DISC REVIEW
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Broken my toybox
Broken my toybox
4人組ギター・ロック・バンド Broken my toybox初のフル・アルバムにして初の全国流通作品が到着した。セルフ・タイトルでありながら"退廃した街、そしてその街の中で生きる人々の物語"で構成されているというコンセプチュアルな本作。その音楽的な幅は広めだが、高田健太郎の手数多めのギターと、藤井 樹(Gt/Vo)のハイトーン・ヴォイスがバンドのアイデンティティを確立させている。この"アイデンティティ"という言葉は、アルバム自体のキーワードにもなっているようで、作品を通して"自分が自分でいるということ"の存在価値を見いだす物語が綴られた。収録順通りに物語を追いながら聴くことで解像度が高まる、アルバムらしいアルバムだ。中でも「バンシーの叫び」の尖った世界観と味付けは秀逸。
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AliA
Me
もはやAliAの名刺と言える、YouTubeで1,500万回再生を突破した「かくれんぼ」を筆頭に、結成から3年間のバンドの歩みが全13曲から感じられる1stフル・アルバム。コロナ禍でたくましくなったバンドを象徴する「天気予報」、"じゃ逃げちゃえよ!"とワイルドにいざなう「まあいっか」、SEIYA(Ba)とEREN(Gt)とTKT(Key)の共作曲「ケセラセラ」など、序盤からバラエティに富んだ流れ。AYAME(Vo)のミュージカルのように突き抜けた表現力と、美しくデコレーションするRINA(Vn)の音色、エンジンを吹かすBOB(Dr)のビートなど、個性豊かなAliAらしさも光っている。ラスト・ナンバー、本音と決意を曝け出すような「Me」が秀逸。
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King Gnu
一途/逆夢
初日で100万人以上動員した"劇場版 呪術廻戦 0"で、物語とともに「一途」と「逆夢」の意味を飲み込んだ人も多いことだろう。つまり、ここからさらにファン層を拡大していくことは間違いない。先行配信された「一途」はスピード感のあるガレージ・ロックを下地に持ちながら、"一途さ"をサウンドやアレンジに昇華したかのごとく、リフもドラム・パターンも圧に耐えながら突破していくような体感をリスナーにもたらす音像に、King Gnuでしか鳴らし得ないパースペクティヴがある。そしてエンディングで、"呪術廻戦"という複雑で矛盾を孕んだドラマに説得力を与えたのが「逆夢」だろう。鍵盤やストリングスを配し、バースやサビも細かにその中で変容。4サビでメジャー・キーに転調する構成はまさにエクスペリメント。
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しゅーず
Night Wander
働きながらシンガーとして10年以上のキャリアを重ねてきたしゅーず。2021年、初めて全曲オリジナルのアルバム『Velvet Night』をリリースし、都会的且つ刹那的な女性目線の歌を、くどさのない声でセクシーに表現できるアーティストとして確かな立ち位置を確立。1stシングルとなる今回は、タイトル・チューンの作曲をGARNiDELiAのtoku(Composer)、作詞はしゅーず自身が手掛け、ダークなエレクトロニックR&Bサウンドに乗せて、挑発的な女性像を歌ってきた彼のレパートリーの中でも、振り切った表現を発揮。他にもポリスピカデリー作詞作曲の洒脱な「Little Rain」、ahamoのオンライン・ライヴ"つながる詩の日"に八王子Pと組んで届けられた「モノクローム//ディストピア」も収録。
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Bye-Bye-Handの方程式
すくーぷ
初の全国流通ミニ・アルバムとなった前作から、約10ヶ月ぶりに到着したニュー・ミニ・アルバム『すくーぷ』。疾走感溢れる「midnight parade」がアルバムの1曲目を華やかに飾り、「ぷらねたりゅーむ」では少年が大人になる過程で抱く葛藤を歌う。同曲をはじめ、切なさの中に大切なものをそっと包み込むような温度を持って展開されていくのが、彼らの音楽の特徴ではないかと感じる。そんな彼らの多面性が表れた、ミドル・テンポの「ふたりのはなし」、洒落ていてジャジーな「雨恋」、イントロのギター・ソロが冴え渡る「ジュウブンノサン」などカラフルな1枚が完成。そしてラストには「FRIDAY」が据えられ、刺激的な恋に憧れる心情を歌うのだが、"あぁ、この曲のためのアルバム・タイトルだったのか"と深く頷ける。
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岸田教団&THE明星ロケッツ
Super Pro Max Ti
1ミリのブレもないままヲタ趣向を発揮し続けるロック・バンド、岸田教団&THE明星ロケッツが、ベスト・アルバム『異世界転生したらベストアルバムでした。』に引き続くかたちで、早くも新しいアルバムを発表した。今作は2021年10月に開催された[LIVE TOUR 2020 "厳かに祭典"]のライヴ音源と、新曲「TRIGGER」からなる全15曲をパッケージしたもの。なお、初回限定盤特典Blu-rayには、2021年4月に行われたイベント"岸田さんがライブハウスでレコーディングする"のドキュメント映像と、「TRIGGER」をレコーディングした際の映像も計172分にわたって収録されるという。メジャーからのリリースとは思えない、相変わらずなヲタ全開のアートワークがまた素晴らしい(褒めてる)。
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私立恵比寿中学
エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して「ちゅうおん」2021
当初予定されていた新体制お披露目ステージが中止になり、現9人体制での初ワンマン・ライヴとなったエビ中秋の恒例イベント"ちゅうおん"を収めたライヴ・アルバム。バンドの生演奏をバックに、純粋に歌を楽しむイベントということで、既存メンバーの声色もいつもよりしっとりと大人びている印象を受ける。桜木心菜、小久保柚乃、風見和香の新メンバー3人の歌声は先輩メンバーのそれに溶け込み、新たなエビ中のユニゾンを堪能することができる。個人的にグッと来たのは「大人はわかってくれない」。この名曲を、少女から大人になったメンバーと、まだ幼い新メンバーとで歌い上げる様が感慨深い。DISC 2には各メンバーのソロでの名曲カバー・パートも収録され、9人の声の成分をそれぞれじっくりと味わえる。
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森 翼
naive
シンガー・ソングライター、森 翼の約13年ぶりのフル・アルバム。これまでにライヴハウスで歌い続けてきた未音源化の楽曲を中心に、弾き語りやバンド・アレンジなどで新たにレコーディングした12曲を収録した。ふたりの危うい関係を描いた「アンフェア」、ダーティなバンド・アレンジに透明感のあるファルセット・ヴォーカルを聴かせる「Blue」、風を切って推進していく8ビート「ぼくにできること」。無駄を削ぎ落したシンプルなアレンジでありながら、一曲一曲に"見せたい景色"が明確にあるのは、長年ライヴハウスで大切に育んできた曲だからこそだろう。"グラスを持つ手を見てふと気づく/親指だけ離せない"と歌う「窓」のように、日常のさりげないひとコマに人生の真理を悟る、気どらない歌がいい。
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anewhite
2000's
2000年生まれのメンバーを中心とした ロック・バンド、anewhiteの1stフル・アルバム。"年上の彼の煙草"に徹底的にスポットを当てながらふたりの関係を描く「カヤ」、幽霊になってしまった恋人の物語「バケトナ」など着眼点が面白く、同音異義語を多用しながらの歌詞表現も特徴的。今作では多彩な楽曲が並んでいて、何を歌っても下品にならないヴォーカルの声質も今後武器にしていけそうだ。2010年代の邦楽ロックがルーツらしく、ピアノも取り入れた4ピース・サウンドから感じるのは、好きな音楽を衒いなく鳴らす純粋さと次を担っていこうという意気。「2000's」で歌われる"憧れは追えないままでいるけど/憧れは終えないままでいるよと"のラインは特に切実だ。
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she9
ハイファイハハイファイ / Dolly
5月の「最強★ピース」、「BPM」、8月の『トライミライ / どうだっていいよ』に続き、立て続けにドラマの主題歌を担当して注目を集めている4人組Z世代ガールズ・バンド、she9のニュー・シングル。ライヴへの片道切符とも言えるような「ハイファイハハイファイ」は、バンドの代名詞でもあるキャッチーさを突き詰めたナンバー。軽快でキュートなコーラスワークを取り入れつつも、重心の低い骨太なバンド・サウンドというギャップも冴える。「Dolly」はジャジーなエッセンスを取り入れたバンドの新機軸。恋愛におけるヒリヒリとした痛さや危うさを、なみだじゅり(Vo)の歌詞が生々しく炙り出す。明と暗に別れたまったく曲調が異なる2曲。そこにジャンルの枠にとらわれないバンドの強みを感じた。
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AIRFLIP
RED
3人体制になっても、その足を止めることなく駆け抜けた2021年を締めくくるタイミングで放たれる、現体制初のフル・アルバム。1曲目の「Mayday」から、AIRFLIPらしい爽快感たっぷりの楽曲を次々に畳み掛けていくが、メリハリを利かせたアレンジメントによって、これまでよりもドラマチックさが格段にアップした。心地よいメロディが力強く耳に飛び込んでくる。クローザーの「New Year's Day」では、煌びやかなディレイ・ギターを押し出したサウンドで新たな挑戦を試みていて、またここからさらなる広がりを見せそうな予感も。バンドのカラーとしても使用している赤色(=RED)をタイトルに掲げ、勇気と希望を真正面から高鳴らしたポップ・パンクに、心も身体も激しく揺さぶられる。
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B.O.L.T
More Fantastic
表題曲「More Fantastic」は、桜井日奈子主演のBSテレ東 真夜中ドラマ"ごほうびごはん"OP主題歌に起用され、SILENT SIRENのサウンド・プロデューサーとして知られるクボナオキが提供。B.O.L.Tらしい疾走感溢れるロック・ナンバーで、料理用語を巧みに取り入れながら恋愛に絡めた歌詞が目を引く、キャッチーでエネルギッシュな1曲だ。"空想よりも現実のほうがファンタスティックだ"という根底にあるテーマも深い。秋田のバンド Hold Out Hopeが提供したカップリングの「Reborn」は、B.O.L.Tが主軸とするポップ・パンクの中でもよりヘヴィなイージーコアをベースに、エレクトロニックな上物が映える。つい口ずさんでしまうエモーショナルなメロディは秀逸だ。
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sumika
SOUND VILLAGE
sumikaが初の作曲合宿を経て完成させたシングル。彼らが今やりたいことを詰め込んだという今作だが、その音を聴いてみると今回の合宿がどれだけ充実したものだったのか窺える。TeddyLoidが編曲を手掛けた「Babel」は、なんとメンバーは楽器を演奏していないそうで、ダークなMVにも度肝を抜かれる、新機軸と言える楽曲だ。また、音の質感やアレンジで曲が持つ物語を精妙に描いたバラード「アンコール」、まっすぐな想いに鼓舞される「一閃」、"結婚する友人"をテーマに小川貴之(Key/Cho)が作曲した「Marry Dance」と、より自由且つ新しい発想で、今一度4人で突き詰めて作り上げた多彩な楽曲を収録。彼らの音楽に対する情熱とチームのいい空気感もパッケージされた1枚である。
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ザ・クロマニヨンズ
もぐらとボンゴ
"SIX KICKS ROCK&ROLL"と銘打ち、6ヶ月連続でアルバムの収録曲を2曲ずつリリースするというバンド史上初のプロジェクトを進行中のザ・クロマニヨンズ。ここまでに発表してきた6曲の毛色が見事にバラバラなあたりに、バンドの器の大きさを感じるが、第4弾となる「もぐらとボンゴ」も変化球だ。大きく手足を振って行進するような豪快なリズム、"ボンゴボンゴボンゴ"と繰り返す野性的なシンガロング。ほのぼのとしたメロディに甲本ヒロト(Vo)が綴った、"道が無いから もぐらは掘った"という比喩からは、勝手に熱い想いを汲み取ってしまう。カップリングにはレゲエとクリスマスのエッセンスが交じり合った「冬のくわがた」を収録。もぐらとくわがた。生きもの縛りのかわいいシングル。
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Nothing's Carved In Stone
ANSWER
否応なしに誰も経験したことのない環境に放り込まれたこの約2年、いや、その前から不変の姿勢で自分たちがやるべきことを探り、試し続けてきたなかで見つけた"答え"なのだろうか。過去を初めて振り返り、その音を最新型に更新したセルフ・カバー盤、配信/有観客ライヴを経ての待望のオリジナル・アルバムだ。オープニングの「Deeper,Deeper」のヘヴィで厚く歪みが効いた音像から、感じてきたものを下敷きに、今を新たな出発地点としてさらに先へ突き進む、強力な気骨が響く。颯爽としたロック・チューン「Beautiful Life」、ドラマチックに胸の奥から聴き手を鼓舞する「Walk」などサウンドの幅は広いが、そのどれもを"ここから共に行こう"という想いがストレートに貫いており、身体の芯を熱くさせる。
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YOASOBI
THE BOOK 2
Ayaseのコンポーザーとしての活躍や、ikuraが既発曲の英語バージョンでヴォーカル表現のレンジの広さを認識させるなど、昨年の驚くべき登場からさらにポテンシャルを広げたYOASOBIが約1年ぶりにEPをドロップ。2ndフェーズの第1弾「怪物」のダーク・サイドと救いを膨大な情報量で行き来するスリル、ハイパー・ラテン歌謡の今日的解釈と呼べそうな「大正浪漫」、ミドリーズの合唱によって、より全世代に自然にアプローチする「ツバメ」など、今年を思い返したとき、リスナーそれぞれのマイ・テーマ・ソングになるほどポピュラーな楽曲揃い。さらに舞台のみで解禁されていた未配信楽曲「もしも命が描けたら」のラテン、レゲエをJ-POPに落とし込んだ複雑なアレンジとメロディは無二の個性だ。
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あいみょん
ハート
11月30日にデビュー5周年を迎え、日本武道館での弾き語りライヴも行ったあいみょん12枚目のシングル。偽装結婚から展開していくドラマ"婚姻届に判を捺しただけですが"の主題歌に書き下ろしたポイントとして、人間の心(ハート)の不可思議さや、丸い部分も尖った部分もあるハートの造形からヒントを得たという歌詞の表現が、ユニーク且つリアル。ローの効いたイントロから新鮮な驚きがあり、フォーキーな持ち味と隙間の多いトレンドの音作りが融合している点でも新境地と言えそう。もう1曲の「森のくまさん」は、牧歌的なアコギやマリンバの跳ねるニュアンスはタイトルのイメージだが、"貴方という森で彷徨って"という歌詞から、なかなか難攻不落な相手なのかも。2曲ともあとから想いが深まる恋の歌だ。
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androp
effector
『cocoon』以来約3年9ヶ月ぶりのフル・アルバム。タイトル"effector"は、それぞれの曲がなんらかの効果をもたらし、聴く人の生活を変える役割として使われてほしいという想いから付けられた。「Moonlight」や「SuperCar」といった煌びやかでポジティヴな色の曲、ネガティヴな感情も露わにする「Know How」、チルで心地よい「Lonely」など全14曲。揺れ動く時代を生きるなかで誰かに言ってほしかった言葉、大切なことに気づかされる鋭い言葉もあり、希望に溢れた思いにも、誰にも言えずに抱えていた暗い気持ちにも寄り添い、心に響いてくる作品だ。革新的なサウンドで聴き手に衝撃を与え続けてきた近年のandropを総括する内容でもあり、2021年必聴の名盤と言っていいはず。
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LACCO TOWER
青春
来年結成20周年を迎えるLACCO TOWERが放つ、"20年積み重ねた青春"を詰め込んだアルバム『青春』。しかし彼らが語る"青春"は、いわゆる"キラキラした青春"ではない。忘れたい過去も苦い思い出も今思い返してみれば青春だった、そんな"今だからこそ感じる青春"が表題曲では歌われている。歌謡曲的なメロディとロック・サウンドが融合した、ラッコらしさを前面に押し出す「化物」から、洗練されたアレンジでラッコの新しい音世界を見せる「雪」まで、20年の軌跡を辿るような楽曲群。きっと彼らは、"綺麗ではないから美しい"この青春を、ジャケットのドライフラワーのように美しいままこのアルバムに閉じ込め、それを胸にまた歩き出すのだろう。彼らの青春はまだまだ終わらない。
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Novelbright
seeker / ワンルーム
穏やかな日々から一転"粉々になった"幸せ、それを取り戻すため僅かな希望を信じ立ち上がる姿が主人公とリンクする、ドラマ"真犯人フラグ"主題歌「seeker」。ドラマ同様スリリングに次々と展開する疾走感溢れるサウンド、決意を込めた力強さと今にも壊れそうな危うさが入り交じる歌声で、Novelbrightの新境地を見せる。一方インディーズ時代の名曲「ふたつの影」の続編「ワンルーム」は、彼らの真骨頂とも言えるラヴ・バラード。"月"をキーワードに、別れたあとも忘れられない切なさとそれでも前に進もうとする姿を描く。そんなダブル・リード曲に加え、爽やかな応援ソング「Designs of Happiness」も収録。曲調は違えど3曲それぞれが誰かの背中を押すメジャー1stシングルだ。
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