DISC REVIEW
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安斉かれん
ANTI HEROINE
自身初となるフル・アルバムを2枚同時でリリース。CHARLI XCX、CHVRCHES、DANNY L HARLEなど、国内外から豪華作家陣を招いて制作された本作には、ダークなエレクトロ・サウンドを押し出した「へゔん」や「ギブミー♡すとっぷ」、ソウル/モータウンな「ら・ら・らud・ラヴ」、強烈に歪んだギターが轟くハイパーポップ的な「おーる、べじ♪」、ドリーム・ポップな「恋愛周辺(Demo)」に、本人も作曲に関わった躍動感満点の「YOLOOP」など、実に多彩な全15曲を収録している。これまでのイメージを覆す新たな安斉かれん像を構築しているが、そこからは多大な好奇心を持って音楽に接し、それらを貪欲なまでに吸収しようとしている彼女の、アーティストとしての純粋な表現欲求を感じさせる。
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Symdolick
GATE
昨年10月に新体制となった"オシャレ高速チョイ横アイドルロック"を奏でるSymdolickの、初CD化となるミニ・アルバム。新体制第1弾となったシングル「Symdolicxxxxx」で始まり、前身グループからSymdolickでも歌い繋いできた曲をパワーアップさせ、新曲を加えた全6曲を収録した。ストレートなロックやダンス・ロックはパワフルで、また憂いや切なさを帯びて繊細にもダイナミックにも振れる複雑な心情をメロディ・ラインが描く。5人の声で歌い繋ぐことで、その歌が生き生きと呼吸を始めてフレンドリーになっていく感触だ。つんつく♀︎による作詞作曲に加えて、「ごめん」では小原ジャストビガンが作詞作曲、SCRAMBLESがプロデュースを手掛け、キャッチーさとキュートな5声が際立つ曲になっている。
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コレサワ
かわいくしながら待ってるね
デビュー5周年を迎えたコレサワの新作は、チクリと刺す棘や深く落ちる自責の念は影を潜め、柔らかに相手や自分を受け容れられるような、ちょっぴり大人になった包容力のある愛の歌が印象的。「真っ赤な爪と牛乳」はインディーズ時代に歌っていた曲ということで、ジャケットもどこか当時を彷彿させるタッチに。ペーパードライバーの彼との夏のドライヴに憧れる「ペーパードライバー」は持ち前の女の子のちょっとワガママなかわいげが光るし、猫への愛情を表現した「にゃんにゃんにゃん」はキャッチーさと王道ポップスのバランスが絶妙。「♡人生♡」は面倒なことの多い今だからこそ自分の好きなことを大事に生きようと歌うメッセージ・ソングで、フラットに聴けるがふとしたときに沁みる、日々に長く寄り添ってくれそうな温かな曲が揃った。
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MIGMA SHELTER
OZ one
新メンバーのワニャ+、ユイノンを加えて6人組になった"サイケデリックトランスでアタマぶっ壊れるまで踊る"MIGMA SHELTER。彼女たちの新体制初リリース作品が、"オズの魔法使い"を題材にした3部作シングルの第1弾『OZ one』だ。1曲目は、物語の序章として竜巻や魔女をテーマにした「Tornado」。脳を揺らすサイケデリック・トランスと不穏でとげとげしい空気感の融合がクールで、強風が吹き荒れるようなドロップは作品への没入感を高めている。2曲目の「Emerald」は、オズ王国にたどり着いた主人公のドロシーが仲間と出会いながら向かったエメラルドシティについて楽曲化。3部作全体で今後どのような"ミシェルなりの「オズの魔法使い」"の世界が創造されていくのか、期待が高まる。
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Kroi
MAGNET
"MAGNET"というタイトルには人を惹きつける引力の意味が込められているとのことで、そんなコンセプトを持ったうえで制作に臨んだメジャー2nd EPは、初めて体験するような刺激的な音や展開がちりばめられた、型にはまらないKroiが堪能できる1枚に。だが聴き手を圧倒するだけでなく、相変わらず"おっ"と心躍らせるような心地よさがどの曲にもあるのがさすがで、何度も繰り返し聴き入ってしまう。そんな楽曲群の中でも、泣きのギターとレトロな鍵盤の音色でブルージーに聴かせるインスト「cranberry」では彼らのルーツを感じさせるし、ラスト・チューン「風来」はその名の通り風で吹き寄せられるような軽快で爽やかな仕上がりで、実験的でありながらも幅広いリスナーの心を掴めそうな技ありの作品だ。
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Crispy Camera Club
未来の途中
"ロマンチック・ユース"を謳ってきたCrispy Camera Clubが、夢見た"未来の途中"で、ステップアップを印象づけるアルバムをリリース。90s UKロック香るサウンド、懐かしさとキャッチーさが魅力のギター・ポップが"CCCらしさ"として確立され、その"らしさ"を軸に表現の幅を広げた7曲が収録された。メロディの良さが際立つミドル曲や、新境地のブルージーなジャングル・ビートはレトロなムードを漂わせ、円熟味溢れるギターが加わった亀本寛貴(GLIM SPANKY)とのコラボ曲ではより哀愁を増したサウンドに。そしてポップ・チューン「待ち合わせは月の下で」を軽やかに放ち、サイケデリック・ロックな「caramel」でブラス、鍵盤を加え華やかに締めくくった。ここからさらに広がっていくCCCの未来が楽しみだ。
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Viewtrade
Strawberry Bug
2020年6月に結成された、平均年齢19歳のオルタナティヴ・ロック&ポップ・バンド Viewtradeから、バンド史上初のデモ音源『Strawberry Bug』が届いた。会場/タワレコ一部店舗限定リリースとなった本作は、ロック・バンド然とした攻撃的なサウンドとJ-POP的なキャッチーさが融合した1枚に。池田凜哉(Gt/Vo)による文学的/哲学的な歌詞が刺さるファスト・チューン「路地裏のモーツァルト」、スピーディ且つテクニカルな演奏で畳み掛ける「チェイサーの最終戦」、そして他2曲とは異なる爽やかなポップ・センスが光る「サマータイム・メランコリー」と粒揃いの3曲が並ぶ。何より"ポップをナナメから視るバンド"というキャッチコピーを掲げる彼らなりの美学が貫かれているのが心地よい。
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B.R.T(Blue Rock Thrush)
B.R.T~ Chapter One ~
2019年に韓国から来日し、メンバー全員が日本で暮らしながら日々バンド活動に打ち込んでいる5人組ロック・バンド、B.R.Tによる初のパッケージ作品。"Chapter One"とタイトルに付いている通り、2021年の本格始動以降に発表したバリエーション豊かな楽曲群はもちろんのこと、10年以上ミュージカル俳優として活躍しているキャリアを持つヴォーカル、G1の美しいファルセットを押し出したスロー・バラードの「この曲の終わりに」と、瑞々しさのある力強いバンド・サウンドを軽やかに弾ませながら疾走させていく「少年は泣かない」といった新曲2曲を収録している。それぞれまったく異なる方向性の楽曲ではあるものの、その根底には、ここからさらに前に進んでいきたいという意思に溢れた言葉たちが綴られている。
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MyGO!!!!!
音一会
"BanG Dream!(バンドリ!)"プロジェクト発、昨年始動したばかりの新バンド"MyGO!!!!!"が早くも2ndシングルをリリース。表題曲の「音一会」は、疾走感のあるツービートに乗せたメロディアスなギター・フレーズが印象的なロック・チューンだ。"独りきりで泣いてたあの夜も/きっと今日の僕に続いてたんだ"と過去の自分と向き合いながら"君が いたから/「ありがとう」"と感謝の気持ちを込めた歌詞や、迷いもそのまま抱えて未来へと進もうとする姿には共感する人も多いのではないだろうか。続く「潜在表明」ではポエトリー・リーディングによって紡がれる言葉と、サビで一気に明るくなる音の開放感に心が揺さぶられ、3曲目の「影色舞」は四つ打ちが心地よいダンサブルなナンバーで、ライヴでのキラーチューンになること間違いなし。
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かりんちょ落書き
レストラン
"自由形ロックンポップス"を掲げるSSW かりんちょ落書きの今までを詰め込んだ1stフル・アルバム。爽やかなラヴ・ソング「溶けあうくらい」、八方塞がりな状況をポップに歌い放つ「Dari」、若者に向けた青春ロック「少年」、まどろむ昼下がりの空気感を閉じ込めた「昼中電車」など全11曲が収録された。ロックの熱量とポップスの軽やかさを併せ持ち、ノスタルジックな雰囲気を醸しながらもどこか新しい。そんなまさに"自由"な音楽に乗せられたのは、"伝えたい"という思いを軸に綴られた澄み切った言葉たち。そのフレーズは繰り返されるほどに味わいを増し、特にラストを飾る「又、風呂に入れない夜」では、絶望を希望に変えていく歌のエネルギーに圧倒される。「(SANPO Brake)」でチラ見せされた、小粋でポップな新境地にも期待。
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門脇更紗
君がいるから
親友との信頼関係やその理由を描くことに関して、オリジナルな言葉選びをしてきた門脇更紗。そのスタンスはアニメへの書き下ろしでも変わることはない。今回、TVアニメ"『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』Season 2"エンディング主題歌として、境遇の異なる主人公ふたりとゴルフという難しいテーマを、ひとりが奏でるメロディも複数重なればハーモニーになる、という彼女らしい昇華の仕方を見せており、「きれいだ」や「ねぇバディ」で聴くことができた心強い存在への視線やシスターフッドをこの曲でも感じさせてくれる。春という別れと出会いの季節に、変わらずにいてほしい、でも互いに成長もしていきたい、そんな気持ちを乗せて共有したい1曲。アレンジはこれまでの作品でも馴染みの佐伯youthKが手掛けている。
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anew
位置情報なし / デキルカナ?
昨年12月、デビューと同時に発表した初音源『世界ヲ染めていく』が、英国チャートJ-POP部門で首位を獲得した、山形在住の4人組アイドルによる1st両A面シングル。本作には、孤独や焦燥を感じさせるバンド・サウンドの上で、語感のいい言葉たちを軽やかに弾ませながら駆け抜けていく「位置情報なし」と、パッと聴いた感じでは意味不明でユニークさはありながらも、グループとして走り始めた現在の状況を物語るようにも感じさせる歌詞や、パンチの効いたノイジーなギターに、後ろで鳴り響くパーカッションが躍動感を強く与えるアップテンポなロック・ナンバー「デキルカナ?」を収録。個性は大きく異なりながらも、どちらも強烈なまでの中毒性を持ちつつ、ライヴの興奮を激しく駆り立てるものになっている。
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SCANDAL
Line of sight
カード・ゲーム"機動戦士ガンダム アーセナルベースLINXTAGE"の主題歌となる表題曲は久しぶりの直球ロック・チューン。歌詞はその世界に寄り添いつつもバンドの想いもしっかり重ね、強い意思を感じることができる。ストレートながらも凝りに凝ったアレンジも印象的。一方カップリングの「Vision」は、クールでタイトな踊れるナンバー。リズムがなんとも気持ちいい。作品ごとに様々な表情を見せ、なおかつここ最近は自身の人生と楽曲がより密接な関係となり、ただひたすらにリアルな想いをリアルな姿で届け続けるSCANDAL。今年結成17年というバンド・キャリアがありながらもいつも新鮮な音に聴こえるのは、何より自身が自分たちの音楽に心躍らせているからだろう。今が鮮やかに凝縮された2曲。まだまだ可能性だらけだ。
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月蝕會議
月夜のタクト
声優やアイドル、はたまたアニメや舞台など、様々なジャンルへの楽曲提供が話題の月蝕會議が、TVアニメ"最強陰陽師の異世界転生記"第3話エンディング・テーマとして人気歌い手、Souへ提供した「月夜のタクト」をセルフ・カバー。Souバージョンで感じさせる緻密で洒脱でありつつアグレッシヴなサウンドは、より迫力を増した小箱のライヴハウスで鳴らすようなバンド感で聴かせ、原曲のクールな印象から一転、女性ヴォーカル キリンの突き抜けた熱く力強い歌唱(しかも一発録り!)で魅せるナンバーへと変化した。今回の楽曲を筆頭に連続配信企画を始動する彼ら。リアルタイムで続々とコラボなどが決まっているようで、変幻自在な音楽クリエイター・ギルドによる今後の発表も必見だ。
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セカイイチ
Where we are
歌モノのロック・バンドがブラック・ミュージックのグルーヴを獲得していった到達点は、もはや国内外とかジャンルを飛び越えたオリジナルだ。ソウル/ファンクだけでなくアメリカン・ロックのドライでスモーキーな質感もある「Go」で歌われることは、まさに今のバンドのスタンスを表す、ノー・ボーダーな内容。そのファットなムードを「I'll Be There」に繋げて、先の見えない現実をもタフに生きていけそうな手応えを残し、洒脱なギター・リフやジャズテイストのコード・ワークで、まさに"新しい自分"を体感させる「You make me feel brand new」、AORもリズム・アンド・ブルースも昇華した「Blur」、トランペットの温かな空気感とコーラスに心身ともに解放されるタイトル・チューンと続く。シンプルにFeelin' goodな快作。
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Appare!
いいかんじっ!/ 破天荒シンデレラ
昨年11月発売のアルバム『Appare!Future』で首藤義勝(KEYTALK/Vo/Ba)が曲提供したり、玉屋2060%(Wienners/Vo/Gt)が提供した「ぱ ぴ ぷ ぺ POP!」がTikTokで大バズりしたりと、バンド提供曲との抜群の相性の良さを見せるAppare!。最新シングルは、THE イナズマ戦隊とオメでたい頭でなによりの提供曲による両A面シングル。イナ戦のタイトで軽快なバンド・サウンドと、Appare!の底抜けな明るさと元気さが見事なケミストリーを生んだ「いいかんじっ!」。和風のイントロと威勢のいい掛け声で始まり、仕掛け満載の楽しいオメでたサウンドがAppare!メンバーの新たな魅力を引き出した「破天荒シンデレラ」。どちらもAppare!の可能性や振り幅を広げ、ここからの進化や成長を期待させてくれる曲となった。
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LEEVELLES
Step&Step!
2022年12月に渋谷Spotify O-WESTワンマン公演を成功させ、2024年に決まっているメジャー・デビューを目指して、着実に歩みを進めている4人組ロック・バンド、LEEVELLESが新曲「Step&Step!」を配信リリース。様々な音楽の要素を洗練されたバンド・サウンドに落とし込んできた彼らは今回、フューチャー・ベースをインスピレーション元に、ファンキーでダンサブルなポップ・ロック・サウンドにアプローチした。ライヴで盛り上がることは必至ながら、左右で掛け合うギターのカッティングをはじめ、緻密なスタジオ・ワークにも耳を傾けたい。輝かしい明日に繋がる挑戦をテーマに聴く者の背中を押す歌詞も、新しい生活が始まるこの季節にぴったりだ。
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anewhite
anew
1st MVになり、瑞々しいギター・サウンドと心の機微を詩的に映像的に描写する歌で、anewhiteの存在を印象づけた「カヤ」。3rd EPはその「カヤ」での衝撃を追体験する「どうでもよくなれ」で幕開ける。EPのリードとなるこの曲は、鮮やかな音楽世界で聴き手の心を動かす。ギターや鍵盤が切なさの琴線に触れ、一方リズムはラテン的なタッチもあり躍動感が高く、そこに佐藤佑樹の詩情的な歌声が乗る。歪でいてひとつに収まっているアンサンブルは、主人公の複雑な情緒を表すかのようだ。アルバム『2000's』発売後の昨年は挑戦的な制作を続けた。エレクトロを導入した攻撃的な「キンセンカ」や、佐藤が中学時代に書いた「ライムライト」は経験値を増したからこその表現が冴える。丁寧に磨いてきた先で出会う新しさがあるEPだ。
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幾田りら
Sketch
YOASOBIのヴォーカル ikuraとしても活動する幾田りらが、待望の1stアルバム『Sketch』をリリース。本作にはドラマやCMなど多数のタイアップ・ソングを含む全11曲(CDにはプラス2曲)が収録され、そのすべての作詞作曲を彼女自身が手掛けている。TikTokで話題となったピアノ・バラード「Answer」をはじめ、ソロ名義で初めてストリーミング累計1億回再生を突破した「スパークル」、シンガロング・パートが印象的なスポーツ番組テーマ・ソング「JUMP」と、耳馴染みの良いメロディと等身大の歌詞、そしてシンガー・ソングライターとしての豊かな表現力が凝縮された1枚に。昨年末は"NHK紅白歌合戦"に出場し、今年7月には1stワンマン・ツアーを控える彼女の充実ぶりがアルバム全体に満ちている。
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美波
LOSE LOOSE Day
TVアニメ"うる星やつら"第1クールOPテーマへの参加などで注目を浴びるシンガー・ソングライター 美波が、1年8ヶ月ぶりとなるEP『LOSE LOOSE Day』をリリースする。本作には、Netflixにて配信中のアニメ"終末のワルキューレⅡ"の主題歌OPテーマ「ルードルーズダンス」や先行配信曲「グッドラッカー」などを含む全5曲をコンパイル。彼女の持ち味である力強い歌声とスリリングな楽曲の展開は本EPでも健在で、活動が活発化している今の彼女の勢いをも感じさせる。そして、なんといっても歌詞の随所に散りばめられた言葉遊びが面白く、ぜひ歌詞を見ながら楽しんでほしいところだ。また、初回限定盤 GREEN CHECK付属のラジオCDに収録される、声優の佐倉綾音との対談コーナーも必聴。
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