DISC REVIEW
Japanese
2017年09月号掲載
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odol
視線
前作で感じた普遍性だとかポップ・ミュージックだとか、そんな言葉だけではとても形容しがたい音楽に進化していて、彼らのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけられた気分だ。まず、オープナーの「GREEN」から穏やかじゃない。流麗な鍵盤と耳をつんざくようなノイズ、緊迫感のあるドラムに憂いを帯びたストリングスと、一見相容れないようなサウンドが、絶妙なバランスでアンサンブルとして成立している。何より、時折トゲのある言葉を突きつけてくる歌詞も含め、彼らがこんなヒリついた音楽を鳴らすようになったことに驚いた。対して、ラストの「虹の端」はどこか民族音楽的な趣のあるギターと歌(サビの童謡を思わせる合唱がいい!)のみで紡がれる異色のナンバー。トレンドに見向きもしない独自性と、もはやアートな音の配置にため息が出る。
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