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DISC REVIEW

Overseas

What It Means To Be Left-Handed

あるサイトのインタビューでMICE PARADEことAdam Pierceは、あなたにとって“美しい”とは何ですか?と質問され、“その質問の答えを僕は知らないと思う”と答えていた。とするとこの不定形ユニットが世界中の音楽をボーダレスに取り入

Everything In Between

前作『Nouns』はなんとあのグラミー賞にノミネートされたNO AGE("Best Recording Package"。アートワーク系の賞ですね)。その『Nouns』と比べると疾走系ナンバーが増加しているせいか、攻撃性はさらに際立った感あ

The Runaway

兄弟2組という珍しい構成のバンドTHE MAGIC NUMBERSの3rdアルバム。FRANZ FERDINANDの日本武道館公演ではオープニング・アクトを務めるなどして、その知名度を高めた彼ら。本作は、Björkのサウンドクリエイターとし

De Fauna Et Flora

イタリアの超ド級スリー・ピース・ポップ・バンドが遂に日本デビュー。THE BEATLESやTHE BEACH BOYSなどの影響が如実に表れた楽曲もあれば、ジャワイアン的なトロピカル要素も見え隠れ。時代と国を股に掛けたポップ・チューンを堪能

Everyone Everywhere

フィラデルフィアを中心に活動する23歳の4人組 Everyone Everywhereのデビュー・アルバム。この音楽がみせてくれたのは、“憧れの時代”への時間旅行。私は彼らとほぼ同い年なのだが、90年代ロックというのは当時小学生だった私たち

We Are The Lost Lovers

憂いを帯びた美しいピアノ、双子のようにお互いに寄り添うKittyとMattのツイン・ヴォーカル、歪んだギター、冷たく響く硬質なビート。デビュー作でありながら、ジャンルを語るのが馬鹿らしくなるほど卓越した表現力は脅威的だ。“破滅的ポップ”とは

Majesty Shredding

昨年EPをリリースし来日公演も行ったSUPERCHUNKから実に9年振りのアルバムが登場。Jim O' Rurkeプロデュース元作られた前作から、メンバーの育児休暇や別ユニットの活動などで休業状態が続いた彼らだが、昨年復活を果たし今年も夏の

Sex With An X

NIRVANAのKurt Cobainが生前敬愛していたことでも有名な、08年に再結成したスコットランドのガレージ・ポップ・バンドTHE VASELINESが、2枚目にして実に21年振りのアルバムをリリースする。絶妙なズレを保つEugene

Familial

"1、2、3、4" ――再生ボタンを押してまず聴こえた彼の囁き声のカウント。魔法が掛かったように、その瞬間から彼の音に落ちていった。RADIOHEADのドラマーであるPhilip Selwayのソロ・デビュー・アルバム。あの巨大バンドを離れ

Sky At Night

マンチェスター出身の3ピースバンドI AM KLOOTが5枚目となるアルバムをリリース。ミュージックビデオに人気俳優を起用し話題になったシングル曲であり、1曲目に収録されている「Northm Skies」はオーガニックでゆるやかな楽曲に仕上

Special Moves / Burning

ライヴに非常に定評がある彼らが満を持して単独ライヴCD+DVDを初リリース。2009年にニューヨークのブルックリンにあるMusic Hall Of Williamsburgで行なわれた3公演から厳選された楽曲と映像を収録している。MOGWA

Butterfly House

THE CORALは60年代のロックを飲み込んで、今風にも聴こえるアレンジで絶妙な"古くささ"を醸し出し、独自のスタイルを確立。そしてギタリスト、Bill Ryder-Jonesの脱退を経て、3年ぶりの新作が到着した。"レコードは自分だけの

ポケットにブルース

良い意味で時代錯誤なサウンドを奏でる4人組、THE BITE。ラジオ風疑似ライヴ盤など、ユニークな作品で話題を集めてきた彼らが遂にファースト・アルバムをリリースする。彼らがかき鳴らす60~70'sを彷彿させる重厚なロックンロールはどこまでも

Croweology

年を重ねるごとに味わいを増す上質なワインのように、奥深きロックンロールのロマンを奏で続けるTHE BLACK CROWES。本作はデビュー20周年を迎えたメモリアル・アルバムであり、そのキャリアを網羅し人気曲で纏めた、全編アコースティック・

Does It Look Like I'm Here?

06年に結成されたアメリカのオハイオ発スリー・ピース・バンドの通産3枚目のアルバム。メンバーは全員20代前半。だがその作り込まれた音の構成は非常に成熟しており、研究に研究を重ねたベテラン科学者の発明品さながらの緻密さを誇る。煌びやかな70年

Revenger

いまや、“ブルックリン”という地名を聞いただけで、“おっ!”と反応する音楽ファンは相当数に昇るかも(笑)。そんな世界随一のミュージック・シティから、面白い素材がまたひとつ登場だ。今年のサマソニにも参戦するTHE DRUMS の「Let's

Past Time

サンフランシスコの女性トリオ、GRASS WIDOWの初のフル・アルバム。デビューEPがVIVIAN GIRLSに絶賛され、7月にはSONIC YOUTHのサポート・アクトとして、ブルックリンのプロスペクト・パークでの野外イべントにも出演が

Gorilla Manor

LA出身のニューカマー。FUJI ROCK FESTIVALにも出演が決定し、某レコードショップでも猛プッシュされていたのでご存知の方も多いかも。海外では今年2月にリリースされ、全米ビルボードでニューアーティスト・チャート3位にランクインす

Before Today

USインディのカルト・アイドルと言われるARIEL PINK。かつては知る人ぞ知る存在であった彼がGIRLSやANIMAL COLLECTIVEに認められついに今作でUKの名門レーベル4AD と契約を結びデビュー。ローファイ・サウンドと基本

Pigeons

アメリカ、ブルックリン発のサイケデリック・ポップ・バンドが待望の日本デビュー盤をリリース。飄々としたギターと、柔らかくあたたかいキーボード。その中に芯を通すようにリズムを刻むベースとドラム。その音にぽっかり浮かぶ、ちょっと風が吹けばどっかに