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DISC REVIEW

A Mineral Love

"Warp Records"所属のプロデューサーによる、3年ぶり7作目となるアルバム。サンプリングを一切排した今作は、オーガニックとエレクトロを自在に行き来する、言わば"人力フォークトロニカ"。制作においては"多様性"が重要なカギとなっただ

スマイル3

不覚にも涙がこぼれてしまった、知らない誰かに優しくされたような感じで。せっかく春なのにイマイチ元気が出ない人、周りは休みを謳歌してるのに仕事や就活や勉強で心がささくれがちな人にこそ聴いてほしい。びっくりするほどエゴがない、わたなべだいすけの

ShowTime

前作『アヲアヲ』から約1年ぶりとなる通算7枚目のアルバム。毎年この時期にアルバムを発表してきたチリヌルヲワカだが、今回はギターの坂本夏樹が脱退したことで3人編成となって初めてのリリースとなる。シンプルなアレンジで新境地を聴かせた前作の印象を

5

『FACE』以来、1年半ぶりとなる5作目のフル・アルバムは、2015年に発表したHAPPYをフィーチャーした『Baby EP』からの「Baby」、KenKenをフィーチャーした『Gone EP』から「Gone」を収録しているほか、パリ発のイ

8

おしゃれ×かわいい×かっこいい="おしゃかわロック"をコンセプトに活動するバンド、chocol8 syndromeの初の全国流通盤。"好きなものを全部取り込んでみました!"みたいな疾走感溢れるサウンドと、躍動感のある男女ツイン・ヴォーカルが

Grey Tickles, Black Pressure

前2作が様々なメディアで年間ベストとなり、2014年にはASGEIRの英訳を手掛けたことで一躍注目を集めた、アイスランド在住SSWによる3作目。エレクトロ・ポップと叙情的なフォーク・サウンドの融合は従来を引き継ぐものだが、新境地のラップを核

D.A.N.

突然変異のニュー・ウェイヴか、はたまた異形のオルタナティヴか。このD.A.N.と名乗る3人の若者、とんでもない傑作を完成させてしまった。10年代のブラック感を血肉化した、洒脱なフロウの気だるげでマチュアなヴォーカルに、空虚な身体性を宿したデ

CherryHearts

昨年冬にデビューを果たした4ピース・ガールズ・バンド、CherryHeartsによるフル・アルバム。1stフルがセルフ・タイトルという超王道っぷりといい、デビュー・シングルの表題曲を収録していないというチャレンジ精神といい、華やかなルックス

Junk

"今作では今までと異なる一面を見せたかった"。今作のリリースにあたり、M83の首謀者であるAnthony Gonzalezはこのように語った。彼がかつて標榜したエレクトロ・シューゲイズの金字塔的作品となった前作から早5年。プロデューサー的視

HEAD ROOMS

彼らにとっては音楽を鳴らすことと自らの"生"と向き合うことはイコールなのだろう。tacicaというバンドは、人間が生きていく中で出会う光と影を一貫して歌い続けてきた。その本質は変わらないが、本作はいつになく晴れやかな表情をしている。その理由

行間にて

"閃光ライオット2013"のファイナリストでもある、2010年に結成された群馬出身平均年齢21歳の4ピースが待望の全国デビュー。ポスト・ロック、オルタナ、シューゲイザーといった音楽性を取り入れたサウンドスケープは繊細で感傷性が高く、J-PO

出来るやってみたい

大阪のレーベル"TOUGH&GUY RECORDS"所属アーティスト第2弾(第1弾は愛はズボーン)としてリリースされる、2010年に結成された大阪発4人組青春パンク・バンドの1stフル・アルバム。歌い出しから10秒で共感する表題曲、Trac

The Hope Six Demolition Projec

英国・アイルランド最高峰のマーキュリー賞を獲得した2011年の『Let England Shake』以来となる新作は、彼女がコソボ、アフガニスタン、ワシントンD.C.への旅をドキュメントし、しかもレコーディングのプロセスを一般公開するという

MONSTER

いくつも世の中に蔓延っている"薄っぺらなラブ・ソング"に飽きたという方にこそおすすめしたい、キャリア20周年を記念した弾き語りオールタイム・ベスト。好きだという感情を好きだと言わずして想いを伝える術を身につけてる彼女。愛情や哀情などの感情を

グッドバイ

音楽シーンをざわつかせた前作『いぎありわっしょい』から約1年、札幌発の5人組ロック・バンド"最終少女ひかさ"がついに1stフル・アルバムをリリース。もちろん期待はしていたけど、それを大きく越えられて少し悔しくなるくらい最高の1枚だ。歪むギタ

Loud Colors

2016年1月から、多彩なゲストを迎えての4ヶ月連続2マン・ライヴを行なっており、5月には初のワンマン・ライヴを渋谷CLUB QUATTROで開催する、4ピース・バンドCICADA。その初ワンマンを前にリリースするのが、今回のEP。ヒップホ

Saturday boogie holiday

ディスコ・サウンドやファンク、R&B、ニュー・ミュージックなどのグルーヴを飲み込んで、しなやかな歌で心地よく吐きだしていくソロ・シンガー、UKO。初のアルバムは、タイトルにあるように、土曜日というワクワクする昂揚感と、仲間との賑やかなとき、

OALL

圧倒的なライヴ・パフォーマンスで関西を中心に人気を誇る"理系ロック・バンド"、PRIMAL CURVEの3rdミニ・アルバム。ブルースの香り漂うリフからのダンス・ビート、そしてサビではKasai hiroyuki(Vo/Gt)の声が爽やかに

Fever Dream

1983年ネオアコの大名盤『North Marine Drive』から前作『Hendra』まで31年もの間隔があったことを思うと調子の良さがうかがえる2年ぶりのソロ3作目。前作に引き続き元SUEDEのBernard Butlerを右腕に据え

novelette

フラっとやって来ては、いつの間にかどこかへ去ってしまうスナフキンのような魅力を持ったsleepy.abのフロントマン、成山 剛が初のソロ作を届けてくれた。独特な譜割りが印象的なsleepy.ab「エトピリカ」のセルフ・カバーを含む全8曲を収