DISC REVIEW
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2008年結成、都内を中心に活動中の4人組バンド、ヤーチャイカの約1年振りの新作。タイトルの"ふぁるすふろむあばゔ"には"過ちや馬鹿馬鹿しさが空から降ってくる"という意味が込められており、その要素を音と言葉で様々な部分に散りばめ、フロントマ
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0.8秒と衝撃。の、今年2作目となるフル・アルバム。制作開始当初、石野卓球『BERLIN TRAX』から影響を受けたというこの作品は、アルバム・タイトルの"NEW GERMAN WAVE"という言葉が示すように、電子音楽の深淵を巡る。このア
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人懐こいサビにも、思わずステップを踏みたくなるビートにも、もちろん、想いを遠くに投げかけようとする谷口鮪の声にも、"音楽があったから今、僕はここにいる"、そんな切実さが横溢している。ライヴでもなじみのインディーズ時代からの「ワールド」「MU
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"明日"を歌うことが困難な時代である。誰かに踊らされ、階段を上らされた先が楽園とは限らない。そもそも、ずっと続くと思っていた日常にすら終わりが来てしまう可能性を見せつけられた私たちに、描ける"明日"はあるのか?――そんな疑問符が頭を過ぎる時
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世界に向かって怒りと疑いの眼差しを向けながらも、そんな自分自身の叫び声すらも信じ切ることができず、おのずと自嘲すら孕んだ内面探求へと向かっていく......インディーズ時代のハルカトミユキは、そんな"外側と内側"を極端に往復していくような存
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YouTubeにアップしたPVが話題を呼び、その謎が多い存在感も相まって注目を集める禁断の多数決の2ndアルバム。現時点で筆者の手元に届いているのは全14曲中7曲のみなので詳しく書き切ることはできないが、今聴ける楽曲――ストリングスとホーン
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現在、アルバムに向け、新曲を作っているというRADWIMPSから届いた約7ヶ月ぶりとなる両A 面扱いのNEWシングル。ともにミッド・テンポのロック・ナンバーながら、激しい「五月の蝿」と穏やかな「ラストバージン」それぞれに正反対と言える曲調。
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頭のなかがどうなっているのか。今、最も覗いてみたい人だ。4thアルバム『MUSIC』でそのめくるめくポップ世界が覚醒し、続く限定発売の5thアルバム『KIYOSHI RYUJIN』では弾き語りで愛を綴った。毎作リスナーの想像を軽々と超えるア
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2006年に結成された4人組編成バンドの5枚目のフル・アルバム。いきなりミュージカルさながらの合唱と徐々にスピードを上げるスカ風アレンジで困惑させる「夕暮れにウンザウンザを踊る」に始まり、次々と情報過多ぎみの楽曲が飛び出してくる。"池袋は死
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安部コウセイのソングライティングは、SPARTA LOCALS時代は外界に対するヒリヒリとした攻撃性、そしてそれを反転させた真っ直ぐなポジティビティを機軸に成り立っていたが、HINTO結成後、後者は受け継がれつつも、前者は鳴りを潜めている。
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前作『ゲームオーバー』から1年、battaの2ndアルバム『エターナル』がリリースされる。エターナル="永遠"という意味から『ゲームオーバー』と対照的な言葉に感じ少々違和感を覚えたが、いざ再生するとそれは解消された。それは"限りあるいま"を
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"ポップ"に宿る喜びと歪さを体現する関西発の3ピース・ピアノ・ポップ・バンドによる1stフル・アルバム。ヴォーカルのトミカはダンス・ポップ・ユニット印象派のメンバーだそうだが、サウンドも存在感もミステリアスで洗練されている印象派とは異なり、
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結成10周年を記念しアルバム完全再現ライヴなどを行い話題を集めるDOESからc/wベスト・アルバムがリリース。『SUBTERRANEAN ROMANCE』レコーディング時の未発表曲「ヒーロースター」、「ギンガムの街」の別ヴァージョン、今年の
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The SALOVERSの3枚目となる3曲入りシングルはヴォーカル古館佑太郎の個性的な歌詞とカラフルなバンド・アレンジが定着したことを感じさせる1枚。表題曲「文学のススメ」では理想と現実に悩む文学青年を形どったレベル・ミュージック。"くそっ
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4ピース・ガレージ・ロック・バンドTHE PINBALLSのミニ・アルバム。エッジの効いたグルーヴで聴かせる「friendly gently ghost」から、何かスイッチを押してくれるように熱い気分にさせてくれる。毒の効いたギター・フレー
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代表曲のセルフ・カヴァー、海外アーティスト楽曲のカヴァーに加え、新曲も織り交ぜたニュー・アルバム『TRAD』と同時リリースされるACO初のライヴ・アルバム。『LUCK』(2012年)リリース直後のライヴを収録しており、バンド・メンバーは中尾
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今年3月に『何でも無い凶器』で全国デビューをした女子2人組の2ndミニ・アルバムが早くもリリース。前作は倉橋ヨエコや初期の椎名林檎の影響が色濃く出た猟奇的でエキセントリックな作品だったが、今作はそのニュアンスを含ませつつポップに昇華した飛躍
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数々のフェス出演等、精力的なライヴ活動で、その名のごとく一度見れば忘れられない強烈な印象を残してきた3ピース・ロック・バンド、"忘れらんねえよ"の1年7ヶ月振りの2ndアルバム。1stの特徴であった柴田隆浩(Vo/Gt)の"可笑しくもやがて
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