Japanese
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前作『COLOR』より2年3ヶ月ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。ジャケットのデザインやアーティスト写真からもわかるようにヴィジュアルのイメージを一新し、そのサウンドも彼女たちの原点であるスカは勿論ベースにあるが、レゲエ色の強い「ラブ・ラ・ラバーズ」、キーボードやサンプリングを多用した「それは勝手な理論」など、今までにはなかった新しいORESKABANDを感じることができる。ロック、ジャズ、ファンク、レゲエ、ソウルなど、ありとあらゆる現代音楽の要素を取り入れた今作は、ミニ・アルバムというコンパクトな箱の中に、色とりどりの楽曲を詰め込んだ贅沢な玩具箱だ。その箱を一度開ければ、鮮やかでアグレッシブな楽曲の数々に夢中になり、時間を忘れて楽しむことができるだろう。(石井 理紗子)