの約3年ぶりの新作は、オルタナ・ロックからレゲエまであらゆるジャンルを咀嚼したサウンドをTyler Joseph(Vo/Pf)が変幻自在のヴォーカルで乗りこなす、まさに面目躍如な作品となった。分厚いベースと徐々に熱を帯びる展開がライヴ映えしそうな「Jumpsuit」、ピアノ・フレーズの上を高速フロウとJosh Dun(Dr/Vo)のフィルが跳ね回る「Neon Gravestones」、ニュー・ウェーヴ風シンセが開放的な「Bandito」と、多様な音楽性をポップにまとめ上げる手腕はさすが。意味深長な歌詞もぜひライナーノーツで味わってほしい。

Spencer Sings The Hits

Jon Spencer

Spencer Sings The Hits

Jon Spencerがついにソロ・アルバムをリリース。このタイトルだが、もちろん全曲がオリジナル。しかしながら、ここにはWilson Pickettがヒットさせた「Land Of 1000 Dances」を連想させるTrack.3「Overload」や、THE STOOGESからTHE KINGSMENに遡ることができるTrack.8「Wilderness」をはじめ、60年代のガレージ・ロックや、ガレージ・ロック・バンドが影響を受けたリズム&ブルースへのオマージュが溢れている。Track.12「Cape」なんてJonのTHE CRAMPSへの愛でいっぱいだ。レコーディングはシンセ担当のSam Coomes(QUASI etc)、ドラム担当のM.SORDを迎えて敢行。Jon自らメタル・パーカッションを叩いたジャンクなサウンドは、かつてのバンド、PUSSY GALOREも彷彿させる。

ハーフ

POP ETC

ハーフ

Bird Bear Hare and Fishの1stアルバムを共同プロデュース、尾崎雄貴(Vo/Gt)らとの親交も深いものになってきた、Christopher Chu(Vo)率いるPOP ETC。今回は日本のみ(というか日本のファンへのギフトという印象)のリリースだ。前半はまるで目の前の人に向けて歌うような、繊細で機微のあるChrisの歌とアコースティック主体のアンサンブルの曲、後半をニュー・ウェーヴ~ポスト・パンクや煌めくエレクトロニックな要素も光るバンド・サウンドの楽曲で構成。ラストは尾崎雄貴との共作で、アルバム中、最も高揚感とドラマチックな展開を見せる「We'll Be OK」。ボーナス・トラックには同曲の尾崎ヴォーカルVer.や、くるりの「ばらの花」などの英語詞カバーも。Chrisたちの音楽愛と温かな人間性が随所に溢れる。(石角 友香)

前作以降に配信リリースしてきた新曲の数々を、前半は弾き語りに必要最小限の音を加えたアコースティック・サウンド、後半には80sのダンサブルなエレポップ・サウンドとカラーを分けて並べることで、それぞれの魅力を際立たせたPOP ETC名義の3作目のアルバム。そこに日本のみのリリースということで、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」、くるりの「ばらの花」の英語カバー、日本語で歌詞を書いたオリジナル曲「思い出していた (First Try)」、盟友である尾崎雄貴(Bird Bear Hare and Fish/Vo/Gt)と共作した「We'll Be OK」を加えながら、作品全体に不思議と統一感があるのは、作り手の人間性が滲み出ているからだ。絶妙に入り混じる温もり、切なさ、そして儚さは、POP ETCの真骨頂。

Give Out But Don't Give Up  - The Original Memphis Recordings

PRIMAL SCREAM

Give Out But Don't Give Up - The Original Memphis Recordings

1993年当時、自分がAlan McGee(バンドの所属レーベル"Creation Records"のボス)じゃなくても、この失われたメンフィスの名門スタジオ録音の音源にGOは出さなかっただろう。なんというか、手練れのアメリカン・ルーツ・ミュージシャンの演奏と、妙にお金がかかった印象のクリアな仕上がりは、アメリカ南部サウンドをテーマに据えた面白さや試行錯誤は垣間見えるが、音像に彼ららしさが窺えない。そこから四半世紀。オリジナルが存在し、歳月が過ぎたからこそ「Rocks」や「Jailbird」のアレンジやミックスを聴き比べる面白さがある。ただ、当時Bobby Gillespie(Vo)が心酔していたマッスル・ショールズのサウンドやゴスペルを、今聴くことは無意味じゃない。もちろん、アーカイヴとして貴重な2枚組だ。

Joe Strummer 001

Joe Strummer

Joe Strummer 001

突然の死から16年、未発表音源収録の作品が世に出る。THE CLASH以前のオーセンティックなR&Rにパンク黎明期の勢いを感じるTHE 101'ERS時代。THE CLASH解散後、盟友 Mick Jonesと関係が修復されてから初めてレコーディングされた楽曲や、映画"Sid And Nancy"のサウンドトラックに収録した「Crying On 23rd」のアウト・テイク、THE MESCALEROSとの「London Is Burning」の初期の未発表Ver.、Johnny Cashとの共演によるBob Marleyの「Redemption Song」のカバーなど、膨大なアーカイヴ(全32曲)が2枚組に収録されている。パンクのオリジネーターのイメージが強いが、THE CLASHがそうであったようにカントリーやレゲエなど世界中の市井の人々の音楽に深部で共振していたことが再認識できる。

Palms

THRICE

Palms

1998年に結成し、2000年代前半のエモ/ポスト・ハードコア・シーンを牽引したカリフォルニア出身の4人組、THRICE。2012年に一度解散するも2015年に復活したバンドが、約2年ぶり10枚目のアルバム『Palms』を名門"Epitaph Records"よりリリースした。メタルの影響を色濃く残した初期のハードコア・サウンドから壮大なオルタナ・サウンドへと音楽性を変化させてきた彼らだが、今作ではさらにアダルトな雰囲気に。うねるギター・リフにTHRICEらしいパワフルでキャッチーなメロディのヴォーカルを乗せた「The Grey」、女性ヴォーカルとハーモニーを奏でる「Just Breathe」、ピアノをフィーチャーしたエモーショナルな「Everything Belongs」と、独創性を存分に発揮した多彩な楽曲が並ぶ、20周年を迎えたバンドの成熟を感じさせる1枚だ。

Million Dollars To Kill Me

JOYCE MANOR

Million Dollars To Kill Me

CONVERGEのKurt Ballou(Gt)によるプロデュースで制作された、JOYCE MANORの5枚目のアルバムとなる今作は、レコーディング中メンバーが合宿のように集まって寝泊まりしていたというだけあって、アットホームな雰囲気の温かいメロディに包まれた作品となった。パンク/ハードコア畑とも関係は深いが、全体的にミドル・テンポでポップでシンプル、それでもってエモいインディー・ロックを鳴らしているあたりは、WEEZERとも通じる部分がある。思わず口ずさみたくなるようなコーラス・ワークなど、USインディー好きはもちろん、UKパンクや90s'エモ好きにも刺さる音楽性。派手さはないが、近年のEpitaphを支えるバンドのひとつであることは間違いないだろう。

Rainier Fog

ALICE IN CHAINS

Rainier Fog

90'sオルタナティヴ・ロックを代表するバンドのひとつであるALICE IN CHAINSが、約5年ぶりのニュー・アルバムをリリース。バンドの誕生の地であるシアトルのスタジオでレコーディングされ、そのシアトルをシンボリックに表現したタイトル"レーニア(山)の霧"と名付けられた今作は、LAでレコーディングされた前2作と比べると、彼らのルーツやこれまでの活動を総括するような、どこか感傷的な作品となった。ヘヴィでダウナーで妖しげなJerry Cantrellの唯一無二の存在感を放つギター・リフと、哀愁たっぷりのコーラス・ワークがたまらない。そんな懐かしい空気感を纏うサウンドには、成功を手に入れつつも、困難を乗り越え前向きに進んできたバンドの堂々たる自己肯定も感じられる。

Let's Go Sunshine

THE KOOKS

Let's Go Sunshine

R&Bやダンス・ミュージックにアプローチした前作『Listen』は賛否両論を巻き起こしたが、ファンには美メロとザ・ブリティッシュ・バンドな今作の方が好まれるのかもしれない。哀感が漂い日本人受けするメロディの「All The Time」や、ノーザン・ソウル風味のビッグ・ソングがどこかOASISも想起させる「Kids」、THE BEATLES中期的なサイケデリックな音像の「Tesco Disco」、ストリングスとギター・アンサンブルで編み上げていく壮大な「Swing Low」など、2018年において再びギター・バンドならではの響きや構築の奥深さを実感できる仕上がりだ。サブスクで「Naive」が上位に位置し続けているという本国イギリスでの状況を勘案すると、モダン・クラシックなブリティッシュ・アルバムが今なお必要とされているのかもしれない。

Move Through The Dawn

THE CORAL

Move Through The Dawn

2年半ぶりの新作であり、通算8枚目となるオリジナル・アルバム。前作に続き、彼らの地元であるリヴァプールのパー・ストリート・スタジオでレコーディングを行い、Rich Turveyとタッグを組み共同プロデュースで制作された。今作はピュアなメロディに立ち返ったということで、ダークな作風から一転、華やかで柔らかいポップ・ソングが揃う。60~70'sロックとサイケ感を昇華したサウンドスケープ、豊かなコーラス・ワークといったバンドの特色であり個性を存分に生かしつつ円熟を感じさせる演奏は、キャリアの成せる業だろう。中でも、シリアスでスケールの大きい「Stormbreaker」から軽やかな「After The Fair」で終盤を迎える流れは、タイトルのとおり、嵐のあとの晴天のような心地よさだ。

Kin: Original Motion Picture Soundtrack

MOGWAI

Kin: Original Motion Picture Soundtrack

8月に全米で公開されたSFアクション・スリラー映画"Kin"のサウンドトラックをグラスゴーのポスト・ロック・バンド、MOGWAIが書き下ろした。これまでにドキュメンタリーなどの劇伴を幾度となくリリースしている彼らだが、長編映画の音楽を手掛けるのは今回が初。ピアノを主軸にした情緒的なサウンドに無機質なシーケンスが絡み徐々に緊張感を増す前半、「Funeral Pyre」、「Donuts」でエモーショナルなトレモロ・ギターが鳴り響く中盤、轟音ギターがカタルシスを生む後半と、情景描写を得意とする彼ららしいドラマチックな展開が続き、ポップながらどこか寂しさを感じさせる歌モノ「We're Not Done (End Title)」で、美しい余韻を残しながら幕を閉じる。"Kin"の日本公開は未定のようだが、ぜひ映画館の音響で聴いてみたい。

Thank You For Today

DEATH CAB FOR CUTIE

Thank You For Today

グラミー賞にもノミネートされた前作『Kintsugi』から約3年ぶりとなる新作。ツアー・メンバーのギターとキーボードを正式に迎えたこともあってか、叙情的なBen Gibbard(Gt/Key/Vo)の歌メロや涙が出るような美しいアンサンブルはそのままに、シンセも含めた生バンドとしてタフ且つ研ぎ澄まされた仕上がりに。中にはアメリカン・ルーツ・ミュージックを思わせるギター・サウンドのプロダクションが印象的な「Gold Rush」や「Autumn Love」なども顔を出し、イノセントなまま大人になるこのバンドの静かで力強い意志を実感できる。現代アメリカにおいてデスキャブのインディー・ロック・サウンドは、30代以上のリスナーにとってはもはや、魂を癒す静謐なソウル・ミュージックなのかもしれない。心許せる親友のような作品。

Woman Worldwide

JUSTICE

Woman Worldwide

フレンチ・エレクトロ・シーンを代表するJUSTICEが、新作のライヴ・スタジオ・アルバム『Woman Worldwide』をリリース。会場の空気感をそのままパッケージした前2作のライヴ・アルバムとは異なり、今作では彼らの持ち味であるエネルギッシュなライヴ・パフォーマンスを、パリのスタジオでの緻密なレコーディングで再現。1stアルバム『†(Cross)』に収録のアンセム「D.A.N.C.E.」から前作アルバム『Woman』収録の「Safe And Sound」まで、ほぼベスト・アルバムと言うべき楽曲を大胆にアレンジ/リミックスし、無駄を削ぎ落として根底に存在するロック・スピリットの純度を高めたようなストイックな音像でまとめ上げている。長年のファンは新たな発見があるだろうし、初めて彼らの作品に触れる方にもおすすめしたい1枚だ。

Joy As An Act Of Resistance.

IDLES

Joy As An Act Of Resistance.

日本でパンクと言えばポップ・パンクやエモが主流だが、この自らを"偶像"と名乗る英ブリストルのポスト・パンク・バンドは、イギリスらしい陰鬱さや本気の怒りを滲ませる。1stアルバム『Brutalism』が本国で高い評価を獲得し、FOO FIGHTERSのO2アリーナ公演のオープニングを務める人気バンドの2ndアルバムは、1曲目からNINE INCH NAILSから神経質さを抜いたようなインダストリアル・パンクを聴かせる。80年代ネオ・サイケな不安定なギター・リフとスカスカなスネアが、ラフゆえに不思議な耽美さを醸し出していたりして、往年の"英国的"破天荒とエネルギーが充満しているのが逆に新しい。2000年代のR&Rリバイバルのスタイリッシュさはなく、いい意味で素。9月の初来日で実像があらわになるのも楽しみなところだ。

The Reworks

PENDULUM

The Reworks

高速ビートのドラムンベースとロックの融合を推し進め、2000年代のダンス・ミュージック・シーンを牽引したオーストラリア出身のPENDULUM。2016年に再始動を果たし、2017年には"ULTRA JAPAN"にも出演した彼らが約8年ぶりにリリースした今作は、これまで発表したアルバム3作の収録曲を錚々たるアーティストが再構築したアルバムとなった。SKRILLEXによるレイドバックしたダブ/トロピカル・ハウスや、NOISIAの硬質なニューロファンク、Devin Townsendによるエッジの効いたメタル・アレンジなど、原曲へのリスペクトを感じさせつつ、いい意味で遊んでいるトラックを収録。リミックスによってPENDULUMが本来持つメロディ・センスが際立った本作は、オリジナル・アルバムと併せて聴けばより楽しめるだろう。

Cage To Rattle

DAUGHTRY

Cage To Rattle

オーディション番組"アメリカン・アイドル"のセミ・ファイナリストで、圧倒的歌唱力を誇るフロントマン Chris Daughtry(Vo/Gt)率いるDAUGHTRY。アルバム総セールス800万枚を超える彼らの、ニュー・アルバムが完成した。前作では最先端のEDMを取り入れたり、逆にロックのルーツでもあるカントリーを取り入れたりと、冒険しつつもポップな方向に振り切っていたが、今作は彼らの根底にある、ワイルドなアメリカン・ロックの魂が全面に出た作品という印象だ。もちろん、ポップなメロディは今作でも健在だが、ブルースやゴスペルといった根源的な音楽に寄り沿うことで、より生々しいロックの魅力が際立っている。彼らのお家芸でもあるバラードも、哀愁たっぷり。これぞまさに大人のロックだ。

Bent Shoulders

GOD ALONE

Bent Shoulders

クリスチャン・ポスト・ハードコア・バンド THE DEVIL WEARS PRADAのメンバー、Mike Hranica(Vo/Gt)とKyle Sipress(Gt)を中心に結成されたGOD ALONEの1stアルバム。しかし、TDWPのイメージを持って聴くと、正直びっくりさせられる作品だ。本人たちが自身の音楽性を"ブルージー・ポスト・パンク"と表現しているが、たしかにその実験的で激しく、原始的なサウンドは、そういう表現がしっくりくる。ポスト・ハードコアとは違う意味で激しい、いろいろなものを削ぎ落とした、どちらかと言えば静の激しさ。90'sグランジのダウナー感、MOGWAIあたりのポスト・ロックや、MELVINSのようなノイズ・ロックの轟音ギター、激情系ハードコアが好きな方にはぜひ聴いてほしい。

Night & Day (Day Edition)

THE VAMPS

Night & Day (Day Edition)

前作『Night & Day (Night Edition)』収録の「All Night With Matoma」は全世界でストリーミング再生回数4億回超えという、現代のポップ・スターぶりを遺憾なく発揮している彼ら。前作の続編となる本作でもEDM以降の世界基準のポップスがかゆいところに手が届くが如く、最強のバランスでアルバムとしてパッケージされている。R&Bもロックも消化したBrad Simpsonのヴォーカリゼーションの巧みさ、オーケストレーションとコーラスが生み出すスケールが心地よいTrack.1、洗練されたファンク・チューンのTrack.3など、現在のトレンドを20代半ばのメンバー自身の同世代クリエイターたちと作りあげているあたりも、単なるイケメン・バンドとは一線を画する所以。洋楽入門編としてもレコメンドしたい。