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DISC REVIEW

Broken my toybox

4人組ギター・ロック・バンド Broken my toybox初のフル・アルバムにして初の全国流通作品が到着した。セルフ・タイトルでありながら"退廃した街、そしてその街の中で生きる人々の物語"で構成されているというコンセプチュアルな本作。そ

Me

もはやAliAの名刺と言える、YouTubeで1,500万回再生を突破した「かくれんぼ」を筆頭に、結成から3年間のバンドの歩みが全13曲から感じられる1stフル・アルバム。コロナ禍でたくましくなったバンドを象徴する「天気予報」、"じゃ逃げち

一途/逆夢

初日で100万人以上動員した"劇場版 呪術廻戦 0"で、物語とともに「一途」と「逆夢」の意味を飲み込んだ人も多いことだろう。つまり、ここからさらにファン層を拡大していくことは間違いない。先行配信された「一途」はスピード感のあるガレージ・ロッ

Night Wander

働きながらシンガーとして10年以上のキャリアを重ねてきたしゅーず。2021年、初めて全曲オリジナルのアルバム『Velvet Night』をリリースし、都会的且つ刹那的な女性目線の歌を、くどさのない声でセクシーに表現できるアーティストとして確

すくーぷ

初の全国流通ミニ・アルバムとなった前作から、約10ヶ月ぶりに到着したニュー・ミニ・アルバム『すくーぷ』。疾走感溢れる「midnight parade」がアルバムの1曲目を華やかに飾り、「ぷらねたりゅーむ」では少年が大人になる過程で抱く葛藤を

Super Pro Max Ti

1ミリのブレもないままヲタ趣向を発揮し続けるロック・バンド、岸田教団&THE明星ロケッツが、ベスト・アルバム『異世界転生したらベストアルバムでした。』に引き続くかたちで、早くも新しいアルバムを発表した。今作は2021年10月に開催された[L

エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して「ちゅうおん」2021

当初予定されていた新体制お披露目ステージが中止になり、現9人体制での初ワンマン・ライヴとなったエビ中秋の恒例イベント"ちゅうおん"を収めたライヴ・アルバム。バンドの生演奏をバックに、純粋に歌を楽しむイベントということで、既存メンバーの声色も

naive

シンガー・ソングライター、森 翼の約13年ぶりのフル・アルバム。これまでにライヴハウスで歌い続けてきた未音源化の楽曲を中心に、弾き語りやバンド・アレンジなどで新たにレコーディングした12曲を収録した。ふたりの危うい関係を描いた「アンフェア」

2000's

2000年生まれのメンバーを中心とした ロック・バンド、anewhiteの1stフル・アルバム。"年上の彼の煙草"に徹底的にスポットを当てながらふたりの関係を描く「カヤ」、幽霊になってしまった恋人の物語「バケトナ」など着眼点が面白く、同音異

ハイファイハハイファイ / Dolly

5月の「最強★ピース」、「BPM」、8月の『トライミライ / どうだっていいよ』に続き、立て続けにドラマの主題歌を担当して注目を集めている4人組Z世代ガールズ・バンド、she9のニュー・シングル。ライヴへの片道切符とも言えるような「ハイファ

RED

3人体制になっても、その足を止めることなく駆け抜けた2021年を締めくくるタイミングで放たれる、現体制初のフル・アルバム。1曲目の「Mayday」から、AIRFLIPらしい爽快感たっぷりの楽曲を次々に畳み掛けていくが、メリハリを利かせたアレ

More Fantastic

表題曲「More Fantastic」は、桜井日奈子主演のBSテレ東 真夜中ドラマ"ごほうびごはん"OP主題歌に起用され、SILENT SIRENのサウンド・プロデューサーとして知られるクボナオキが提供。B.O.L.Tらしい疾走感溢れるロッ

SOUND VILLAGE

sumikaが初の作曲合宿を経て完成させたシングル。彼らが今やりたいことを詰め込んだという今作だが、その音を聴いてみると今回の合宿がどれだけ充実したものだったのか窺える。TeddyLoidが編曲を手掛けた「Babel」は、なんとメンバーは楽

もぐらとボンゴ

"SIX KICKS ROCK&ROLL"と銘打ち、6ヶ月連続でアルバムの収録曲を2曲ずつリリースするというバンド史上初のプロジェクトを進行中のザ・クロマニヨンズ。ここまでに発表してきた6曲の毛色が見事にバラバラなあたりに、バンドの器の大き

ANSWER

否応なしに誰も経験したことのない環境に放り込まれたこの約2年、いや、その前から不変の姿勢で自分たちがやるべきことを探り、試し続けてきたなかで見つけた"答え"なのだろうか。過去を初めて振り返り、その音を最新型に更新したセルフ・カバー盤、配信/

THE BOOK 2

Ayaseのコンポーザーとしての活躍や、ikuraが既発曲の英語バージョンでヴォーカル表現のレンジの広さを認識させるなど、昨年の驚くべき登場からさらにポテンシャルを広げたYOASOBIが約1年ぶりにEPをドロップ。2ndフェーズの第1弾「怪

ハート

11月30日にデビュー5周年を迎え、日本武道館での弾き語りライヴも行ったあいみょん12枚目のシングル。偽装結婚から展開していくドラマ"婚姻届に判を捺しただけですが"の主題歌に書き下ろしたポイントとして、人間の心(ハート)の不可思議さや、丸い

effector

『cocoon』以来約3年9ヶ月ぶりのフル・アルバム。タイトル"effector"は、それぞれの曲がなんらかの効果をもたらし、聴く人の生活を変える役割として使われてほしいという想いから付けられた。「Moonlight」や「SuperCar」

青春

来年結成20周年を迎えるLACCO TOWERが放つ、"20年積み重ねた青春"を詰め込んだアルバム『青春』。しかし彼らが語る"青春"は、いわゆる"キラキラした青春"ではない。忘れたい過去も苦い思い出も今思い返してみれば青春だった、そんな"今

seeker / ワンルーム

穏やかな日々から一転"粉々になった"幸せ、それを取り戻すため僅かな希望を信じ立ち上がる姿が主人公とリンクする、ドラマ"真犯人フラグ"主題歌「seeker」。ドラマ同様スリリングに次々と展開する疾走感溢れるサウンド、決意を込めた力強さと今にも