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DISC REVIEW

Bloom

三重県出身4ピース・バンド SAME(読み:サメ)の2ndミニ・アルバム。平均年齢21歳の新星ロック・バンドと聞いてもっと粗削りのサウンドを想像していたが、それだけには留まらず。8ビートで駆け抜ける王道メロディック・パンク「アトリエ」(Tr

ひずみ

1999年ロサンゼルス生まれ、現在17歳のHARUHIが、映画"世界から猫が消えたなら"の主題歌となる「ひずみ」を携えてメジャー・デビューを果たす。今作には小林武史が手掛けた2曲と、彼女自身が作詞作曲した2曲の全4曲を収録。17歳らしからぬ

Shelter

ベルギー産インディー・フォーク最重要バンドと称される男女6人組のDAN SAN。カナダのシンガー・ソングライターFEISTがレコーディングしたことでも有名な築200年というマナー・ハウスにあるスタジオにてヴィンテージの機材で録音/制作した2

私を動かしてるもの

前作『僕らを動かしてるものは何?』を制作した時点ですでに2枚リリースを考えていたという本作は、英語詞2曲を含んだパンキッシュで疾走感溢れる縦ノリ作品となっていた前作とは一転、メロディもサウンドも1曲ごとに輪郭のハッキリした、よりキャッチーな

不可能可能化

インディーズながら、日本テレビ系ドラマ"ゆとりですがなにか"の主題歌に「拝啓、いつかの君へ」が抜擢され、劇中で「O・P・P・A・I」(2015年リリースの1stミニ・アルバム『Break』収録)が効果的に使われるなど、世の中をざわつかせる感

A Revolutionary

ミニ・アルバムとしては前作『The DIE is cast』以来、約2年ぶりとなる3作目。今回は、タイトルにある革命家の名に相応しくチャレンジがあって、前進するエネルギーが高い作品になっている。また歌詞には日本語詞も多く用いられ、「世界は君

BROTHER

楽曲の参照点としてTHE ROLLING STONESやらRED HOT CHILI PEPPERSや80'sのファンクがあるんじゃなくて、バンドの肉体性や精神にそうしたカッコいい洋楽の美学がもう根付いちゃっているのである、OKAMOTO'

青のララバイ

2016年2月にレーベル移籍後初となるシングル『グッバイ』をリリースし、全国7都市ツアーを行った黒猫チェルシーが早くもシングルをリリース。岡本啓佑(Dr)が初めて単独で作曲した表題曲はTVアニメ"NARUTO-ナルト-疾風伝"のエンディング

AIM

昨年、初の全国ワンマン・ツアーを成功させた04 Limited Sazabysが前作『TOY』から8ヶ月ぶりにリリースするメジャー第2弾シングル。夏にリリースすることを意識して、原点回帰を思わせる2ビートのメロコア・ナンバー「climb」が

VIVI de VAVI de LOVE

「LET IT DIE ~時をかける殺し屋~」では、ポップなSF感のあるシンセ・サウンドにシアトリカルなヴォーカルや、早口でまくしたてる歌が乗る。過激でパンチのある内容もユーモラスに響かせてしまうこの曲を筆頭に、全6曲+リミックス2曲ともに

CLUTCH GIRL

"もっと女子に響く音楽を作りたい"という動機から生まれたこの3rdミニ・アルバムは、これまでの作品の中で最もポップ。それは各メンバーの個性を活かしたアプローチも影響しているからかもしれない。ロックに攻めた前作に比べると各楽器のフレーズがキャ

DONUT

"中野ミホの世界観を詰め込む"という明確な作品テーマを掲げて制作された4thフル・アルバム。メンバー全員の個性を打ち出した前作『WINDOW』で見せた音作りやアレンジの自由度はそのままに、今作では中野自身のパーソナルに迫り、それを最大限に伝

君とアワー

"時計台の下はラッシュアワー"と、鈴木奈津美(Vo)が歌うフレーズを一度聴いたら耳から離れないポタリのニュー・シングル『君とアワー』。歌詞を書くときに思い描いたのは、地元・名古屋駅の時計台だったという。駅前の喧騒の中で離れ離れになった"君"

透明色のクルージング

ジャズ・ロック・バンド fox capture planとシンガー・ソングライター Keishi Tanakaが互いをフィーチャリングした作品をそれぞれのレーベルから同時リリース。表題曲のTrack.1「透明色のクルージング」と同曲のインス

story

今年結成10周年を迎えるインスト・バンド、jizue。2015年はインドネシアの大型フェス"International Kampoeng Jazz"へ出演し、中国でのツアーを行うなど、海外での活動も目覚ましい彼らの2年ぶり通算5枚目のフル・

DETECT

2013年結成の4人組ギター・ロック・バンド TEDDYがTOWER RECORDS6店舗限定でリリースするニュー・シングル。"発見する"という意味を持つ表題曲「DETECT」には、劣等感に苛まれながらも、自分探しを続ける若者の姿がリアルに

Hello darkness, my dear friend

初期のギター・ポップやネオアコの匂い、純化されたグランジなどガラスのように繊細なART-SCHOOLが好きだった人にとって、現メンバーのスキルでそのセンスが表現された本作は、居心地のいい場所のように感じられるはずだ。アルペジオや空間系のギタ

YEARS

20代前半という、大人の年齢でありながらまだ大人になりきれないモラトリアムな年頃の主人公。その何気ない日常における君と僕の日々を丁寧に切り取り、詩的に紡いだ8つの物語からなる短編集――odolが1年ぶりに完成させたアルバムは、前作以上に多く

CRAZY, STUPID, LOVE

結成から10年のキャリアを持ち、KANA-BOONなど同郷・大阪の後輩バンドからリスペクトを集める存在のナードマグネットが、満を持してリリースする初の全国流通盤。"ラブ・アゲイン"というラヴ・コメディ映画の原題から引用したタイトルを冠した今

eve

前身バンドから数えれば、10数年に渡る年月をこのバンドで過ごし、ミニ・アルバムは5作、フル・アルバムとしても4作リリースしてきたcinema staff。5枚目のアルバムは、彼らのキャリアの中でも、より意識的に変化を求め、実践していった作品