Overseas
2018年10月号掲載
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POP ETC
ハーフ
Bird Bear Hare and Fishの1stアルバムを共同プロデュース、尾崎雄貴(Vo/Gt)らとの親交も深いものになってきた、Christopher Chu(Vo)率いるPOP ETC。今回は日本のみ(というか日本のファンへのギフトという印象)のリリースだ。前半はまるで目の前の人に向けて歌うような、繊細で機微のあるChrisの歌とアコースティック主体のアンサンブルの曲、後半をニュー・ウェーヴ~ポスト・パンクや煌めくエレクトロニックな要素も光るバンド・サウンドの楽曲で構成。ラストは尾崎雄貴との共作で、アルバム中、最も高揚感とドラマチックな展開を見せる「We'll Be OK」。ボーナス・トラックには同曲の尾崎ヴォーカルVer.や、くるりの「ばらの花」などの英語詞カバーも。Chrisたちの音楽愛と温かな人間性が随所に溢れる。(石角 友香)
前作以降に配信リリースしてきた新曲の数々を、前半は弾き語りに必要最小限の音を加えたアコースティック・サウンド、後半には80sのダンサブルなエレポップ・サウンドとカラーを分けて並べることで、それぞれの魅力を際立たせたPOP ETC名義の3作目のアルバム。そこに日本のみのリリースということで、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」、くるりの「ばらの花」の英語カバー、日本語で歌詞を書いたオリジナル曲「思い出していた (First Try)」、盟友である尾崎雄貴(Bird Bear Hare and Fish/Vo/Gt)と共作した「We'll Be OK」を加えながら、作品全体に不思議と統一感があるのは、作り手の人間性が滲み出ているからだ。絶妙に入り混じる温もり、切なさ、そして儚さは、POP ETCの真骨頂。
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