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DISC REVIEW

リデルの詩

下北沢を中心に勢力的なライヴ活動を展開する話題の4ピース・ガレージ・ロック・バンドの2ndフル・アルバム。数多くの良質なアーティストを輩出してきた名門primitiveからリリースされる今作には、ユーモア溢れる詩の世界観と切れ味鋭いギター・

【nd】

4人組ロック・バンドpapersyndrome。彼らの1sミニ・アルバム『【nd】』が、タワーレコード限定でリリースされる。読み方は“ヌード”。バンドにとって初音源である本作は、かき鳴らされる轟音に潜む精神性、衝動が爆発し、サディスティック

Helloes

2011年に結成された、都内を拠点に活動する4ピース・バンド、Helloesの1stアルバム。基本となるのは、恐らくメンバーの原風景なのであろう00年代ギター・ロックを消化したサウンドで、そのメランコリックなメロディと孤独や倦怠感を滲ませる

GIFT

神秘的で壮大なサウンド。漂うノスタルジア。このバンドはぶれない。THE NOVEMBERSを説明して欲しいと言われたら、まず初めに、日本が誇るシューゲイザー・バンドだ、と私は言うだろう。だが、それは前作までの彼らについて語る場合だ。今作はそ

ミスターシティポップ

2009年にかせきさいだぁとしての活動を再始動し、昨年は13年振りとなる3rdアルバム『SOUND BURGUR PLANET』をリリース。そして早くも新作が完成。『ミスターシティポップ』というタイトル通りシティ・ポップ感満載の今作は、オー

HELLO GOODBYE

九州は大分県にて結成された4ピース・オルタナティヴ・ロック・バンドの記念すべき1stミニ・アルバム。踊れるダンス・ロックをベースにしながらも、60年代サイケデリックから昨今のガレージ・ムーヴメントに至るまでの幅広いジャンルをバランスよく飲み

COSODOROKITSUNE

2002年に結成以来、コンスタントに活動を続け、“死んだ僕の彼女”などと、日本のシューゲイザー・シーンの第2世代と呼ばれている少女スキップの1stフル・アルバム。キャリアのあるバンドの最初の音源だが決して気張らず、バンドの淡く儚いノイズと郷

珊瑚

高知から突如として現れた“謎”のバンド宇宙人の、デビュー2作目となるミニ・アルバム。今作がどんな作品かと一言で述べるとしたら“面白い作品”としか言えないんじゃないかと言えないくらいヴァラエティ豊かな楽曲が詰まっている。Track.1の「もの

GOOD BYE SULKY DAYS EP

活動休止中のOCEANLANEの直江慶(Vo/Gt)つばきの小川博永(Ba)数々のバンドやアーティストのサポートをしてきた河野瞬(Dr)で結成された3ピース・バンドの1stミニ・アルバム。Track.1の「Nowhere Boy」から今まで

Roots & Routes

80'Sシンセ・ロックやシティ・ポップスの淡い郷愁感をまといつつも、タイトなバンド・サウンドですっきりと聴かせるアルバム。前作『稲川くん』は、メンバー脱退を経て4人で新たに走り出した作品であり、衝動的で、ふんだんに入ったシンガロングで士気を

Baby, It's Cold Outside

"ルーツを感じさせる音楽を作りたい"とフロントマンの尾崎雄貴が以前語ってくれた。だがそれはとても難しいことで、影響を出し過ぎると、既存の音楽の焼き増しになってしまう。だがその"自らの根源"ほどきらきらした純粋な思いが込められたものはないだろ

DAY

もし君が10代~20代前半の若者ならば、とにかくこのアルバムを手に入れて、夜中にヘッドフォンを着けて爆音で聴いてみるべき。そして聴き終えたら、静まり返った夜の街を散歩して、頭の中に残る音と言葉を脳内でリフレインさせるといい。するとこの世界が

DROP

これは面白い。2004年結成の新潟出身4ピース・バンドの1stシングル。Track.1「コースのないレース」がわりとストレートなギター・ポップなので、この路線のバンドなのかと思ったが、Track.2「シロップ」はメロディとビートが絡まり合い

宿題が終わらない

神奈川県出身の軽音楽部の女子3ピース・バンド。現役女子高生のバンドというだけで、なんだか甘酸っぱい気分になってしまうし、「宿題が終わらない」はそんなイメージを裏切らない。シンプルだが王道ロックなギター・リフ、口ずさみやすいメジャーなメロディ

ourseason

静岡を中心に活動するherpianoの実に5年ぶりのリリースとなった2ndアルバムがリリース。このアルバムは秋に差しかかり、風の冷たさを感じ始めるこの季節に聴くにはあまりに眩しくて儚く暖かい楽曲が詰まっている。優しくて淡いメロディはいつまで

HO17

既に全国的な知名度を誇る実力派4人組ポップ・ロック・バンドの3rdフル・アルバム。その内容は直球でキャッチーなロック・アンセムがこれでもかと詰め込めこまれた、勢いに満ちた出来となっている。冒頭を飾るリード・トラック「Is This Love

ハートに火をつけて

来年バンド結成9周年を迎える9mm Parabellum Bulletが、既にライヴでも披露している「ハートに火をつけて」を表題曲にした4曲入りシングルをドロップ。やわらかさと鋭さを兼ね揃える1分40分のラヴ・ソング「Scream For

Simulated reality

大阪を中心に活動する4人組ロック・バンドのメジャー・デビュー・アルバム。ザ・ビートモーターズやTHE UNIQUE STARとのスプリット・ツアー等で既にご存じの方も多いと思うが、その特徴はシンセやコンピュータを使わないエレクトロ・サウンド

ラブレスレター

話題の若手5人組ロック・バンドSuck a Stew Dryの2ndミニ・アルバム。どこか熱い気持ちを内に秘めたような鼻にかかるシノヤマコウヘイ(Vo/Gt)のヴォーカルと、一聴しただけで心に染み渡っていくメロディが非常に秀逸な作品である。

LEMONADE

小さい頃から音楽が大好きで、英国や米国のリズム&ブルースやロックンロールを聴き続けてきたのだろう。彼らの楽曲を聴いたらそう思わない人はいないのではないか。それ程トラディショナルなロックンロールを追求し続け、今作もそこからは一瞬たりともぶれて