Japanese
2014年04月号掲載
-
3/25のBEADY EYEのゲスト・アクトとしてその全貌をファンの前に現したナカコー。そのレパートリーにスーパーカーがあったように、iLLよりLAMAより、スーパーカーでのナカコー好きとしては待ちに待った彼のフィロソフィが詰まった新プロジェクトだ。プログラミングやシンセ、ギター、ベースなど全てのインストゥルメントを彼が操るオケは有機的なサウンドスケープを描き、そこには最早、生音と打ち込みの区別はない。特筆すべきは、リリックをLEO今井や脚本家の永津愛子ら、6人の言葉の達人に任せていること。意味よりインスタレーションの如く配置された言葉が、あの低体温かつアンニュイな声で、感情と視覚が同時に起ち上がるニュアンスは無二だ。(石角 友香)
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号