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DISC REVIEW

煙

札幌を拠点に活動する3ピース、The coridrasによるTOWER RECORDS限定ニュー・シングル。ソリッドで、疾走感のあるギター・ロックは、素っ気ないくらいにぶっきらぼうだ。乾いた声でシニカルに、時に吐き捨てるように歌うソングライ

modular

今年1月にリリースされた残響shop labelのコンピレーション『Blind Compilation Vol.1』の1曲目に収録されたLILI LIMIT。ジャケット等に収録アーティストや曲名を載せない、まさにBlindな状態で新しい音楽

CLIMAX NIGHT ep.

東京出身4人組バンドの4曲入りデビューEP。昨年6月に活動開始したばかりのようだが、2013年の"出れんの!?サマソニ!?"の最終選考に選ばれ、その際に初ライヴをおこなったというから、すでに演奏技術は他のバンドで各々鍛えられていたのだろう。

ETERNAL ROCK BAND -21st CENTURY ROCK BAND TOUR 2013-

2013年にメジャー・デビュー10周年を記念して開催された47都道府県ツアー"21st CENTURY ROCK BAND TOUR"のライヴ&ドキュメンタリーDVD。メンバーが撮影した映像も多く含まれ、約7ヶ月に渡る全52公演の様子が2枚

anthology 1386

amazarashi初のビデオ・クリップ集。YKBXによるアニメーションならではの壮大なスペクタクルや、Perfumeやサカナクションの映像作品を手掛ける関和 亮や映画監督である寒竹ゆりによる肉体的な実写映像など、どのMVもamazaras

拝啓、ツラツストラ

SHIBUYA-AXで行われた前作のレコ発ファイナルで、たなしん(Ba/Cho)が孫悟空に扮して大暴れしてくれたが、それはこのメジャー2ndシングルの予告だった。表題曲はアニメ"ドラゴンボール改"のエンディング曲に決定し、グドモの破竹の勢い

コンサバティブ

PUNPEE、禁断の多数決などのMVを手がけるAVレーベル"性格良し子ちゃん"がアートワークを担当していることも話題な3人組ロック・バンドの初の全国流通盤。2012年に会場限定で発売された音源から人気曲「終電」「ツイニーヨコハマ」が再録され

ロットバルトバロンの氷河期

女声の様に儚いファルセットに乗せられて歌われるのは、少年目線で描かれたような純粋で真っ直ぐな歌詞。そして北欧ミュージックのような透き通った清々しいメロディ。これが東京出身の2人組によって生み出された作品と知って、心底驚かされた。ROTH B

刃の上を君と行く

2003年に結成された"名古屋の暴れ馬"こと5人組バンド、ビレッジマンズストアの2ndミニ・アルバム。いきなりビビらせて耳を傾けさせる冒頭の「最高の音出し」はズルい!スピーカーを突き破って出てきそうなヴォーカルとサウンドを一聴すると"一筆書

ヒズム ハズム リズム

1995年結成以来、大阪を拠点に活動する4人組ロック・バンドの5枚目となるフル・アルバム。主催するフェスMASTER COLISEUMでは2日間で7000人の動員を記録するなど、ライヴ・バンドとして人を巻き込む魅力があることに納得させられる

アインとシュタイン

さまざまな形態で活動するヴォーカリスト、奇妙礼太郎が新たに結成したトリオ・バンドの1stアルバム。ギターは奇妙が担当し、ピアノにはこれまでもライヴ、作品で共演してきたSundayカミデ、ドラムにトラベルスイング楽団で活動を共にするテシマコー

Masterpeace

3/25のBEADY EYEのゲスト・アクトとしてその全貌をファンの前に現したナカコー。そのレパートリーにスーパーカーがあったように、iLLよりLAMAより、スーパーカーでのナカコー好きとしては待ちに待った彼のフィロソフィが詰まった新プロジ

YOU

木下理樹は"このアルバムに今までの音楽キャリアの全てを詰め込んだ"と言う。それゆえだろうか、この11曲の新曲たちの随所で、ありとあらゆる時代のART-SCHOOLの姿や表情、熱量を思い起こさせた。オリジナル・メンバーは木下理樹だけだが、AR

EVERLIGHT

暖かい季節になった。朝、起き抜けにベッドから飛び出し、窓を開け放ってみる。すると、陽の光が降り注ぐ。このちっぽけな地球の、ちっぽけな日本の、ちっぽけな街に住む、ちっぽけな僕にも、陽の光が降り注ぐ。この「EVERLIGHT」という曲には、どう

Cans Of Freak Hits

2009年のインディーズ盤『黒猫チェルシー』から2012年の『HARENTIC ZOO』から時系列ではなく、曲の流れの良さで選曲された初のベスト。少し切なくなってしまったのは、登場時の怖いもの知らずでTHE STOOGESやジミヘンを思わせ

MATATABISTEP / あの青と青と青

去年のアルバム『演出家出演』でその存在感を大きく知らしめたパスピエのニュー・シングルは、キャッチーでレイヴィなシンセのリフレインが印象的なダンス・チューン「MATATABISTEP」と、スケール感のある流麗なメロディが印象的な摩訶不思議ニュ

it

昨年2枚のアルバムとDVDをリリース、さらにはロング・ツアーを敢行するなど精力的な活動を続けるチリヌルヲワカの5枚目のアルバム。THE COLLECTORSやShe Her Her Hersといったバンドからの混成メンバーながらサブ・プロジ

Lie to myself

ロックとは騙された者勝ちの音楽だ。このくだらない世界で、たった一瞬でもハイな気分を味わうために自分を騙す――それがロックの本質。その点で、テスラは泣かない。はロック・バンドとして圧倒的に正しい。自分たちを上手く騙しているし、リスナーを騙そう

オルフェウスの五線譜

一見、哲学的なアルバム・タイトルや、ジャンルを特定できないアートワークには、バンドの"曲を聴いて判断してほしい"思いが継続して表れている。情報自体も過多で、バンド・サウンドもショート・チューンにいかに多くの情報を詰め込むか?音楽もある種のコ

For Bored Dancers

洪水のようなギター音と前のめりに煽るビートではじまるTrack.1「クライマクス」。まずこの圧倒的な音でブラックホールのようにリスナーを引き込んでいくアルバムになっている。そして引っ張り込まれた先に広がるのは甘美な世界。ピアノの柔らかな音色