DISC REVIEW
Overseas
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TRAILS AND WAYS
Pathology
2012年に結成されたカリフォルニアの男女4人組 TRAILS AND WAYS。名門インディー・レーベル"Barsuk Records"からのリリースとなる今作は、DEATH CAB FOR CUTIEやRA RA RIOTといった諸先輩らと同じく奥底にメランコリアを湛えた、肉体的且つオーセンティックなサウンドが特徴的だ。「Skeletons」、「Mtb Tune」、「Jacaranda」を始めとする、PASSIONPITに比肩する高密度のシンセ・ポップが立て続けに並び、胸が躍らされる。さらにFOSTER THE PEOPLE的なひねりの効いたポップネスの冴える「Downright」、アーバン・メロウ且つどこか神秘的な「Terezinha」なども収録。2015年度シンセ・ポップ大本命的1枚。
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CHON
Grow
サンディエゴのポスト・ハードコア・バンド、CHON。彼らが結成から7年、ついにリリースしたデビュー・アルバム。エモ・プログレ・インスト・バンドと言われている彼らは今後、Sumerian Recordsのメタルコアではなく、プログレ部門(?)を代表する存在になるのだろう。いや、ギターによる華麗な速弾きを軸にしたジャズの影響が色濃いプレイはプログレというよりももはや現代のフュージョンという言葉の方がふさわしいかもしれない。プログレという言葉から連想する難解さはここにはない。また、演奏の熱がぐっと上がる瞬間もあるとはいえ、エモやハードコアの名残も皆無だ。「Can't Wait」と「Echo」という2曲あるヴォーカル・ナンバーもリラックスした歌がリスナーを誘うのは和みの境地。実に心地いい。
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KINSKI
7 (OR 8)
1998年にシアトルで結成された轟音ポスト・ロック・バンドの7枚目のアルバム。SUB POPからKILLROCK STARSに移籍してから2枚目のリリースとなる。ヴォーカル入りの「Flight Risk」、アコギの音が鮮烈な「Powder」など、一本調子なようでいて曲調は意外と多彩。基本的にインストなのだがいわゆる楽器だけで世界を構築していこうというよりは、ヴォーカルを抜いたトラックを聴いているという感じで、こういうバンドはちょっと珍しいのでないだろうか。ノイズ・ギターと割れそうなベース音がまさに轟音の壁となって立ちはだかるようなサウンドは、CDで聴くと妙に心地良さを感じてしまうのだが、ライヴではきっとこんなもんじゃないんだろうなと思う。
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THE OLD CEREMONY
Sprinter
Django Haskins率いるアメリカ・ノースカロライナ州出身の5人組ポップ・ロック・バンドの6枚目となるアルバム。軽快な弦楽器の音で始まりながらも緊張感のある表題曲「The Sprinter」から、「Magic Hour」「MissionBells」といった曲や物語が終わっていくようなエンディングの「Go Dark」まで、各楽器が醸し出す妖しげなムードと耳触りの良いヴォーカル、徐々に熱を帯びていく演奏は秀逸。若干曲の展開にワン・パターンさは感じるものの、いろいろな楽器のアンサンブルを楽しみつつライヴ感のある音楽を聴きたい方、BELLE AND SEBASTIANなどがお好みの音楽ファンにはおすすめしたい。R.E.M.のベーシストとして知られるMike Millsがヴォーカルとベースでゲスト参加している。
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SILVERCHAIR
Frogstomp: 20th Anniversary Deluxe Edition
オーストラリア出身のオルタナティヴ・ロック・バンド、SILVERCHAIRが1995年に発表したデビュー・アルバム『Frogstomp』の発売20周年を記念した最新リマスター盤とライヴ音源等収録のボーナス・ディスク付き完全生産限定盤。今作発表時、弱冠15歳という年齢からアイドル的な扱いをされる向きもあった彼ら。極限まで歪ませたヘヴィなギターが演奏の粗さをカバーしていなくもないが、ライヴ音源を聴けばグランジ・ムーヴメントの終焉と共に変わっていった彼らの、その瞬間にしか出せない瑞々しい感性の爆発に心動かされるはず。爆音インスト・ナンバー「Madman」のヴォーカル・バージョンなどレア曲も収録。
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THE STRYPES
Little Victories
2年前、R&Bの影響が色濃い、いわゆるビート・ロックを演奏していた4人組がここではグルーヴィなロックを奏で始めている。それはメンバーが最近聴き始めたヒップホップの影響に加え、この2年間、さまざまな経験をしながら受けてきたいろいろな刺激を、曲作りや演奏に反映させた結果に他ならない。それがオリジナリティのアピールに繋がった。アイルランドの若き4人組、THE STRYPESによる2作目のアルバム。アルバムからの1stシングル「Get Into It」を始め、ダンサブルになったサウンドは、より多くのリスナーに訴えかけるに違いない。メンバーたちはまだ平均年齢18歳。ここで見せつけた成長を考えると、本当に楽しみなのはここからだ! 思わず、そんなことまで期待させる充実の新作だ。
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SMALLPOOLS
Lovetap!
シンセ・ポップがUSインディーのひとつの代名詞だった時代は遠くになったもんだと思わせるほど、今、その要素はエンターテイメントとしてすっかり定着したことをこのSMALLPOOLSのあまりに的確なビート感や掴みまくりなメロディ・センスに実感することしきり。いい意味でレジャー・ミュージックと言いたくなるとっつきやすさ、ヴォーカルの強さ、シンセ・ポップでありつつバンド・サウンドもなかなか屈強な彼らは、今夏出演するサマソニも大いに沸かせそう。先駆的存在であるPASSION PITや、大きく成長したFOSTER THE PEOPLEに共通するサウンドや楽曲構造を持ちつつ、曲によってはMTV世代さえ巻き込むようなポピュラリティも。邦楽ダンス・ロック好きもすんなり入れるはず!
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Brandon Flowers
The Desired Effect
THE KILLERSのフロントマン、Brandon Flowersが、5年ぶりとなるソロ・アルバム『The Desired Effect』をリリース。MADONNAやVAMPIRE WEEKENDらのプロデュースを手掛けるAriel Rechtshaidとの共同制作となった今作は、Bruce HornsbyやTony Levinら豪華ゲスト陣も参加している。煌びやかで安定したサウンドのうえには彼の伸びやかな歌声がよく映え、『The Desired Effect』(=望み通りの効果)の名の通り、彼が描く夢や理想を音楽化したようなポジティヴで聴き心地のいい楽曲が連なっている。シンフォニックな響きはまどろむ日差しのような優美さを携えており、ステレオから流して全身で浴びたくなるような包容力のある快作。
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Jamie xx
In Colour
FKA TWIGSやSBTRKTなど先鋭的なアーティストを輩出しているXL Recordings傘下の人気レーベル"Young Turks"の急先鋒、THE XXのメンバー兼プロデューサーでもあるJamie xxのソロ・デビュー・アルバム。インディー・ロックとダンス・シーンをつなぐ存在として、ソロ・ワークとしてはこれまでにAlicia Keys、Rihannaらをプロデュース、リミキサーとしてAdele、RADIOHEADなどを手掛けてきた彼の注目の作品はイケイケなクラブ・サウンド「SeeSaw (featuring Romy)」、ミニマルな「Obvs」など個人的嗜好がうかがえる多彩なダンス・トラックの他、先行両A面シングル「Girl」「Sleep Sound」ももちろん収録。THE XXファンのみならずクラブ・カルチャーを愛するリスナー必聴のアルバム。
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HUDSON MOHAWKE
Lantern
FLYING LOTUSとともに現在のWARP RECORDSを支えるHudson MohawkeことRoss Birchard。デビュー当時、"新世代のビート・メイカー"と謳われたDJ/プロデューサーが6年ぶりにリリースするこの2作目のアルバムで挑むのは、ビート・メイカーというレッテルに止まらない、さらに刺激的でありながら、Antony Hegarty(ANTONY & THE JOHNSONS)、Miguel、Jhené Aikoら現代のソウル・シンガーたちの歌を通してより多くの人に繋がることができる新たな世界観。エレクトロニカとR&Bを股に掛けたその挑戦は、今現在のミュージック・シーンで最も斬新なもののひとつに違いない。日本盤にはMacbook AirのCMで大きな話題を呼んだ「Chimes」がボーナス・トラックとして加えられている。
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FATHER JOHN MISTY
I Love You, Honeybear
FLEET FOXESの元ドラマーでヴォーカリストのJosh Tillmanによるソロ・プロジェクト名義FATHER JOHN MISTYの2nd アルバム。前作に続いてJonathan Wilsonが共同プロデューサーを務めた今作はあたたかいアコースティック・ギター、生ドラムの音色を中心に幾重にも重ねられたサウンドとコーラスが60年代テイスト満載。かと思えばTrack.3ではキラキラなエレクトロ・サウンドに乗せたソウルフルなヴォーカルで驚かせ、続くTrack.4ではオールディーズ調なバラードで絶妙なストリングスとコーラスのアレンジを聴かせ、一瞬たりとも飽きさせない。Pitchforkの"Best New Track"を獲得したTrack.9は"奴らが俺に与えたのは ムダな教育と 立派な家のサブプライムローン"と歌うくだりでテレビ・ショーの観客のような笑い声が入るシニカルさを発揮している。
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MARMOZETS
The Weird And Wonderful
今年の"SUMMER SONIC"の要注目アクトがついに日本デビュー。本国イギリスでは昨年9月にリリースされているが、来日をきっかけに今1度、脚光を浴びることは必至。紅一点シンガー、Becca Macintyreを擁する2007年結成の5人組。何はともあれ、ド迫力のシャウトと憂いのある歌声を使い分けるそのBecca嬢の圧倒的な存在にノックアウトされちゃって欲しい。彼女の歌を聴き、何にも感じないロック・ファンはまずいないんじゃないか。流行りのメタルコアとは違い、ポスト・ハードコアの流れを汲みながらブリティッシュ・ハードロックの芳しさ(?!)がぷんぷん感じられるところも個人的には大歓迎。プロデューサーはHUNDRED REASONSの元ギタリスト、Larry Hibbitt。懐かしい名前を久々に聞いた。
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LONGFELLOW
Remedy
Track.1「Where I Belong」を聴いて、THE XXの名前が頭をかすめた。今作『Remedy』は、デビュー・アルバムを控えた南ロンドンの5人組LONGFELLOWの4曲入りEP。そういえばTHE XXも南ロンドン出身のバンドだなとふと思った。シルキー且つ流麗なヴォーカルとエレクトロともR&Bともつかないバンド・サウンド、そしてメランコリックな音像など、たしかに共通項は多い。ただ彼らと異なる点があるとすれば"スケール感"であろうか。密で湿っぽいサウンドというよりは、広がりと生命の躍動が彼らの音からは感じられる。Track.3「Fabric」とTrack.4「Chokehold」の緻密に作りこまれた丁寧なトラック、白人が歌うソウル特有の気だるくもエネルギーのこもったヴォーカルに、まだ見ぬ大器の片鱗を感じる。
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THE VACCINES
English Graffiti
前作から3年ぶりのリリースとなる3作目のアルバム。シンセやピアノも使って、ディスコ・ナンバーやピアノ・バラードにも挑戦しながら、ここで彼らが追求しているサウンドは、脱ギター・ロックというよりもむしろ、スタジオにおけるサウンド・メイキングをとことん試した結果と受け止めるべきかもしれない。ノスタルジックなロックンロール・ナンバーが持つ魅力は変わらない。しかし、THE FLAMING LIPSなどで知られるDave Fridmannと主にダンス・ミュージック畑で、いい仕事をしているCole M.G.N.をプロデューサーに迎え、彼らとレコーディングにおけるギミックを存分に使いながら作り上げた新しいサウンドはTHE VACCINESの音楽にロックンロールのひと言には収まりきらない深みを加えている。
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IMAGINE DRAGONS
Smoke + Mirrors
2012年のデビュー・アルバム『Night Visions』が全世界で400万枚の大ヒットとなったアメリカのロック・バンドの待望の2ndアルバム。すでに海外ではリリースされアメリカ、イギリスで初登場1位を獲得している。Track2.「Gold」の実験性や混沌としたグルーヴをスタジアム・レベルでやられたら興奮間違いなし。「Smoke And Mirrors」や1stシングル・カット曲「I Bet My Life」ではヴォーカル、コーラス・ワークの秀逸さもあってスケールの大きな音像を広げている。そうした曲が続くだけに「It Comes Back To You」「Dream」のシンプルなメロディに惹かれるのだが、後半からはやはり大仰なアレンジが入り込んでくるのが良くも悪くもこのバンドの個性かも。
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ASH
Kablammo!
"最後のアルバムとなる"と宣言した前作『Twilight Of The Innocents』のリリース以降も、"1年間、アルファベットの各文字のシングル曲を2週間毎に発表していく"という前代未聞の企画"A-Z Series"によりクリエイティビティを発揮したASH。8年ぶり、通算6枚目となる彼らのニュー・アルバムは、2分半足らずのパワー・ポップ「Cocoon」から始まり、ストリングスの音色が甘くも儚いアンセミックなナンバー「Moondust」、ダンサブルな四つ打ちビートを軸に展開される「Go! Fight! Win!」、90'sの懐かしさ漂う「Shutdown」やカレッジ・ロックな「Dispatch」など名曲揃い。多彩でありながらも、ひとつの作品としてまとまりがあり、アルバムというフォーマットの魅力を再認識できる1枚。
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THE VIEW
Ropewalk
00年代のロックンロール・リヴァイヴァルの波を追いかけるように現れ、デビュー・アルバムがいきなり全英No.1に輝いた4人組。今年、結成10周年を迎える彼らが3年ぶりにリリースする5作目のアルバム。曲の良さを、ギターをかき鳴らさずに伝えようとしたらソウル・ミュージックの影響が浮き彫りになってしまったなんていう前半から一転、後半はエキセントリックなアレンジのロック・ナンバーをたたみかけ、ぐいぐいと盛り上げる。その落差に驚かされながらブリティッシュ・ロックの伝統と胸を焦がすような感覚が随所に感じられるところは、やはり彼らならでは。そういう作品のプロデューサーがTHE STROKESのAlbert Hammond, Jr.とTHE STROKESのプロデューサー、Gus Obergというところも面白い。
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Steve Aoki
Neon Future Part.2
ご存知、世界No.1人気DJにして、人生を謳歌する達人、Steve Aokiのニュー・アルバムは昨年リリースしたメジャー第1弾アルバムの続編だ。ダンス・フロアを盛り上げることを意識した前作の延長でエモーショナルな表現を追求したという今回も数々のヴォーカリストをフィーチャー。EDM作品として楽しめるものになっているが、話題は何と言っても、2013年の"SUMMER SONIC"で共演したLINKIN PARKとのコラボレーションが再び実現したTrack.5「Darker Than Blood」とWEEZERのRivers CuomoをフィーチャーしたTrack.11「Light Years」の2曲。EDM?自分には関係ないと思ったロック・ファンも聴き逃せない。ともにエモーショナルなヴォーカルの魅力を堪能できるものになっている。
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BLACK RIVERS
Black Rivers
マンチェスターの3ピース・バンド、DOVESのメンバーである双子のJezとAndyのWilliams兄弟によるユニットのデビュー・アルバム。2010年から活動休止している本隊DOVESをNoel Gallagherがお気に入りバンドとして挙げている通り、先日来日公演を行ったNOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDSのイギリス、ヨーロッパ・ツアーにも帯同している彼ら。今回のリリースもNoelが携わるレーベル、Ignition Recordsからということで期待のほどがうかがえる。Track1.「Diamond Days」から始まるアルバムは『Heathen Chemistry』期のOASISを彷彿とさせると同時に、UKロックの歴史を紐解きたくなる"王道の憂い"とサイケデリックに彩られている。THE BEATLESよりもTHE KINKSが好きという方にオススメしたい。
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CURTIS KNIGHT & THE SQUIRES feat. JIMI HENDRIX
You Can't Use My Name The Rsvp Ppx Sessions
Jimi Hendrixがキャリアの最も初期にギタリストとして参加していたグループCURTIS KNIGHT AND THE SQUIRESの、Jimiが参加した1965年から1967年の音源をまとめた初オフィシャル音源集。曲はほぼCurtis Knightが書いたオリジナルだが、どことなくJimiの曲っぽい「Fool For You Baby」などは実は何かしら関わっているのでは? Jimiも数曲書いており、フリーキーなインスト曲「No Such Animal」「Knock Yourself Out」「Station Break」などを聴くことができる。割れたギターの音とリフを繰り返すオルガンによる「Hornet's Nest」が狂っていて最高。ルーツ・ミュージックの模倣で満足できないJimiの才能がすでにはみ出していることがわかるアルバムだ。
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