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DISC REVIEW

M

Junk

"今作では今までと異なる一面を見せたかった"。今作のリリースにあたり、M83の首謀者であるAnthony Gonzalezはこのように語った。彼がかつて標榜したエレクトロ・シューゲイズの金字塔的作品となった前作から早5年。プロデューサー的視

Saturday = Youth

エレクトロにシューゲイザーを取り入れた独自のサウンドで人気を集めるAnthony Gonzalezのソロ・ユニットM83の新作。アルバム・タイトルが示すように、テーマは10代の青春そのものという本作。うねるシンセと甘美なメロディが浮遊するア

Given To The Wild

英国のインディー・ロック・バンドTHE MACCABEESの待望のサード・アルバム。一聴してまず驚いたのがサウンドの変化。前作までの踊れるアップ・ビートな曲を期待している人は必ず裏切られるだろう。アルバム全曲がダークで深く、そして繊細なサウ

STAY FREE

人気TVアニメ"この素晴らしい世界に祝福を!"の前日譚であるスピンオフ作品"この素晴らしい世界に爆焔を!"オープニング・テーマである「STAY FREE」。どこかFOO FIGHTERSを想起させるスケール感と生音のロック・サウンドがヴォー

10th Anniversary Album -Trajectory-

世界に誇るサブカル・コンテンツとして、日本はアニメ/ゲームという偉大なる財産を有している。このMachicoのベスト・アルバムはその文脈において注目すべき点が多いのは事実だが、そんな今作の最後を締めくくるのは彼女が高校生のときから敬愛してき

Mainstream Sellout

自身初のロック・アルバムとなった前作『Tickets To My Downfall』で全米No.1を獲得し、ポップ・パンク・リヴァイヴァルを牽引する存在として注目を集めるMACHINE GUN KELLY。前作から2年足らずでリリースされた

Weather Re:port

昨年1stフル・アルバムを発表した、横浜 町田を拠点に活動するミクスチャー・ロック・バンド、Made in Me.。自由な発想と、異素材を掛け合わせた歪さをポップにエモーショナルに聴かせる5人の1stミニ・アルバムだ。今回はコンセプチュアル

Re:Habilis

横浜/町田発のバンド Made in Me.。ソングライティングを手掛け、歌や強力なラップでも表現する彦、詩的な語りから静寂を鮮やかに打ち破って瞬間的に聴く者の心を奪う声を持ったゆかり、HyperVideo2名義でビートメイカーやアレンジも

One Room Adventure

『Change The World』に続く8枚目のシングル。綿密に作り込まれたサウンドと爽やかなメロディが印象的な表題曲は、TVアニメ"Lv1魔王とワンルーム勇者"のOPテーマとしてオンエア中なので、すでに耳に馴染んでいるオーディエンスも多

(m)orning

12曲、12ヶ月、1ゴールという、メイク・ア・ディファレンス・プロジェクト真っ最中のMAEによる、2年ぶりのニュー・アルバム。今作『(m)orning』の後は、『(a)fternoon 』『(e)vening』と続くという、コンセプチュアル

magdala

Aureoleのリーダーであり、kilk records主宰の森大地と夢中夢のヴォーカリストのハチスノイトによるユニット“magdala”。曲の端々に丹念に織り込ませた音色の数々と、牧歌的かつシンフォニックに響くエレクトロニカ・サウンドはあ

Primary Colours

デビュー・シングル『Rude(邦題:ルード★それでも僕は結婚する)』が全米チャート6週連続1位を記録したカナダ発のレゲエ・ポップ・バンドがお待ちかねの2ndアルバムをリリース。なるほど、リズムはレゲエのバック・ビート主体だが、USのメイン・

Before the Waves

Gotye、PASSION PITを輩出したNEON GOLD RECORDSからリリースされる注目のシンセ・ポップ・バンド、MAGIC MANの1stアルバム。2010年にボストンで結成されたバンドのようだが、すでに完成されたメガ・アーテ

The Runaway

兄弟2組という珍しい構成のバンドTHE MAGIC NUMBERSの3rdアルバム。FRANZ FERDINANDの日本武道館公演ではオープニング・アクトを務めるなどして、その知名度を高めた彼ら。本作は、Björkのサウンドクリエイターとし

MAGIC

悲しいときにはその涙を拭うための優しい歌を、苦しいときにはそれすらも笑い飛ばす陽気な歌を。それがMAGIC OF LiFEというバンドの流儀であることを感じるミニ・アルバム。新しい生活への期待とお節介な"間違い探し"への苛立ちを歌った「陰日

Wanderer

約11ヶ月ぶりのリリースは、2019とちぎテレビ高校野球応援ソング「応援歌」、栃木市マスコット・キャラクター"とち介"イメージ・ソング「大福」を含む、8曲入りミニ・アルバム。前々より取り入れていたストリングスやエレクトロ、EDM要素といった

FOR YOU

約1年ぶりのリリースとなるミニ・アルバムは、8曲入りのラヴ・ソング集。悲しさだけでなく感謝の気持ちが添えられた温もりのある失恋ソング「朝焼けとからっぽ」や、恋が芽生える瞬間を魔法に例えた「魔法にかかる」、闇の中に見えたひと筋の光を歌う荒々し

線香花火/乱舞ランデブー

2017年初作品となる両A面シングル。agehasprings 玉井健二と約5年ぶりにタッグを組み制作されたTrack.1は、当たり前のようで当たり前ではない命に感謝することをテーマにした楽曲で、眩しすぎるくらいの愛が綴られている。彼らの武

X-1A

自身の制作活動以外にも、地元で自主企画フェスを開催したり、Rhythmic Toy Worldとともに世界中の子供たちにおもちゃを届けるプロジェクト・バンド"GIFT MEN"を結成するなど、精力的に活動するバンドの姿がそのまま音楽になって

「はじまりの日々」 / 「スキルフラワー」

劇場版アニメ"弱虫ペダル SPARE BIKE"の主題歌である「はじまりの日々」と、TVドラマ"弱虫ペダル"の主題歌である「スキルフラワー」を収録した豪華ダブル主題歌シングル。どちらの曲もスピード感のあるバンド・サウンドという似た趣を持つ。