DISC REVIEW
  
Japanese
- 
    
      
          
- 
    TAMTAMFor Bored Dancers洪水のようなギター音と前のめりに煽るビートではじまるTrack.1「クライマクス」。まずこの圧倒的な音でブラックホールのようにリスナーを引き込んでいくアルバムになっている。そして引っ張り込まれた先に広がるのは甘美な世界。ピアノの柔らかな音色を基軸にしたレゲエ・チューン「シューゲイズ」や、フリーキーで万華鏡的コラージュ感のあるダンス・ミュージック「フリー」など、様々なステップを踏むリズムが流れ、変わりゆく景色の中をたゆたうようにKuroのヴォーカルがのっていく。刻むビートは細やかで高揚感があり、しかしそのタイム感は午睡に溶け込んでいく時のような、心地好さがある。夢とうつつをシームレスに繋いで、音の揺りかごに乗せて揺さぶるアルバム。切なさと懐かしさを湛えた歌心がまたいい。 
LIVE INFO
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.02
- 2025.11.03
- 2025.11.04
- 2025.11.05
- 2025.11.06
- 2025.11.08
- 2025.11.09
FREE MAGAZINE
 
- 
Cover ArtistsASPSkream! 2024年09月号 



 
        
      
    




















