DISC REVIEW
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大阪出身、メロディック・パンクをベースにしたキャッチーかつ疾走感のあるサウンドと誰もが共感し、心を揺さぶる歌詞を武器にファンを増やしてきたBUZZ THE BEARS。彼らがシングルとしては初となる作品をリリース。表題曲である「ダーリン」は
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元GOLLBETTYのG-YUNcoSANDY率いる紅一点ロック・バンド、トライアンパサンディ。昨年12月に開催された下北沢SHELTERでの初ワンマンも大盛況だった彼女たちのデビュー作が完成した。バンド名は▲+&(トライアングル+アンパサ
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日英独仏にてリリース、初ライヴはロンドンにて開催など、海外進出が大きなトピックとなっているRADWIMPS野田洋次郎のソロ・プロジェクト"illion"。初作品『UBU』は野田洋次郎というひとりのアーティストの音楽的才能がとめどなく溢れる荘
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アルバム『ランドマーク』から約半年のインターバルでリリースされたシングルは、映画『横道世之介』の書き下ろし主題歌。長崎から上京したばかりのお人よしの大学生である主人公とそれを取り巻く青春物語である『横道世之介』ワールドに寄り添うあたたかいナ
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大阪在住の3ピース・バンド。“ひまわり畑”となんともゆるい名前だが音も“最新型希望的ミュージック”と銘打たれるほどに優しい。ただ関西ゼロ世代の音を消化したようなサイケデリックさと、ロックのヒリヒリした部分はしっかりと持ち合わせている。Tra
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cinema staffのダブル・シングルのうちの1枚である『西南西の虹』は4曲入り。タイトル・トラックは昨年からライヴでも演奏されているが、音源で聴くと鋭利な部分だけではなくそこから生まれる優美さがより浮き彫りに。両極端なものが自然と地続
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cinema staffがシングルを2枚を2222枚完全限定で2月20日に同時リリース。そのうちの1枚である『小さな食卓』はCDに同曲を収録。タイトルとLOSTAGEの五味岳久が描くジャケットにもあるように、"食卓"をテーマに歌った同曲。何
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昨年夏にリリースされた1stフル・アルバム『Quit or Quier』はオリコン・インディーズ・チャートで見事1位を獲得し、初となるワンマン・ツアーも成功させたWHITE ASHからヴァレンタイン・デイにニュー・シングルが届いた。タイトル
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2011年の閃光ライオットでファイナリストにも選出された、2010年結成の4ピース、或る感覚の1stアルバム。そのサウンドは、ジャキジャキジャキと高速で刻まれるポスト・パンク的なカッティング・ギターと、後期ナンバーガールを思わせる和製メロデ
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2012年1月に結成された、青森県弘前市を拠点に活動する5人組インスト・ロック・バンド、サヨナライツカ。辻仁成の小説タイトルから取られたであろうバンド名も目を引く彼らの初全国流通作品。1曲の中での展開はスピード感のあるカット割の映画を見てい
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奈良県出身のロック・バンド、ワッツーシゾンビのニュー・アルバム。再生ボタンを押した途端の大音量。そして、ヴォーカルが叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!のっけから熱量は最大。そして、その熱も冷めやらぬうちにTrack.3に収録されているのは電気グルーヴの名曲
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デビュー・シングル「春夏秋冬」で2010年12月度FMパワープレイを42局獲得し、歴代女性アーティストとしての史上最多獲得記録を更新したNIKIIEの2ndフル・アルバム。伸びやかで透明感のある声自体の魅力は勿論のこと、前作と比べて遥かに表
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前作『COLOR』より2年3ヶ月ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。ジャケットのデザインやアーティスト写真からもわかるようにヴィジュアルのイメージを一新し、そのサウンドも彼女たちの原点であるスカは勿論ベースにあるが、レゲエ色の強い「ラブ・ラ
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デビュー前は日本発のチルウェイヴ・バンドとしてPitchforkやFADERといった海外メディアにも取り上げられたHOTEL MEXICO。東京のレーベルCuz Me Painとの共同企画も定期開催する彼らを、チルウェイヴ以降の欧米のインデ
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男女ツイン・ヴォーカルのスリー・ピース・バンドFOUR GET ME A NOTSの約1年半ぶりとなる3rdアルバム。彼らの持ち味といえる疾走感溢れるグッド・メロディと、このバンドの専売特許である石坪 泰知(Vo/Ba)と高橋 智恵(Vo/
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新潟上越から登場した3ピース日本語ロック・バンド。ギター・ヴォーカルの椎木知仁を中心に結成され平均年齢20歳の彼らは、高校生の頃から新潟にてクリープハイプやグットモーニングアメリカ等数々のバンドのツアー・サポートを務め評価を高めていく。そし
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前作、そして去年のEPを経て、クラウト・ロックやインダストリアル・ロックを参照することで0.8秒と衝撃。の音楽的個性となった暴力的なビートは、本作でも健在。だが、それは今までのように周囲に対する違和感や怒りを表現するためのものではなく、リス
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昨年メジャー・デビューしたドラム・ヴォーカリスト、シシド・カフカの2ndシングル。タイトルにも"音楽"と掲げられた表題曲は、内なる激情を匂わすクールな楽曲だ。低音ヴォイスで幕を開ける序盤からサビに繋がるメロディの駆け上がりはとてもしなやかで
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