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DISC REVIEW

S

こころ

僕らが愛を感じるとき。それは決して"愛してる"という言葉を交わし合う瞬間などではなく、家族と食卓を囲むような日常の些細な出来事の中だったりする。僕らが言葉にできないほどの豊かな想いに満たされるとき。それは何気ない言葉を交わし合う会話の中だっ

イェーイ

この仕事をしていると、"音楽を言語化なんてできるの?"と訊かれることがあるけど、音楽批評は"音楽の言語化"とはまったく別物だよ。そもそも、音楽は音符ですら説明しきれないものなのだよ。でも、今の僕らは音楽を言語化/可視化できると思い込んでいる

SUPER GOOD+

太陽は人を照らすが、では太陽を誰が照らしてくれるのだろうか。人は母なる海へと帰っていくが、では海はどこへ帰ればいいのか。星空は僕らの哀しみを癒すが、星々の涙は誰が拭うのか。大きいものはそれだけで優しくて、だからこそ孤独でもある。SEBAST

POWER OF NOISE

初期SEBASTIAN Xにあった向こう見ずな多幸感、パワフルさは、"今、この瞬間を謳歌しよう"という刹那性によるものだった。故に、当時の彼らの表現は、自分たちもいつかは"過去"となり消え去ってしまうという切迫感を孕んでいたのも事実だ。しか

ヒバリオペラ

SEBASTIAN X初のフィジカル・シングル・リリースとなる本作。タイトル曲「ヒバリオペラ」の主人公は、男の子に恋に落ち、まだ恋人関係になる前にもかかわらずベッドを共にし、<本気になるつもりじゃなかったの>と心の中で呟いてみせる、どこにで

ひなぎくと怪獣 (初回限定盤のみDVD付2枚組仕様)

今までのSEBASTIAN Xの音楽に常に根付いていた感覚―それは、"私たちはいつか死ぬ"という、人間が唯一知ることのできる真理に他ならない。彼女たちは、その圧倒的な事実に絶望し、だからこそ、"今"を何よりも謳歌するための音楽を鳴らしてきた

僕らのファンタジー

08年結成の男女4人組 SEBASTIAN Xの2ndミニ・アルバム。"ぼくらのファンタジー"とは、あくまでも永原真夏(Vo)の"ぼくら"であり、このファンタジーに足を踏み入れることは、彼女の世界に触れることを意味する。それほどに、作中の彼

OVER

紅一点ヴォーカルYUKAを擁する5ピース・バンドの約1年3ヶ月ぶりの新作。中川翔子やSCANDAL、伊東歌詞太郎などを手掛けたことでも知られるnishi-kenをサウンド・プロデューサーに迎え制作された3rdミニ・アルバムは、彼女たちが元来

Lossphilia

mol-74のベーシストでもあるRyoma Takahashiがヴォーカルを務める、Toshitaka Nikiとのふたり組バンド、Seebirdsがおよそ3年半ぶりにリリースする。エレクトロニカ、シューゲイザーの要素を感じるサウンドと柔ら

Seeker Lover Keeper

iPod のTVCM 曲「1,2,3,4」で世界的に有名なソング・ライターのSally Seltmann、昨年日本でも大ヒットしたSarah Blasko、そしてSpunk Recordsの歌姫Holly Throsbyというオーストラリア

FAKE FUR

バンド・スタイルと弾き語りの両軸で活動するシンガー・ソングライターの1stミニ・アルバム。ハイトーンの中に危うさを秘めたヴォーカルが、バラエティに富む楽曲のテイストを束ねている印象だ。ストレートなギター・ロック調の「光はどっちだ」や、ポップ

スノーマジックファンタジー

SEKAI NO OWARIの2014年第1弾シングル。タイトル・トラックは、"ぜんぶ雪のせいだ。"というキャッチ・コピーとともに、DJ LOVEがティーザー広告に登場したことでも話題となった"JR SKISKI"キャンペーンのCMソング。

2010.12.23 SHIBUYA C.C.Lemon Hall

世界の終わり、初の映像作品は、昨年末に行われた渋谷C.C.Lemonホール公演の模様を収めたもの。いやはや、映像として見ると、凄まじいとさえ思う―。そして、"何故、今、世界の終わりはこれほど求められているのか"ということが良く分かる。今の子

未来マテリアル

ベスト盤的な側面を持った初全国流通盤から1年経たずに放たれるミニ・アルバム。バンドを熱く彩ってきた「コントラスト」をはじめ、エモさ溢れる「シルエット」や、遠く離れた大切な人を想ったロック・バラード「灯火」といった、彼らが得意としている曲調も

AT FIRST

大阪を拠点に活動する4人組ロック・バンド、Self-Portraitがバンド活動15年という節目の年にリリースする初の全国流通盤。「ライブハウスで逢えたら」や「此処に居たいと願うこと」など、自分たちを生み、育てたライヴハウスという場所への想

パワースポット

昨年春のメジャー・デビュー以降巷を賑わせ、先月リリースされたシングル「桃源郷エイリアン」も記憶に新しいserial TV drama。ヴォーカル鴇崎智史が加入して約1年という節目に当たる8月に、とうとうメジャー1stフル・アルバムがリリース

The Shallow End

本作はこれまで発表した2枚のEPを組み合わせ、リミックスや未発表曲を加え編集した日本独自企画盤である。プロデューサーはSt.Vincentのデビュー作を手掛けたDaniel Farris。さらにレコーディング・メンバーにはMorgan Gr

18 Years

活動休止前のツアー"What Time Is It !?"最終日、新木場STUDIO COAST公演を丸ごと収録したライヴDVD。メンバー&オーディエンス&スタッフの、笑顔と汗と涙と世界一の歌声がギッチリ詰まった全37曲計180分である。バ

Her

結成18年目を迎えるSHAKALABBITSのアルバムは、このバンドらしく、様々なタッチのサウンドによる、カラフルでラウドで、ポップで、エモーショナルな1枚となった。1曲1曲、物語を編むように、そのサウンドは細やかなディテールを積み重ねて、

神ノ街シアター

16周年を迎えたSHAKALABBITSの2015年5月にリリースされた前作シングル『Climax』からわずか4ヶ月で届けられるマキシ・シングル。UKIのキュート且つ巻き舌で音符に放り込む独特な言葉遣いによるヴォーカルと緩急をつけたアレンジ