DISC REVIEW
Japanese
2020年01月号掲載
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King Gnu
CEREMONY
King Gnuの強すぎる音楽的背景を伴ったポップ・シーンへの確信犯的なブレイク要素は、ヒップホップ並の言葉数を、楽器を弾くような難解で癖になるメロディに乗せる常田大希(Gt/Vo)の作曲/アレンジ能力と、それを歌いこなせる井口 理という恐るべきヴォーカリストが実在することだ。配信サービスで1億回再生を突破した「白日」、アンセミックな「Teenager Forever」、詩的な美しさを湛えた「傘」など馴染みの曲を収めた本作だが、見事なのは、"俺たちの東京ニーゼロニーゼロ"とでも言うべきテンションの上に成り立つ"儀式"がテーマである点。情報量の多さがデフォルトの彼らの作品の中でも歪み系ギターの「どろん」、常田のチェロがこの儀式の方向を示唆するフィナーレの「閉会式」に震えた。
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