DISC REVIEW
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Track.1「The Killing Moon」が、80年代UKサイケの雄、ECHO & THEBUNNYMENの名曲と同名であることからもわかるが、本作を体系づけるなら、塔山が常に敬意を捧げる電気グルーヴのナンセンス、その奥にある80年
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90'sオルタナ・ロックの醍醐味を現代に蘇らせる英リーズ出身の3人組。昨年に引き続き、今年も"SUMMER SONIC"に出演する彼らが4曲入りのEPをリリース。現在のライヴのラインナップでレコーディングしたことに加え、ROYAL BLOO
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4月の"地獄盤"に続く"天国盤"はモーサム史上最強のハードコア・ファンタジーだ。その中で彼らはこれまでになく明確にそろそろ本気でヤバい地球についてや、ロックンロール・バンドを続けている根本的なモチベーションについて......を歌っている。
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PON(Vo/Gt)の爽快でパラフルなヴォーカルでスタートする、「変わらない空」。仲間だったり、暮らす街であったり、自分自身の思いであったり人生のあれこれだったり、そういったものを歌にして、にっこりと笑えるようなバンド・サウンドで聴かせるの
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2011年リリースの1stアルバム『You Are All I See』で、当時もてはやされていたチルウェイヴ的サウンドの一歩先を提示したACTIVE CHILDことPat Grossiによる4年ぶりの2ndアルバム。当初から持ち合わせてい
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2015年第1弾リリースとなる両A面シングル。「FR/DANIGHT」はユーロビートを軸にしたアップテンポのダンス・チューン。対して「7日間.」はアコースティック・ギターの音が効いたあたたかなミディアム・ナンバーだ。ライヴで観客が盛り上がる
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絶妙に跳ねるビート。それなのに、甘いメロディと独白めいた言葉が粘着質を持って耳と心にこびりつく。"ギター弾けないの 弦が傷口に引っかかってね"――それでもギターを掻き鳴らす少女たちが痛みと共に滲ませる鮮血。sympathyの音楽は、"若さ"
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2012年に結成されたカリフォルニアの男女4人組 TRAILS AND WAYS。名門インディー・レーベル"Barsuk Records"からのリリースとなる今作は、DEATH CAB FOR CUTIEやRA RA RIOTといった諸先輩
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四星球は、去年、地元・四国最大のフェス"MONSTERbaSH"のオオトリを務めた。本作の表題曲は、その経験から生まれた曲だという。"今日のための今日までが 明日のための今日に変わる"というラインは、フェス参加者だけじゃない、毎日を必死に生
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今年5月のシングル『空の距離、消えた声』に続いてリリースされる、ユビキタスのTOWER RECORDS限定3曲入りワンコイン・シングル。フロントマンの黒田保輝曰くバンドが"結成したときのモードに戻ってきた"とのことで、その言葉の通り音が隅々
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サンディエゴのポスト・ハードコア・バンド、CHON。彼らが結成から7年、ついにリリースしたデビュー・アルバム。エモ・プログレ・インスト・バンドと言われている彼らは今後、Sumerian Recordsのメタルコアではなく、プログレ部門(?)
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結成15周年を迎えたHY、メンバー全員の出身地である沖縄を全面に打ち出している11枚目のニュー・アルバム『LIFE』が到着した。15年の月日が経ったとはいえ、デビュー当時のポジティヴなイメージは変わらない前向きな作品となっている。友達と一緒
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愛媛発のパンク・バンド。名前はLONGMANでもメイン・ヴォーカルは女性である。未来に向かってまっすぐに進むんだというバンドの想いを体現するように、疾走感溢れる7曲が並んだミニ・アルバム。このバンドの魅力はズバリ、シンプルなことをシンプルに
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1998年にシアトルで結成された轟音ポスト・ロック・バンドの7枚目のアルバム。SUB POPからKILLROCK STARSに移籍してから2枚目のリリースとなる。ヴォーカル入りの「Flight Risk」、アコギの音が鮮烈な「Powder」
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UKソウルっぽいとも言えるアダルト・オリエンテッドな表題曲のテイストが新境地とも言える、la la larks約1年ぶりのニュー・シングル。School Food Punishmentの内村友美(Vo)とStereo Fabrication
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尾苗愛(ex-禁断の多数決)による、アンニュイなウィスパー・ヴォイスで(元)少女の憂鬱を描く男女2人組ロック・バンド。それがいわゆるスクールカースト最下層の人たちの思いを汲んだ形でありながら、負け犬の遠吠え的に傷を舐め合うという手法に堕する
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Django Haskins率いるアメリカ・ノースカロライナ州出身の5人組ポップ・ロック・バンドの6枚目となるアルバム。軽快な弦楽器の音で始まりながらも緊張感のある表題曲「The Sprinter」から、「Magic Hour」「Missi
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PINK FLOYDのギタリストDavid GilmourやTwitterの会長JackDorseyに気に入られているという逸話を持つ、チャラン・ポ・ランタン。もも(Vo)と小春(Accordion)の姉妹による2ndシングル『貴方の国のメ
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