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DISC REVIEW

Overseas

You're Nothing

不穏で、不機嫌で、鬱屈したこのモヤモヤをどうしてくれようか?答えのない、どうしようもない怒りに翻弄されるような激しさ、思春期性を思わせるもの。しかし、少年たちの蒼き瞳はとても澄んでいるのだ。磨きがかった刃物で切り裂くようなサウンド、言葉、そ

Wandermüde

David Sylvianが2003 年に発表した、高い評価を獲得した作品、『Blemish』を、エレクトロニカなどのシーンでは、『Endless Summer』で一躍ポピュラー・シーンでも名を馳せたChristian FenneszやFO

{Awayland}

デビュー・アルバムがUKインディー・チャート及びアイルランドで1位を獲得し、海外メディアで絶賛されたアイルランド出身のConor J. O'Brienを中心としたバンド、VILLAGERSの2ndアルバムが完成。ギター・サウンドを中心とした

Golden Grrrls

7インチでリリースしていたシングルが耳の早いインディー・ミュージック好きには話題になっていたグラスゴーのギター・ポップ・トリオ・バンド。甘酸っぱさ全開のメロディにちょっとローファイな男女ヴォーカルの掛け合いが最高に気持ちいい良盤!Track

The Afterman:Descension

ビルボード5位を獲得した『The Afterman:Ascension』の第2章となる本作。Track.1「Pretelthal」から宇宙的ともいえるような壮大なアルバムがスタートする。彼らの持ち味であるテクニカルでプログレッシヴな展開と、

The Heavenly Child

Patrick HeaneyとAaron Blombergの2人によって結成されたポスト・ロック・バンド。レコーディングにTHE ALBUM LEAFのJimmy Lavalleが参加していることから、彼らがエクスペリメンタルな音を奏でるこ

Every Weekend

2007年、"ニュー・レイヴ"と呼ばれたブームの火付け役として彗星のごとく登場したHADOUKEN!。若さ故の勢いをそのままパンキッシュなダンス・ミュージックに落とし込み、デビュー当時は異端の存在感を放っていたが、2ndアルバム『For T

Opposites

UKを代表するモンスター・バンドは世界のモダン・ロックを代表するバンドになった。約3年ぶりの新作は、タイトルから察するに"対"になる世界観を持ったキャリア初のダブル・アルバム。作品全体を貫く物語の詳細は不明だが、深遠なムードのイントロダクシ

II

2010年に米ポートランドで結成されたサイケデリック・ポップ・バンド。昨年セルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースし欧米のメディアで高評価を得たが、GRIZZLY BEARやGIRLS等とツアーを回った後、人気レーベルJagjaguw

Fidlar

2009年に結成されたLA出身の4人組ガレージ・パンク・バンド。メンバー全員がLAのスケートボード・シーンに所属しており、歌詞の内容もほとんどがドラッグやアルコール、スケートボードのことについて書かれている。今までに2枚のEPをリリースして

Lost Songs

昨年は実に11年振りの来日を果たしその存在を知らしめた...AND YOU WILL KNOW US BY THE TRAIL OF DEADの新作が待望の国内盤化である。スタジオ作としては通算8枚目、プログレ、ポスト・ロック、ハードにサイ

Mirage Rock

前作では飛躍、そして覚醒を遂げたなら、本作はその貫禄を示す充実作と言える。おや?早くもキャリア最高傑作との呼び声も。アメリカの雄大な荒野を駆け巡る、気高く、美しい白馬のような男たちが帰ってきた。BAND OF HORSES、約2年振りの4t

Innovation In The Dynamics Of Acid

これぞ、社会と常識を逸脱するための音楽。90年代初頭、Aphex TwinやMike Dredなどによって結成されたアシッド・ハウス・クルー、UNIVERSAL INDICATORの、01年にリリースされたミックス・アルバムがボートラ付きで

Bummer Gun

ノルウェー出身のマルチ・アーティスト、MAYA VIKのソロ2ndアルバム。元々はノルウェーで国民的人気を誇るバンド、MONTEEにベーシストとして在籍し、そのルックスからモデルとしても活動するという才色兼備な彼女。前作から短いスパンでリリ

THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION vs ギターウルフ

アリストテレスの言葉を引用する――友情とは2つの肉体に宿れる1つの魂である。THE JON SPENCER BLUES EXPLOSIONとギターウルフとは、まさにそんな関係に思える。ルーツに対する憧憬または純粋な愛情、そして先鋭性を持って

Hummingbird

ロサンゼルスのシルヴァー・レイクを拠点に活動する5人組インディー・バンドLOCAL NATIVESの2ndアルバム。THE NATIONALのAaron Dessnerをプロデューサーに迎え、彼のスタジオでレコーディングされたという今作は、

Cells

SINDEN、HERVEらとともにフィジェット・ハウス・シーンで頭角を表したグループ、MACHINES DON’T CAREとしても活動。2007年以降はUNDERWORLD、Calvin Harrisらのリミックスを手がけたことでも知られ

Integration

かつて自身が在籍したPOCAHAUNTEDを“SADEがP・ファンクに出会った新しいTALKING HEADSのようなもの”と言っていただけあって、サウンドはパッと聴きはどこまでも逃避的かつ神秘的でありつつ、ただ流れずにオルタナティヴな筋が

Mnusic

フランスのTIGERSUSHIからリリースされた『KISS YOU ON THE CHEEK』と日本のEVERY CONVERSATIONからリリースされたアナログが話題になり、FLAKE SOUNDSでリリースの『TUCK SHOP』が大

Collections

デビュー作『Acolyte』で、既にエレクトロ・ロックの寵児というか、10年代ロックのど真ん中に躍り出た感のある彼ら。約3年ぶりの新作では、なんとも大人っぽく、さらにヴォーカル・オリエンテッドなバンドに変化した印象だ。ANIMAL COLL