Overseas
2018年10月号掲載
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CONVERGEのKurt Ballou(Gt)によるプロデュースで制作された、JOYCE MANORの5枚目のアルバムとなる今作は、レコーディング中メンバーが合宿のように集まって寝泊まりしていたというだけあって、アットホームな雰囲気の温かいメロディに包まれた作品となった。パンク/ハードコア畑とも関係は深いが、全体的にミドル・テンポでポップでシンプル、それでもってエモいインディー・ロックを鳴らしているあたりは、WEEZERとも通じる部分がある。思わず口ずさみたくなるようなコーラス・ワークなど、USインディー好きはもちろん、UKパンクや90s'エモ好きにも刺さる音楽性。派手さはないが、近年のEpitaphを支えるバンドのひとつであることは間違いないだろう。(山本 真由)
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