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DISC REVIEW

ラムダに対する見解

アルベルト・アインシュタインの名言をバンド名とする、神はサイコロを振らないが、約2年ぶりの新作『ラムダに対する見解』をリリース。これまで以上に時間をかけ、丁寧に作り上げたという本作では、今までにないアプローチにも挑んでおり、新たな神サイの表

Re: Re: Love

今年メジャー・デビュー5周年を迎えた大森靖子による5つの記念企画の第3弾。彼女の人生を変え、彼女を成型した道重さゆみに続いて、今回は峯田和伸(銀杏BOYZ)を迎えての「Re: Re: Love」。これは大森から峯田へのラヴ・レターでもあり、

FEEL GOOD

Tom Misch大阪公演のゲスト・アクトも務めた、Sing & Rap="SIRUP"という名が示すように、両方の境目を感じさせないスムースなアルト・ヴォイスが魅力の彼の初アルバム。自身も在籍する地元大阪のクルー、Soulflexのトラッ

恋はミラクル

ピュア・ポップ・ロック・バンド、スピラ・スピカがTVアニメ"みだらな青ちゃんは勉強ができない"のエンディング・テーマを表題に据えた3rdシングルをリリースした。表題曲「恋はミラクル」は、弾けるような清涼感が溢れるギター・ポップ・ナンバー。純

RED LION

スカ・パンクをベースにダンス・ロックやカントリー・テイスト、ニュー・ウェーヴなどをハイブリッドしてきたガールズ・ヴォーカル・バンドが、デビュー20周年を機にとんでもなくフレッシュな新作をリリースする。masasucks(the HIATUS

makuake

前作以降、V6のメンバーによるユニット Coming Centuryへの楽曲提供もしてきたDENIMSの2ndアルバムは、そんな活動の影響もあるのか、R&Bを軸にしながらも、日本人のポピュラリティにも寄り添ったような印象を受ける。ファンキー

EASTOKLAB

エレクトロやミニマル・ミュージックの表現方法を持ちつつ、EASTOKLAB(読み:イーストオーケーラボ)が独特なのは、アフリカン・リズムを熱くない音色として鳴らすバランス感覚。そのサウンドと寒い国の音楽を想起させるどこまでも澄み切ったシンセ

アンリミッター

2019年7月に渋谷TSUTAYA O-EASTで自身最大規模のワンマンを行う、"neo tokyo"をコンセプトに活動するアイドル・グループ、uijin。彼女たちが、その布石となる2曲入りシングルを完成させた。表題曲は常に次のステップへ進

Living Mirage

2016年リリースのメジャー・デビュー・アルバム『Signs Of Light』がUSビルボード・チャートでトップ5に入るという大ヒットを飛ばした、シアトルのフォーク・ロック・バンド、THE HEAD AND THE HEARTによる最新作

Spinn

母国イギリスで高い評価を受け、ここ日本でも2018年10月に初ライヴを行い早耳リスナーから注目を集る、リヴァプール出身の4人組インディー・ロック・バンドが待望の1stフル・アルバムをリリース。あどけなさの残る歌声にドリーミーなシンセとコーラ

風になる

4ヶ月連続シングル第1弾は、ストリングスのピチカートのワンフレーズが、冒頭からラストまで3分間同じリズムで鳴りっぱなし。その中を変化していくメロディとシンセサイザーや効果音が楽しい曲だ。繰り返すコードはフラットな感覚ながらも、とびっきりの清

寂しい人が一番偉いんだ

レーベル移籍後初となるフル・アルバム。オープニングを飾る「エミリーと15の約束」(新世代ボカロP、カンザキイオリの書き下ろし楽曲)を聴いた瞬間、majikoが生み出した新たな名曲の誕生にハッとした。母から子へと諭すように"生きるうえで大切な

Night Groovin'

メンバー全員が22歳なんだから当たり前と言えば当たり前だが、横浜の5人組 QoNの挑戦はまだまだ止まらない。それどころか、前作から8ヶ月というペースでリリースするこのシングルでは、UVERworld他のプロデュースで知られる平出 悟と再び組

憂鬱な空が好きなんだ

秋元 康によってプロデュースされた、曲の世界観に合わせて各パートのメンバーが選抜されるという39人組ガールズ・バンド、ザ・コインロッカーズ。初ライヴを幕張メッセで行い、初ツアーは約150公演と、人数以外も規格外な彼女たちのデビュー・シングル

BEST 2012-2019

初のベスト盤は、曲のテイストにより、比較的メジャー・キー、しかし前を向くなり答えを出すまでの葛藤が色濃いDisc-1"Honesty"と、マイナー・キー且つ慟哭が表現された曲が多めのDisc-2"Madness"という振り分けがなされている

Muvidat

ふたり組ではあるが、信頼の置ける音楽仲間と奏でた曲たちは、しなやかで鮮やかで、恐ろしく強靭なバンド・サウンド。"やりたいことを形にしていったらSHAKALABBITSの続きになった"と話すUqui(Vo)の言葉通りというか。やりたいことが詰

Thanksラブレター

ラウド/エモの側面であるダイナミックな音像や演奏スキルは残しつつ、世界的な潮流であるEDM以降のポップスもJ-POPのキャッチーな要素もThe Winking Owlのフィルターを通して表現した2ndフル・アルバム。仲間やリスナーへの感謝や

透明になったあなたへ

"和製WEEZER"と言われ、それを自覚していたナードマグネットが新たなフェーズへ。BLINK-182やJIMMY EAT WORLDをオマージュし、BLACK KIDSのカバーにNIRVANAを混ぜ込み、UKのギター・バンドばりに12弦ギ

Whitenoise e.p.

1曲目の「ベートーヴェンのホワイトノイズ」を聴いた。これぞキラーチューン。19年を激震させる音とメロディが鳴っていた。前作『Boys just want to be culture』についてエンドウアンリ(Gt/Vo)は、自らのルーツを80

Ca Va?

ファンキーなダンス・ミュージックであるが、そこにはビッケブランカのポップ・マジックが効いている「Ca Va?」。以前旅した初めての土地での気分がそのまま曲となったというこの曲は、未知の場所で起こる出来事や違和感をも貪欲に乗りこなすパワーがあ