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DISC REVIEW

Overseas

Barking

これまでの経験に裏打ちされた圧倒的なオリジナリティがあり、冒険的であり意欲的な野心も感じる新境地である。説明不要の御大、UNDERWORLDから約3年ぶりに新作が届けられた。Karl Hyde のヴォーカルを前面に押し出した歌モノが目立つが

Let It Sway

バンド名がやたら長いし、何のこっちゃ分からんな。でも、こんなバンド名を付けておきながら、エリツィン元大統領に特に興味があるわけでもなく、政治的意味もないらしい。そういうノリ一発みたいな感覚は素敵。バンド名から、悪ふざけにも似たひねくれインデ

Die Technique Die!

まるでノイズ・ジャンク・バンドBASTROから、優美で幻想的なGASTR DEL SOLへ移行していったシカゴ音響派の開祖DAVID GRUBBSの世界観のような。もしくは、元THE SMASHING PUMPKINSのギタリストJames

Movement In A Storm

昨年末の来日では素晴らしいライヴを観せてくれたJames Yuillから2ndアルバムが到着。胸を打つアコースティク・サウンドとエレクロ・ビートの融合は更なる進化をみせ、リード・トラックである「Crying For Hollywood」で見

The Entrance Band

グルーヴィで力強いロック・サウンドとサイケデリックで魅惑的なサウンドを持ち合わせたロック・バンドTHE ENTRANCE BANDが日本デビュー。元々フリー・フォークを作っていたバンドのリーダーGuy Blakesleeのソロ・ユニットであ

Siren

PASSION PITやEllie Gouldingの発掘で話題を集めるレーベル、NEON GOLDから新たな刺客、YES GIANTESS!レーベル・カラーとも呼べる激キャッチーなキラキラ80'sサウンドを武器に、とことんフロアをアゲるカ

Tin Can Trust

ルーツであるヒスパニックからラテン、ファンクを咀嚼した骨太なロックで、36年というキャリアを築き上げるLOS LOBOS。この人達を「La Bamba」の陽気なおじさんってだけで終らせちゃ勿体ないんですよ。どっしりと腰の据わったグルーヴと、

ブリティッシュ・ロック解釈

グラミー賞ノミネート・アーティストBettye LaVetteが13曲の名曲を歌いあげる。これって、いわゆるヴォーカル力に定評のあるアーティストが人気ナンバーをカヴァーするっていう、日本にもよくあるヤツでしょ?と思ったあなた。そういった解釈

Made The Harbour

「声から産まれた新たな生き物」とも評され、アメリカ出身ながらUKでも話題の彼女達。メンバーの一人しか音楽経験がない中、少女3人でバンドを結成。3人で歌った時の特別な感覚が彼女達を突き動かした。ブリティッシュ・フォークの音色感じせせる彼女達の

MAYA

「Born Free」のPV、NYタイムズとのあまりに強烈なバトル。このアルバムを前にM.I.A. が振りまいた論争の渦は、とてつもなく大きかった。そんな中で世に出る本作は、多様な音楽性と感情が混在、交錯している。DIPLOやSWITCHを

Losing Sleep

全米においてアルバム発売前にiTunesアルバムチャート1位を獲得したり、日本でもデビューを前にしてFUJI ROCK FESTIVAL' 10の参戦が決定したりと、日本でも注目度が高いバージニア出身の5人組PARACHUTE 。日本デビュ

Barbara

ニューウェイヴを研究し続けるマッドでポップな科学者達が新たな研究の成果を携えて帰ってきた。ニューウェイヴ、ポストパンク・リバイバルの中で登場し、着実に人気を獲得してきた彼らだが、今作からは元RAZORLIGHTのドラマー、Andy Burr

Now It’s Dark

スウェーデンを拠点に活動するSSW、STESO SONGSのデビュー・アルバム。IT’S A MUSICALなどで活動するBobby Babyとのデュオなどで活動をして来た彼女の初作品は、幼い頃から親しんで来たというピアノをベースに作られた

Infinite Arms

03年に解散したシアトルのバンド、CARISSA'S WEIRDのメンバーだったBen BridwellとMat Brooke(現GRAND ARCHIVES)を中心に結成された、BAND OF HORSESの3枚目。SUB POPからメジ

Strange Weather, Isn't It?

今度はどんなヤバイものを作ったんだという期待と興奮で、プレイ・ボタンを押す手にも力が入る。!!!って、そんなバンドの一つでしょ?その期待はあっさりと更新された。音数が整理され、研ぎ澄まされたビートに驚かされる冒頭の「AM/FM」から、もう堪

Crystal Castles

MySpace上で話題を呼び、インディーながら全世界で20万枚以上というセールスを記録、NME の「10年間においてベスト50のアルバム」にも選ばれるなど、多くの話題をさらった前作から約2 年ぶりとなるCRYSTAL CASTLESの2nd

Renegades

前作より2年ぶりとなるFEEDERの7thアルバム。兎に角、キャリア15年はダテじゃないということか。作品ごとによりシンプルになっていく彼らだが、今作もまた然り。現在主流のインディ・ポップ・サウンドとは間逆を行く、骨太なギター・ロックで、攻

Exlovers

イギリスから現れたギター・ポップの新星EXLOVERS、日本初上陸となるミニ・アルバム。5月には出ていたようですが、あまりにひっそりすぎて、見過ごしてました。これまでに7インチ2枚、EP1枚を発表してますが、もうそのエヴァーグリーンなメロデ

Gloves

OPERATOR PLEASEが、さらにポップに間口を広げることによって素晴らしい進化を遂げてみせた。無邪気に跳ね回るやんちゃな高校生だった従妹が、数年後に会ったらすっかり大人っぽくなっていて、無駄にドキドキしたみたいな驚き。YEAH YE

The Rhumb Line

良質な作品はどんなに時が経とうと色褪せない魔力が宿っているもの。08年にリリースされたRA RA RIOTのデビュー・アルバムにはそれがある。チェロとヴァイオリンを活かした作風はARCADE FIREに通じる気品があり、ポスト・パンク的なビ