Japanese
2020年01月号掲載
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アーティスト名から音楽性を想像しづらかったが、本ミニ・アルバムから判断するに、彼女はニュートラルに時代のトレンドもオーセンティックなサウンドも選び取り、人間が追い求めながらも知ることに躊躇する誠実な思いや、日常的(彼女の場合食べ物が多い!)なことの中に含まれるある種の真理を表現していることがわかる。本作では前作でも付き合いのある久保田光太郎(PERIDOTS/Gt)と全面的にタッグを組んだことで、ストレートなギター・サウンドもグルーヴィなファンク調も、オルタナティヴで生音のアンサンブルの豊かさを堪能できる仕上がりに。"JAPAN COUNTDOWN"12月度EDテーマになった「東京」では、街を擬人化した歌詞がリアルでいい。様々な"ある瞬間"を歌と音で立体化する。(石角 友香)
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