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DISC REVIEW

El Blanco 2

大阪から東京へ拠点を移した直後に起きたメンバーの脱退を乗り越え、前に進むべく完成させた2ndミニ・アルバム。幼馴染の3人で結成されたKidori Kidoriにとって、音楽を続けていく上で脱退は大きな困難だっただろうことはリスナーにも容易に

Shout

1万人の大観衆を熱狂させた国立代々木競技場公演から約5ヶ月。andropが完成させた5thシングル。自分たちの音楽を、もっともっと多くの人たちに叫んででも届けたいという想いを、ギミックを使わずに生身のバンド・サウンドで表現した「Shout」

蝿ト百合

喜びの歌も悲しみの歌も巷に溢れている。でも、そのほとんどがどうでもいい。だって俺には関係ないから。ハリボテの感情表現に共感なんてするか。今、俺が抱える喜びと悲しみは俺だけのものだ。誰にも渡すか。だから俺はZaien Lilyを聴く。窒息しそ

太陽と月の塔

爽やかで疾走感のある「RUBY SPARKS」や「星降る街」は、"ザ"ギター・ロック。憂いを蹴飛ばしていくパワーだったり、強くなるという意志を音に宿した曲だが、一方でじっくりと歌の物語やメロディを伝える曲も多い。ミディアム・テンポで、ドラマ

DOCCI

いわゆるギター、ベース、ドラムのロック・バンドのフォーマットに則らない、ヴァイオリンやホーンの入ったバンドが世界各地で頭角を現す今。チーナは日本、そして東京に生きる女の子のリアルをちゃんと封じ込めた音楽として無二の存在と言えるだろう。7曲入

カーテンコールの街

大人と子供の間で引き裂かれた"ティーンエイジャー"という価値観。それはロックンロール永遠の命題。高知出身の4ピース・ガールズ・バンド、sympathy。未だ平均年齢19歳の彼女たちがこの1stミニ・アルバム『カーテンコールの街』に刻み込んだ

Catcher In The Spy

「桜のあと(all quartets lead to the?)」がアニメ"夜桜四重奏 ~ハナノウタ~"OPテーマに、そして"劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-"主題歌に起用された『harmonized final

いなり寿司ガールの涙、、、EP

そもそも塔山とJ.M.は、とても誇り高く純潔な契りを音楽やアートと結んでいる2人である。音楽に対するロマン、真剣さ、切実さ――ハチゲキを他とは一線を画す存在たらしめていたのは、そこにある純度の高さに他ならない。これまでの彼らが苛立ちや怒りを

きゅるきゅる

圧倒的な熱量と圧力を持ったシンセ・ポップ・サウンドの「きゅるきゅる」、聴き手を翻弄するかのようにコロコロと曲調を変えていくアクロバティックな打ち込み主体の「私は面白い絶対面白いたぶん」、ヒリヒリとした生々しい弾き語りの「裏」。3曲全てにおい

Neon Future Part.1

昨年のSUMMER SONICで共演したLINKIN PARKに続き、今回、FALL OUT BOYをフィーチュアしたことで、彼の名前はロック・ファンの間でさらに知られることになるだろう。エレクトロ・ハウスのDJ/プロデューサーとしてのみな

LIFE

メジャー・デビュー10周年を迎えたフジファブリック1年半ぶり、8枚目となるニュー・アルバム。先行シングル『LIFE』をアルバム・タイトルに冠している。10周年であり、志村正彦が急逝してから5年となる今年はメンバーはもちろん、ファンにとっても

Stomp the Earth

前作『Reach to Mars』では火星へと旅立つどでかいロックンロールを届けたFoZZtoneが、今作で地球へ帰還。ウエスタン×カントリー×ファンク×ロックなTrack.1、ストンピングを取り入れたTrack.2、アコースティックでパー

unravel

TKソロ初のシングルはTVアニメ"東京喰種トーキョーグール"のオープニング・テーマとして書き下ろされた新曲。アニメとのコラボの必然、ソロのバンドでそのアンサンブルの精度を上げてきた、ピアノやヴァイオリンが存在する必然、弾き語りライヴの必然な

Yorktown Heights

UKのベテラン・バンド、FEEDERのフロントマンGrantNicholas(Vo/Gt)初のソロ・アルバム。FEEDERのアルバムにthe HIATUSの細美武士、ASIAN KUNGFU GENERATIONの後藤正文が参加したことも関

Chaotic Vibes Orchestra

凛として時雨のドラマー、ピエール中野のぶっ飛んだソロ・プロジェクトをまとめたミニ・アルバム。DJしながら曲に合わせてドラムを叩くという大技でフェスやイベントを賑わせてきたが、今作は20人のドラマーにシンガー、ORIGAによる壮大な曲から、イ

HOMETOWN STORY

ミニ・アルバム『NEWTOWN』でデビューした北海道恵庭市在住の5人、FOLKSの1stシングル。アイディアたっぷりのアレンジで生み出される、キラキラと瞬くサウンドと叙情的で熱い歌とは、今作でも鮮やかなコントラストを描いているけれど、同時に

エミ・マイヤーと永井聖一

日米で活躍するシンガー・ソングライター、エミ・マイヤーと、相対性理論のギタリストであり、それ以外にも様々な幅広い活動を行う永井聖一がユニットを結成。全編日本語詞のアルバムを完成させた。制作期間は約2年。作詞と作曲はそれぞれが書いたものもあれ

PENTATONIX

すべて"声"だけで成り立っているとは俄かには信じられないが、ヴォーカル・ベースとビートボクサー、そして女性、を含む3人のヴォーカルの5人で、DAFT PUNKやGotyeFUN.の壮大なカヴァーやオリジナル曲を聴かせる米の アカペラ・グルー

〆

結成14年目となる3ピース・バンドの4枚目のフル・アルバム。自ら"挫折、解散危機を乗り越えた苦労人バンド"と名乗るだけあってタイトルの「〆」(シメ)という意味深な1文字が気になってしまうのだが、アルバムを紐解くとゼロ年代以降のバンドらしいミ

BUM

今年1月、the pillowsの山中さわおが主宰するDELICIOUS LABELに加わった現代のグラム・ロック5人組が山中のプロデュースの下、完成させた4枚目のアルバム。60年代のブリティッシュ・ロックをただ再現するだけでは飽き足 らず