DISC REVIEW
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緑黄色社会
Shout Baby
大人気アニメ"僕のヒーローアカデミア"第4期第2クールのエンディング・テーマに抜擢されている、緑黄色社会のニュー・シングル。長屋晴子(Vo/Gt)がすうっと息を吸うところからはじまり、"変わりたい"という宣言でサッと終演――そんなオープニングとエンディングの印象深いアレンジに、まずは意志を感じずにはいられない。さらには全編にわたって、力強い歌声と確信的なポップスが響き渡っている。戸惑い願い問い掛ける想いを歌い上げているのに、そう聴こえるのは、彼らの漲る現状が演奏そのものに映し出されているからだろう。カップリングでは、amazarashiの名曲「空に歌えば」を、鋭利なヒリつきはリスペクトとして残すように、スケール感たっぷりにカバー。リョクシャカのコアが見える。
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リリィ、さよなら。
サイドストーリー
キャリア初のデジタル・バンドル・アルバム。これまでのオリジナル・アルバムの特典などで発表してきた音源に、中国の人気SSW 汪苏泷のカバー曲「in my youth」とバンドでリアレンジした「首すじごしのアイラブユー」の新録を収録している。「in my youth」はヒロキ自身が原曲の歌詞の和訳を再構築しているため、原曲の青春観とリリィ、さよなら。の青春観が溶け合った仕上がりに。繊細なヴォーカルにフィーチャーしたアレンジも優しく響く。飾らない等身大の楽曲が多いことに加え、アマチュア時代の代表曲「流星群の降る丘で」、「ナイト・トレイン」、「約束」も収録されているので、ソングライター/ヴォーカリストとしてはもちろん、いち青年としてのヒロキの成長を深く辿れる作品だ。
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挫・人間
ブラクラ
4thアルバム『OSジャンクション』から約1年4ヶ月ぶりとなる5thアルバム。バンドの特色のひとつであるミクスチャー・カオスを見事痛快にアップデートした「ソモサン・セッパ」から、甘酸っぱいメロディとポップネス、ロマンチシズム溢れる「一生のお願い」、豊かなギターの音色が優しく包み込む「電球」、妖しく鋭い緊迫感で禍々しい存在感を放つ初期曲「あてのない女の子」など、音楽性という概念にとらわれることのないバラエティに富んだ楽曲が揃う。各曲まったく異なる個性を放つのにどの曲もバンドの本質が詰まっていて、作品トータルで"挫・人間"を体現するという、非常に理想的な作品。怒濤の伏線回収とも言うべき、洗練された異端が作り出す正統派ロックを体感してほしい。
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Eve
Smile
荘厳なストリングスと軽いビートが不思議と溶け合う「LEO」、心躍るイントロから息急き切るように歌い出す「レーゾンデートル」(直訳すれば"存在意義")、爽やかさに胸を撫で下ろしながら曲名を見てみるとハッとする「虚の記憶」、めくるめく音色とメッセージが押し寄せてくる「いのちの食べ方」......Eveという人は言葉を紡がずには、音を鳴らさずには、生きていけない人なのではないか。そんなことを思うほど、ズシリと響くフル・アルバム。ライヴでハンド・クラップが巻き起こる光景が見える「心予報」、澄んだファルセット・ヴォイスが聴ける「白銀」など、開放的な一面も見られるが、アーティスティックに捻じれたような「胡乱な食卓」がラスト・ナンバーというところに、なぜかホッとする。
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Pulse Factory
ULTRANOVA
大阪発のPulse Factoryの新作は、1stアルバムにして多くの挑戦をした作品だ。ライヴを重ね、自主制作の作品を全国流通し、サーキット・イベントを主催するというバンド発信の活動を真摯にし、それに恥じない熱くスケール感溢れるロック・サウンドや、ユーモアも交えたキャッチーなサウンドを奏でてきたが、今回はバンドという形態にとらわれず、自分たちが想像する音を自由に形にした。派手なエレクトロやEDM、ラップやポップなサウンドまで幅は広がり、また、アンセミックなロック・チューンは、その存在をさらに軽やかさと鮮やかさをもって伝える。臆せずに次なるステップに進んだことをリード曲「Sky's the Limit」で晴れやかに、図太くファンキーに表明しているのが気持ちいい。
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神はサイコロを振らない
理 -kotowari-
なぜ彼/彼女は、そんなに生きづらいのか――テーマやメッセージは全5曲それぞれに違っても、聴き終わったときに残る強烈な印象は、それ。そこに共感が生まれるからこそ、15年結成の福岡出身の4人組ロック・バンドは、こうしてめきめきと頭角を現してきた。9ヶ月ぶりにリリースするミニ・アルバム。いわゆるギター・ロックをアンサンブルの核にしながら、8ビートやギター・サウンドだけに頼っているわけではないことを物語る、多彩なアレンジで差をつける。シンセ・オリエンテッドなバラードとグランジ・サウンド。あるいは、女と男が求めるものの乖離といった、作品の中に仕掛けた大胆なコントラストも聴きどころだ。「揺らめいて候」では四つ打ちに加えファンキーなリズムにもアプローチしている。
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CARRY LOOSE
にんげん
1stアルバムにはバラエティ豊かな曲調で13曲が収められていたが、本作ではその中の"エモくてカッコいい"方向に舵を切ったような印象だ。表題曲「にんげん」は、躊躇する気持ちと、それを奮い立たせて前に進もうとする意志を、疾走感溢れるバンド・サウンドに乗せて歌い上げた1曲。メンバーひとりひとりの顔と、それぞれの歩んできた道のりが思い浮かぶほどのリアリティは、この曲が彼女たちだからこそ歌える曲であることを物語っている。これまで以上に磨きを掛けた、感情が迸るような歌声も聴きどころ。c/w「23:59」の作詞を手掛けたのはウルウ・ルで、前作でも感じさせた彼女の作詞の才がここでも大きく花開いている。一語一語丁寧に紡がれた言葉は、歌詞カードを片手にじっくりと堪能してほしい。
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BiS
LOOKiE
モザイクの掛かったインパクト大のジャケット(とタイトル)が目を引くが、その衝撃度にまったく見劣りしない傑作が誕生した。そんな2ndアルバムの随所から感じられるのは、90年代ミュージックの香りだ。リード曲は「BASKET BOX」。90年代パンク・ロックの匂いを醸し出すサウンドに乗せて"教えてください/ひとをぶつのは悪いことですか?"とまっすぐに問い掛ける言葉を聴いて、自然と自分自身を見つめ直してしまうリスナーもいるのでは? さらに90年代ポップスを想起させる「LOVELY LOVELY」のような曲もあれば、BiSらしいアグレッシヴなロック・チューンもあり。その時代をリアルタイムで生きた、かつてのキッズたちはもちろん、当時を知らないリスナーにもレコメンドしたい1枚。
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STEREO DIVE FOUNDATION
STEREO DIVE
2013年のデビューから約7年──楽曲提供やBGM制作など多方面で活躍しているR・O・Nによるサウンドメイキング・プロジェクトの1stアルバムがついに完成した。どの楽曲もエレクトロニックなサウンドを軸にしつつ、ワイルドなギターを轟かせる「PULSE」や、荘厳なストリングスと獰猛なシーケンスが交互に飛び出す「Blackout」といった重厚感のあるものから、エモーショナルなシンガロングを擁した爽快感のある「Coda」や、瑞々しいダンス・ナンバー「ODSD」といった軽快で心地よいものまで、実にバラエティ豊かな全12曲が収録されている。また、どの楽曲もかなりメロディアス且つ、それを歌うR・O・Nのヴォーカリゼーションもクールで、耳に残るものばかり。
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PENGUIN RESEARCH
Penguin Go a Road 2019 FINAL 「横浜決闘」
PENGUIN RESEARCHが"Penguin Go a Road 2019 FINAL"として、2019年8月10日に横浜文化体育館で行った"横浜決闘"の模様を完全収録(全18曲)した映像作品。テクニカルでダイナミックで華やかな――いわゆるロックの王道でありながら、今の時代においてはある種の異端と言えるような、他にはない独自の立ち位置を誇る彼ら。"なぜこのスタイルを貫いているのか?"、そして、"それがこんなにも支持されている!"ということが今作を観れば解明できる。初のアリーナ公演とは思えない堂々たる立ち振る舞いと楽曲のスケール感。それを大いなる歓喜を持って受け止めるオーディエンス。この幸福な空間を"決闘"と名付けずにはいられないところも彼ららしさなのだろう。
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キュウソネコカミ
ハリネズミズム
結成10周年&ねずみ年という、キュウソにとってWメモリアル・イヤーの幕開けとなる1枚が到着した。今作には新曲に加え、現在は手に入らない1stデモ収録のレアな2曲の再録版も収録。"10年経っても世界は継続"(「適当には生きていけない」)という言葉の重みが増しているものの、スピリットは当時のままであることを示している。そしてリード曲「冷めない夢」からは、彼らにとっての冷めない夢が"キュウソネコカミ"なのだろうと実感。この曲をラストに置くことは、どうしても周囲と比べてしまいがちなSNS世代の心を震わせることに奏功するだろう。今年は"SXSW"出演も発表されているが、ジャケットのハリネズミのように、バチバチと火花を散らし、アメリカでの刺激と戦う姿が目に浮かぶ。
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サイダーガール
SODA POP FANCLUB 3
ユーモアも毒もロマンスも希望も込めた歌詞。ロック・バンドという骨格にストリングスもホーンも躊躇なく取り入れたアレンジ。そういった振り切った面が見られる一方で、爽快感やポップ感――すなわち彼らが掲げ続けてきた"炭酸系"サウンドは揺るがない。つまり、サイダーガールの進化と不変が、華やかに、軽やかに表れた3rdフル・アルバムになっている。まっすぐな歌詞のサビからきらびやかに始まる「クライベイビー」ではなく、SNSやタピオカを"ぱぱぱぱぱぱ/ぱあと生きていたいな"と歌い飛ばす「週刊少年ゾンビ」がリード曲になっているところは、今の彼らの砕けた感じや攻撃性の象徴かも。共感を呼ぶ情景描写や、ライヴで聴きたい遊び心といった、彼らの武器も育ってきている。
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赤い公園
絶対零度
新体制初/レーベル移籍後初シングルの表題曲は、TVアニメ"空挺ドラゴンズ"エンディング・テーマに起用された「絶対零度」。歪んだギターを鳴らす4拍子のイントロから一転して、ピアノの旋律が印象的な3拍子の聴かせるAメロへ、さらにBメロを経て再び4拍子で縦ノリのサビへと予想外に展開し、ドラマチックに静と動が交錯していく。タイトル通りに"絶対零度"の世界の厳しさと美しさを描いたかのようなサウンドと、持ち前のキャッチーなサビメロも生かしたロック・ナンバーに仕上がった。カップリングは、コーラス・ワークと石野理子の歌唱で、深い海に沈み込んでいくような感覚を味わうR&B調の「sea」。ロック・バンドの枠にとらわれずに、彼女たちの世界はどこまで広がっていくのだろうか。
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リーガルリリー
bedtime story
悔しさも悲しみも、美しい瞬間も怖いもの知らずの破壊力も、すべて息ができないほどの"本当"でできている――彼女たちがガールズ・ロックの概念から逸脱しているのはそこに尽きる。海(Ba)が加入後、そしてバンド初のフル・アルバム。MY BLOODY VALENTINEの轟音もNUMBER GIRLの鋭さも真っ青な、たかはしほのかの天性のギターと、ゆきやま(Dr)と海との3人だけのアンサンブルの豊かさ。ロック・バンドがトレンドじゃないなんて言説はこの作品を前に無意味だ。「GOLD TRAIN」での思い出したくない悲しみを抱えて走る疾走感、聴き手の息の根を止めるような歌を作る理由が窺える「ハンシー」など、3人にしか作れない12篇の物語。10代の作品より研ぎ澄まされていることも驚愕だ。
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眉村ちあき
劇団オギャリズム
昨年2019年5月にメジャー・デビューを果たし、6月には目標に掲げていた新木場STUDIO COASTでのワンマンを開催するなど、大きな飛躍を遂げた眉村ちあき。彼女がメジャー2ndアルバムをリリースする。本作も独特のワード・センスが炸裂しており、収録曲のタイトルを見ただけでワクワクさせられる。彼女と言えば変わった歌詞が特徴のひとつだが、今回はそれだけでなく、大切な人への想いを歌った「顔面ファラウェイ」や、日常の切ない出来事を綴った「DEKI☆NAI」など、歌詞がまっすぐで多くの人が共感するであろう楽曲も多く、聴き手に今まで以上に寄り添っているような印象を受ける。メジャー・デビューを経て、彼女の音楽に対する姿勢の変化が感じ取れ、さらにファン層が広がりそうな1枚だ。
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アンテナ
風吹く方へ
讃美歌のように神秘的な「光」で幕を開ける、ANTENAのメジャー1stフル・アルバム。渡辺 諒のファルセット・ヴォイスと、キーボードの浮遊感には、ふわふわとした心地よさがあるが、彼らが提唱しているコンセプトは"ライフソング"。つまり、私たちの生活やリアルを感じられる芯が貫かれているのだ。"酔っ払って寄っかかって 傾いた電車で"というフレーズを、これ以上ないほど美しく歌う「あなたが眠るまで」は、彼らならではだと思う。また、「ごきげんよう」や「入道雲」で、今の時代にかつてのシティ・ポップ感を真っ正面から鳴らしているところも興味深い。さらに、大人になる切なさを"ラララララ"と力強くシンガロングする「風吹く方へ」には、今の彼らの意志が表れていると思う。
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King Gnu
CEREMONY
King Gnuの強すぎる音楽的背景を伴ったポップ・シーンへの確信犯的なブレイク要素は、ヒップホップ並の言葉数を、楽器を弾くような難解で癖になるメロディに乗せる常田大希(Gt/Vo)の作曲/アレンジ能力と、それを歌いこなせる井口 理という恐るべきヴォーカリストが実在することだ。配信サービスで1億回再生を突破した「白日」、アンセミックな「Teenager Forever」、詩的な美しさを湛えた「傘」など馴染みの曲を収めた本作だが、見事なのは、"俺たちの東京ニーゼロニーゼロ"とでも言うべきテンションの上に成り立つ"儀式"がテーマである点。情報量の多さがデフォルトの彼らの作品の中でも歪み系ギターの「どろん」、常田のチェロがこの儀式の方向を示唆するフィナーレの「閉会式」に震えた。
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FABLED NUMBER
ELEXGAME
プロデューサーにSxunを招聘して制作されたミニ・アルバムは、FABLED NUMBER史上最大火力を誇る1枚に! ヘヴィなギターと凶暴なエレクトロニクスをエネルギッシュに畳み掛けていく「Symphonies Of The Dawn」や、猛然と突き進んでいく2ビートを軸にした「After A Storm Comes A Calm」など、どれもキャッチーさは保持しながらも攻撃力が格段にアップしている。「The Sundown」のようなド派手なEDMとラウドなバンド・サウンドを掛け合わせた彼ららしいポップネスに溢れた楽曲もあるが、それでも手触りはかなりハード。これが2ndデビュー作と言ってしまっても過言ではないほど、瑞々しさや野心に満ち溢れまくっている超快作だ。
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宇宙まお
永遠のロストモーメント
アーティスト名から音楽性を想像しづらかったが、本ミニ・アルバムから判断するに、彼女はニュートラルに時代のトレンドもオーセンティックなサウンドも選び取り、人間が追い求めながらも知ることに躊躇する誠実な思いや、日常的(彼女の場合食べ物が多い!)なことの中に含まれるある種の真理を表現していることがわかる。本作では前作でも付き合いのある久保田光太郎(PERIDOTS/Gt)と全面的にタッグを組んだことで、ストレートなギター・サウンドもグルーヴィなファンク調も、オルタナティヴで生音のアンサンブルの豊かさを堪能できる仕上がりに。"JAPAN COUNTDOWN"12月度EDテーマになった「東京」では、街を擬人化した歌詞がリアルでいい。様々な"ある瞬間"を歌と音で立体化する。
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Halo at 四畳半
ANATOMIES
メジャー・デビュー作『swanflight』から1年3ヶ月ぶりとなるフル・アルバム。タイトルに"解剖"や"分析"という意味を掲げた今作は、これまで"人間を人間たらしめるものはなんなのか?"という根源的なテーマに向き合い続けてきたハロが、そのテーマをより深く掘り下げる意欲作になった。人間を"身体"と"心"とに分解したときに見えてくる二面性、あるいはもっと複雑に絡み合う様相を、詩人 渡井翔汰(Vo/Gt)が丹念に言葉で語り尽くす。サウンド面では「イノセント・プレイ」と「蘇生」の2曲で、前ミニ・アルバム『from NOVEL LAND』に続き、出羽良彰をプロデューサーに起用。これまで以上にダイナミックで深遠なサウンド・アプローチに、このバンドの飽くなき探求心を感じた。
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