Overseas
2018年08月号掲載
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高速ビートのドラムンベースとロックの融合を推し進め、2000年代のダンス・ミュージック・シーンを牽引したオーストラリア出身のPENDULUM。2016年に再始動を果たし、2017年には"ULTRA JAPAN"にも出演した彼らが約8年ぶりにリリースした今作は、これまで発表したアルバム3作の収録曲を錚々たるアーティストが再構築したアルバムとなった。SKRILLEXによるレイドバックしたダブ/トロピカル・ハウスや、NOISIAの硬質なニューロファンク、Devin Townsendによるエッジの効いたメタル・アレンジなど、原曲へのリスペクトを感じさせつつ、いい意味で遊んでいるトラックを収録。リミックスによってPENDULUMが本来持つメロディ・センスが際立った本作は、オリジナル・アルバムと併せて聴けばより楽しめるだろう。(菅谷 透)
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