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DISC REVIEW

人生の使い方

"自分が何者かもわからない日々を生きてきた"――そんなふうに歌うリード曲「シューティングスター」を皮切りに、Half time Oldが初のフル・アルバム『人生の使い方』で描き出したのは、ときに自分を見失いながらも、誰かとの出会いや別れを繰

PUSH

チーナフィルの開会宣言めいた、メロディ楽器がユニゾンでリフを展開する「はじまる」の力強い幕開けから、バンドで表現するフィルハーモニックの楽しさに胸が躍る。「コーラス讃歌」はクラウドファンディングでプロジェクトに参加した人々による、"コーラス

PULL

1曲目からピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス、ドラムがビートとして一塊になって前進していく「世界が全部嘘だとしても」に、今のチーナというか、フロントウーマンである椎名杏子(Vo/Pf)の思いが溢れている。そして、チェンバー・ロックの

ロックンロールドリーマーズ

タイトルの"ロックンロールドリーマーズ"がすべてを物語っている。憧れのロック・スターになりたくてギターをかき鳴らした少年がメンバーとの出会いや別れを経験しながら、相も変わらずロックに夢を抱き続けてる。今作はそんな今のドラマチックアラスカだか

これからと夢

このバンドは以前から"そのときそのときの今でしか歌えない歌"を大事にしているが、メジャー2ndシングルであり新体制初作品となるこのEPはそのポリシーが過去最高に強い意味を持っているのでは。TVアニメ"DAYS"のEDテーマであるTrack.

IKI

はたしてヒトリエがメジャー・デビュー作『センスレス・ワンダー』をリリースしたときに、わずか5年で今回のニュー・アルバム『IKI』の領域まで達することが想像できただろうか。リード曲「リトルクライベイビー」に象徴されるように、収録された楽曲の隅

Vektor E.P.

「エゴ」、「返して」、「ビハインド」の3曲からなる最新EPは、cinema staffのアンサンブルの妙味と歌とのハーモニーをより洗練し、大きく響かせたアルバム『eve』とはまた違った4人の味を引き出している。勢いの面では、初期のころの、互

majority blues / 消えない星

ローファイでブルージーなギターがなんとも言えない。これは橋本絵莉子が感じていたバンドを始めたころの心情、そしてチャットモンチーとして上京したころの心情が、決して攻める一方じゃなかったことを今、表現している楽曲なのだと感じた「majority

エウロパ

chocol8 syndromeにとって初のシングル盤となる『エウロパ』は、初の全国流通盤となった1stフル・アルバム『8』から約半年の期間を経てリリース。短いスパンでのリリースにもかかわらず、"ライヴで楽しむ/楽しませる"ということに重き

U:II

惜しまれながら2007年に解散した札幌のレベル・ロッカー PAMPAS FIELD ASS KICKERSが、フロントマン サイトウトキヤ(Vo/Gt)のソロ活動を経て心機一転、バンド名もPampas Fields Noise Found

マシ・マシ

メンバー全員が革ジャンでキメた最新のアーティスト写真から20thシングルはロックンロールなのか!? と思いきや、TVアニメ"ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校"のエンディング・テーマに使われているライヴなら合唱必至の表題曲を始め

Home Of The Strange

"American Idol"、"Glee"といった人気テレビ番組に曲が使われ、注目を集め始めたカリフォルニア州オレンジ・カウンティの5人組が全米7位を記録した『Mind Over Matter』から約2年半ぶりにリリースした3作目のアルバ

5150

タイトルに掲げられたのは、アメリカ警察の無線信号で"犯罪を起こしそうなクレイジーな奴"を意味する数字――それだけでもう、ただならぬ香りを漂わせているこの6thシングル。各々のテクニックをアピールするような混沌としたアンサンブルでもって、一触

Back To The Funk

今年の6月から7月にかけて全国7都市を回ったワンマン・ツアーが全公演ソールド・アウトになったことに顕著なようにデビュー以来、着実に続けてきた前進がグッと勢いを増してきた4人組が11月2日から始まるZepp DiverCity公演を含む東名阪

オーロラの国

ポエトリー・リーディングと歌メロで構築された寓話的な詞世界がラヴ&ピースなメッセージを放つ、元SEBASTIAN Xの永原真夏によるニューEP。"あたらしい国をつくろう"というセリフから幕を開けるストーリーに乗せて、国境も民族も言語も宗教も

愛 / 憎

フロントマンであるコヤマヒデカズの"今までのバンドとして、ネット上の架空の表現者として、メンバー個人個人のすべての音楽をCIVILIANというひとつの大きなものにする"という言葉どおりのものになった。TVドラマ"黒い十人の女"書き下ろし主題

What's a Trunk?

Bruno Marsもいいけど日本にはKeishi Tanakaがいる! と歓喜したくなるほどポップに、そして現代版にアップデートされたソウル、ジャズ、スカなどがずらりと並ぶ好盤。Tokyo Recordings、LEARNERS(松田"C

ハローハロー

中高生を中心に支持を集めるシンガー・ソングライター Sakuが、前作『君色ラブソング』より約4ヶ月ぶりとなる4thシングル『ハローハロー』をリリース。今回は、"一歩踏み出したい女の子に贈る曲"をテーマに掲げ、Sakuの実体験をもとに制作。立

ハンドルを放す前に

3部作の最後を締めくくった『ペーパークラフト』から2年。久しぶりのセルフ・プロデュースで過去最長の制作期間を経て届けられたニュー・アルバム。9月リリースの12インチシングル『寝つけない』でも我々の心許ない足元をミニマルな音像とメロディで表現

生きていたんだよな

自ら"死"を選んだ人に対して"生きていたんだよな"と"生"を語り、"今ある命を精一杯生きなさい"という綺麗事を誰かに言い聞かせるように響かせる。そういう歌をあえて歌い、人の心に言葉の爪痕を残すシンガー・ソングライター"あいみょん"。歌詞があ