DISC REVIEW
サ
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"大人"の定義とは何だろうか。20歳を超えたら、学校を卒業したら、酒や煙草の味を覚えたら、自分のことをひとりでできるようになったら―― いろいろな条件があるかもしれないが、19歳という年齢ほど不確かで足元の覚束ない時期はないと思う。ハタチと
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怖いもの知らずのロックンロールで作品ごとに注目度を上げていく、北海道の5人組による1年ぶりのミニ・アルバム。平和ボケして、安易な"死にたい"が溢れる社会の風潮も、生きづらいとか人間嫌いとか、そんなモラトリアムも、軽くいなして我が道をゆく但野
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音楽シーンをざわつかせた前作『いぎありわっしょい』から約1年、札幌発の5人組ロック・バンド"最終少女ひかさ"がついに1stフル・アルバムをリリース。もちろん期待はしていたけど、それを大きく越えられて少し悔しくなるくらい最高の1枚だ。歪むギタ
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"もしも俺に歌うことが無くなった日が来たら、どうか君の手で俺のこと殺してくれ"。こんなことを唄うヤツらがカッコ悪いわけないだろ?とロックンロール・ラヴァーのみなさんに問いただしたい。怒りも悔しさも情けなさも、自分への感情だろうが誰かへの感情
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ユーモアも毒もロマンスも希望も込めた歌詞。ロック・バンドという骨格にストリングスもホーンも躊躇なく取り入れたアレンジ。そういった振り切った面が見られる一方で、爽快感やポップ感――すなわち彼らが掲げ続けてきた"炭酸系"サウンドは揺るがない。つ
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爽快感×儚さを併せ持ったシュワシュワと変幻自在の"炭酸系サウンド"が今話題のロック・バンド"サイダーガール"が、初ライヴからちょうど3年の節目に満を持してメジャー・デビュー・シングルをリリース。2017年度イメージ・キャラクターに現在中学生
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bonobos のフロントマンである蔡忠浩の初ソロ・アルバム。多数の豪華ゲスト・ミュージシャンを招いたこの作品は、彼がこれまでの音楽活動で培ったシンガー・ソングライターとしての歴史の総括と言っても良い。蔡の奏でるギター、やわらかい鍵盤やホー
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弾き語りもバンド・スタイルもどちらも真骨頂と言える完成度とすごみを湛える現在。デビュー30周年アニバーサリーのバンドでの一発録音アルバムに続いて全国25ヶ所27公演にわたる弾き語りツアーの日本武道館公演を完全収録した映像作品の発売は必然的だ
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デビュー30周年のアニバーサリーにバンド・メンバーとの一発レコーディング作品を制作するのがなんとも斉藤和義らしい。マメにライヴに足を運ぶファン以外はおそらく今の彼らの演奏がこれほどソリッドで、時にカオスなロックンロールであることを知る人は少
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斉藤和義はバンドを従えギターで弾き語る歌うたいの印象が強いが、時にひとりで多重録音で曲を作る。今作も藤原さくらがコーラスで参加するものなどもあるが、多くの楽曲で音源ならではの彼の演奏が味わえるのだ。新しい玩具
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15枚目となるアルバム『45 STONES』も素晴らしく、夏フェスにも積極的に参加し、幅広い層から支持を集める斉藤和義がニュー・シングルをリリース。躍動的なギターで幕を開けるこの曲は火曜ドラマ『家政婦のミタ』の主題歌。"やさしくなりたい""
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斉藤和義14 枚目のオリジナル・アルバム。元BLANKEY JET CITY の中村達也、リリー・フランキー、妻夫木聡、ザ・クロマニヨンズの真島昌利などの豪華ゲストを招き、タイアップ曲も多数収録。全ての曲に美しい物語が凝縮され、過去最高にゴ
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懐かしい女優やアイドルが勢ぞろいしている資生堂のCMソングとして書き下ろされたナンバー。タイアップといってしまうと、あまり聞こえは良くないが、これはものすごく良質なタイアップだ。CMと楽曲の世界観、さらにはミュージック・ビデオまでも、全てが
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2009年の年末に大阪城ホールで行われた弾き語りプレミアム・ライヴがCD&DVDとなって登場。"大阪?!!"と始まる今作は現時点の最新作である『月が昇れば』からの楽曲を中心にこの日のライヴがすべて収録されている。もちろん「歌うたいのバラッド
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スカという枠組みをさらに押し広げながら独自のスタイルを確立して20年間君臨するスカパラ。多彩なスタイルと方法論で、大衆性と独自の音楽性を両立する彼らの面目躍如とも言えるポップなアルバムだ。洗練されていながら、ダイナミズムに満ちたその音楽性は
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2009年は伊坂幸太郎の年だったと言えるくらい彼の本は売れた。数々の原作が映画化されてきたが、山本周五郎賞を受賞した今作「ゴールデンスランバー」もいよいよ公開。その伊坂幸太郎と斉藤和義の関係は深く、作家になる決心をつけたのも斉藤和義のある曲
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昨年デビュー15 周年を迎えた斉藤和義から前作『I Love Me』から2 年振りとなる13 枚目のニュー・アルバムが届けられた。フジファブリックの山内総一郎がギターで参加しているが、それ以外はほぼ一人でこなすマルチプレーヤーである彼の魅力
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ズルすぎはしまいか。斉藤壮馬という人は、声優としての表現力や声の良さを武器にしながら、もともと音楽リスナーとして培ってきた才覚や、かつてのバンド活動を経て身につけた手腕、趣味として続けてきていた作曲能力や、小説家志望でもあったというだけある
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