DISC REVIEW
-
ドイツ出身で現在はロンドンを拠点に活動しているシューゲイズ・エレクトロニカの代表格Ulrich Schnauss。2007年リリースの前作『Goodbye』が音響/エレクトロニカ作品としては異例の大ヒットとなっており、本作は約6年ぶりのソロ
-
アルバム『ランドマーク』から約半年のインターバルでリリースされたシングルは、映画『横道世之介』の書き下ろし主題歌。長崎から上京したばかりのお人よしの大学生である主人公とそれを取り巻く青春物語である『横道世之介』ワールドに寄り添うあたたかいナ
-
英老舗レーベル、ラフ・トレードの共同経営者が1曲を聴いただけで即契約、デビュー前からNMEの表紙に抜擢など話題の、今UKで最もブレイクが期待されているロンドン出身の4人組バンドのデビュー・アルバムが到着。NMEの昨年の年間ベスト・トラックに
-
大阪在住の3ピース・バンド。“ひまわり畑”となんともゆるい名前だが音も“最新型希望的ミュージック”と銘打たれるほどに優しい。ただ関西ゼロ世代の音を消化したようなサイケデリックさと、ロックのヒリヒリした部分はしっかりと持ち合わせている。Tra
-
cinema staffのダブル・シングルのうちの1枚である『西南西の虹』は4曲入り。タイトル・トラックは昨年からライヴでも演奏されているが、音源で聴くと鋭利な部分だけではなくそこから生まれる優美さがより浮き彫りに。両極端なものが自然と地続
-
cinema staffがシングルを2枚を2222枚完全限定で2月20日に同時リリース。そのうちの1枚である『小さな食卓』はCDに同曲を収録。タイトルとLOSTAGEの五味岳久が描くジャケットにもあるように、"食卓"をテーマに歌った同曲。何
-
昨年夏にリリースされた1stフル・アルバム『Quit or Quier』はオリコン・インディーズ・チャートで見事1位を獲得し、初となるワンマン・ツアーも成功させたWHITE ASHからヴァレンタイン・デイにニュー・シングルが届いた。タイトル
-
90年代後半、UKシーンでひっそりと起こった“ニュー・アコースティック”なるムーブメントがあった。アコギを主軸にした流麗なメロディを持ち味に、このI AM KLOOTはじめKINGS OF CONVENIENCEやBADLY DRAWN B
-
2011年の閃光ライオットでファイナリストにも選出された、2010年結成の4ピース、或る感覚の1stアルバム。そのサウンドは、ジャキジャキジャキと高速で刻まれるポスト・パンク的なカッティング・ギターと、後期ナンバーガールを思わせる和製メロデ
-
スペイン出身の3人組エレクトロ・ポップ・ユニット、KLEINのタワーレコード限定デビューEP。紅一点ヴォーカルであるMonica Vazquezのキュートな存在感もあってか、去年、日本でも話題になったNYのエレクトロ少女、COMPUTER
-
2012年1月に結成された、青森県弘前市を拠点に活動する5人組インスト・ロック・バンド、サヨナライツカ。辻仁成の小説タイトルから取られたであろうバンド名も目を引く彼らの初全国流通作品。1曲の中での展開はスピード感のあるカット割の映画を見てい
-
ウェールズ出身のロック・バンド、STEREOPHONICSの8作目のフル・アルバム。とにかく生真面目にキャリアを築いてきたバンドだが、前作までのリリース元であるV2 Recordsから離れ、自身のレーベルであるStylus Recordsを
-
不穏で、不機嫌で、鬱屈したこのモヤモヤをどうしてくれようか?答えのない、どうしようもない怒りに翻弄されるような激しさ、思春期性を思わせるもの。しかし、少年たちの蒼き瞳はとても澄んでいるのだ。磨きがかった刃物で切り裂くようなサウンド、言葉、そ
-
奈良県出身のロック・バンド、ワッツーシゾンビのニュー・アルバム。再生ボタンを押した途端の大音量。そして、ヴォーカルが叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!のっけから熱量は最大。そして、その熱も冷めやらぬうちにTrack.3に収録されているのは電気グルーヴの名曲
-
David Sylvianが2003 年に発表した、高い評価を獲得した作品、『Blemish』を、エレクトロニカなどのシーンでは、『Endless Summer』で一躍ポピュラー・シーンでも名を馳せたChristian FenneszやFO
-
デビュー・シングル「春夏秋冬」で2010年12月度FMパワープレイを42局獲得し、歴代女性アーティストとしての史上最多獲得記録を更新したNIKIIEの2ndフル・アルバム。伸びやかで透明感のある声自体の魅力は勿論のこと、前作と比べて遥かに表
-
デビュー・アルバムがUKインディー・チャート及びアイルランドで1位を獲得し、海外メディアで絶賛されたアイルランド出身のConor J. O'Brienを中心としたバンド、VILLAGERSの2ndアルバムが完成。ギター・サウンドを中心とした
-
前作『COLOR』より2年3ヶ月ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。ジャケットのデザインやアーティスト写真からもわかるようにヴィジュアルのイメージを一新し、そのサウンドも彼女たちの原点であるスカは勿論ベースにあるが、レゲエ色の強い「ラブ・ラ
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号