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DISC REVIEW

ROADSIDE PROPHET

デビュー20周年。リーダー脱退やレーベル移籍などの転機も前向きに乗り越え、ロック・シーンに君臨し続けるバイン。あえてメッセージを明言しない姿勢の彼らが今、何を歌うのか。シンプルで壮大なギター・ロック・ナンバー「Arma」は"このままここで終

骨

峯田和伸がNHK連続テレビ小説"ひよっこ"の小祝宗男役で俳優として、ぐんと知名度を上げるなか、3ヶ月連続でリリースするシングルの第2弾。2016年に安藤裕子に提供した「骨」と『DOOR』(2005年)収録の「援助交際」を再録・改題した「円光

視線

前作で感じた普遍性だとかポップ・ミュージックだとか、そんな言葉だけではとても形容しがたい音楽に進化していて、彼らのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけられた気分だ。まず、オープナーの「GREEN」から穏やかじゃない。流麗な鍵盤と耳をつんざ

お告げ ~さあ占ってしんぜよう~

四星球が放つメジャー1stシングルは"占い"をテーマとして、1枚に13曲47分43秒収録という、シングルCDの概念を破壊した作品。表題曲が終わると牡羊座から魚座まで、星座順に1曲ずつ歌われているので当然まずは自分の星座から聴きたくなってしま

君とみた海

THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTの楽曲タイトルから拝借した名を掲げて活動する、新潟のインディー・ポップ・バンドによる初の全国流通盤。10代から20代、子供から大人へと変化する少年少女の青春の1ページを1曲ずつ

D.R.E.A.M.

never young beachでも活躍するSatoshi Anan(Gt)が在籍し、今年SPACE SHOWER MUSICとマネジメント契約をしたPAELLAS(読み:パエリアズ)が最新作『D.R.E.A.M.』をリリース。同作品のリ

Garage

今年1月に活動の場を日本に移してから精力的にライヴを行ってきた台湾の4人組、noovyが初の全国流通盤となるミニ・アルバム『ONE』のリリースを経て、満を持してメジャー・デビュー。メジャーからのリリース第1弾となるシングルの表題曲にライヴで

NAMiDA

「Wake up」、「Fighter」、「バトンロード」と、内燃する高揚感を立体化した力作が続いたので、アルバムもテーマはスケール感なのかな? と想像したが、そう簡単ではなかった。四つ打ち、言葉が言葉を連れてくるような谷口 鮪(Vo/Gt)

THE BRJ

デビュー5周年を記念し、全曲新曲で構成されるキャリア初のミニ・アルバム。5人が5年間で蓄えた実力を活かす楽曲が揃い、全曲において堂々としたヴォーカルが聴ける作品になった。TOTALFATのKubotyが作曲を手掛けたTrack.4は最年少メ

Animaplot

タイトルは、Animaとplotを組み合わせた造語で、"生命の構想図"という意味。この作品でHalo at 四畳半が問い掛けるのは、"「人を人たらしめるもの」は何か"という内省的なテーマだ。ロボットと人間の違い、身体の左に心臓があるか、夢や

魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~

"エンカウント強敵"、"コンテニューできない人生"など、ゲーム用語をふんだんに散りばめながら、次の一歩を踏み出そうと歌うリード曲「完全無敵のぶっとバスターX」から始まる、魔法少女になり隊の初のフル・アルバム。ヘヴィ・ロックをポップに消化した

パロイズムチルドレン

2010年に結成されたTheチーズから改名を経て活動する3人編成の男女ツイン・ヴォーカル・バンドの2ndミニ・アルバム。強烈なギター・リフで疾走する「B」、牧歌的なフォーク・ソング「キッズリターンマーチ」やダンサブルな「ドランクモンキー」、

アケユク ヨル ニ

東京・府中発の4ピース・バンド、koboreにとって初の全国流通盤。"今を歌うバンド"としてのバンドの在り方をそのまま託した「幸せ」を1曲目に配置することによって、そのあとに続く曲で歌われるモヤモヤとした葛藤も、少しの意地や強がりも、拭えな

SIGNAL

このミニ・アルバムが初の全国流通盤になる、ニューカマー 256(ニーゴーロク)。20代前半の4人だが、アレンジ力の高いバンドでソウルやファンク、ブルースなど様々なエッセンスをうまく香らせた、キャッチーで親しみやすいサウンドを鳴らしている。彼

青春のエキサイトメント

どこの誰かもわからない女の子の死、でも彼女が飛んだことは最後の勇気だったのかもしれない――「生きていたんだよな」での、一面的ではない死生観のイメージが強いかもしれないが、追い詰められた命も日常生活の隣にあることをあいみょんの表現は感じさせて

パレード

"パレード"というと華やかで明るいイメージを持つかもしれないが、今作が描いている"パレード"は、もっと深い。いろんな人がいて、いろんな人生があって、そのすべてが行進するように世界は回っている――そんなイメージが湧き上がってくる。"ずっと我慢

Egoistic Eat Issues

色とりどりのヴォーカルがシアトリカルな曲を引き立てる「独白園」でスタートする、3rdフル・アルバム。悲しみや後悔でズブズブのひとりぼっち感から、脳内が一気にお花畑化していく恋愛の暴走まで、激しい感情のアップダウンは相変わらずだが、そのドラマ

汎神論

フロントマンの三輪和也(唄/六弦)が"徹底的に媚びずぶれず、まっすぐに自分がかっこいいと思うことを、自分たちに嘘をつかずにやりきった"と語るとおり、彼らの2ndフル・アルバムはエネルギッシュでありながら自然体の作品に仕上がった。メンバー4人

BORDERLESS

FUNKISTほど"BORDERLESS"というアルバム・タイトル、テーマを歌い鳴らすに相応しいロック・バンドは、なかなか見当たらないと思う。個々のルーツや世界各国での武者修行を経て、血肉のレベルで多彩なジャンルと強固なグルーヴをモノにした

地獄盤

ともにライヴハウス・シーンで人気を伸ばしている大分県別府市出身の先輩後輩バンドによるスプリットCDが、後輩であるSIX LOUNGEから話を持ち掛け、実現したそうだ。それぞれに新曲を2曲ずつ提供している。そのSIX LOUNGEはともにスト