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DISC REVIEW

バタフライ

小さな蝶の羽ばたきが、いずれ大きな影響をもたらす現象"バタフライ・エフェクト"。鶴のやっていることは、バタフライ・エフェクトの"蝶"のようなものかもしれないとフロントマン、秋野 温は言う。3周目の47都道府県ツアーを完遂した鶴。彼らによる新

音楽の行方

精力的なツアーとライヴを重ねる府中発の4人組ギター・ロック・バンドの5曲入り1st EP。キャッチーな歌メロ、意志がまっすぐ伝わるストレートな歌詞、力いっぱいの演奏といった、彼らがもともと持っている旨味を生かした楽曲が揃った。表題曲は"自分

Do Do Do

4ヶ月連続リリースの第3弾となるシングル『Do Do Do』。表題曲は、ゆるく肩の力が抜けた第2弾の「HOUSE」とはまた違い、自身を奮い立たせるような強いメッセージが込められたミドル・チューンとなっている。"今自分が何者かなんて自分自身で

TVアニメ「どろろ」音楽集-魂の鼓動-

50年ぶりの再アニメ化が大きな話題を呼んでいる手塚治虫による未完の傑作"どろろ"。その主題歌を担当するアーティストは発表されるたびに大きな話題になってきた。第1クールは女王蜂「火炎」とamazarashi「さよならごっこ」、第2クールはAS

white disc +++

昨年5月にTVアニメ"ヲタクに恋は難しい"のEDテーマ「キミの隣」でメジャー・デビューを果たした新世代シンガー、halcaの企画ミニ・アルバム。今作はインディーズ盤『white disc』に新曲4曲を加えることで、halcaの"始まり"と"

sky & blue

なんという透明感と瑞々しさだろうか。青春を感じさせるまばゆい輝きが詰まったこの音と詞からは、若さとは正義であり美徳であるのだということを強く感じるほかない。アニメ"ブラッククローバー"の第8クールOPテーマに起用されている表題曲は、夏の終わ

変現自在

現在のLACCO TOWERには迷いがこれっぽっちもないことを印象づける、メジャー5thアルバム。持ち味のひとつであるエキセントリックな魅力を抑えつつ、歌謡メロディとエモーショナルなロック・サウンドを掛け合わせた、LACCO TOWERらし

heavenly

あどけなさや脆さの中にも静かな意志を感じる女性ヴォーカルが好きな人だけでなく、音楽という物理で穏やかな気持ちになれるこの作品はぜひ試してもらいたいところ。タイトル・チューンのTrack.1はピアノとアコースティック・ギターの素朴さやナマ感と

Good Morning World!

創造/想像性に溢れた壮大な音楽の旅をパッケージしたアルバム『明星』に続くシングルは、これもまた才気煥発と言うに相応しいロック・チューンとなった。TVアニメ"Dr.STONE"のOP曲として書き下ろした表題曲は、原作の奇想天外でスケールの大き

どうしますか、あなたなら

多部未華子がちょっと堅物で公平主義の経理担当を演じ、領収証から様々な人間関係を知っていくNHKドラマ10"これは経費で落ちません!"。その主題歌とくれば、阿部真央流の正義感のあり方か、今どきの人間関係に言及した内容か? と想像したら、少し違

Happy Overload

前作『commonsense』から約半年ぶりとなる2ndシングル。トライヴァルなビートにトランシーなシンセ、脳を揺さぶる低音といったカルトで覚醒要素が溢れるトラックに、キュートな歌のマッチングがタイトル曲「Happy Overload」。ド

AT FIRST

大阪を拠点に活動する4人組ロック・バンド、Self-Portraitがバンド活動15年という節目の年にリリースする初の全国流通盤。「ライブハウスで逢えたら」や「此処に居たいと願うこと」など、自分たちを生み、育てたライヴハウスという場所への想

宵待ち花火

今年3月からデジタル・リリースを重ねているH△Gが、8月にも新曲をリリース。"りんご飴"、"綿菓子"、"金魚掬い"といったワードが私たちを一気に"あの夏"へ連れていく。花火大会を舞台にした男女のストーリーを描いたこの曲において、ピアノやスト

Brand-new idol Society

新メンバー5人で結成され、第3期として始動したBiSの再々デビュー作。既存曲一切なし、全13曲を新曲で構成した本作では、オープニングの「STUPiD」でこれまでのBiSの系譜を継ぐストレートなギター・ロックを鳴らし、続くリード曲「BiS-ど

エモーション-モーション

ふたりにしかできない、ふたりでしかできない音楽を自由奔放に追求する2ピース・ツイン・ヴォーカル・バンド、奮酉による1年ぶりのEP。1st EPの時点で彼女たちのユニークさは際立っていたが、さらにひと皮剥けた印象があるのは、前作からの1年、成

FUTURE

avexに移籍後、4月から4ヶ月連続でリリースしてきたシングル、ライヴでも人気の高いバンドを代表する2曲「LEMONADE」、「FIRE」の新録バージョン、そして今回お目見えとなる新曲の計15曲を収録。まさに過去と今のモードが融合し、"FU

最終話までそばにいて

"再生"を掲げた前作『愛する以外になかったからさ』を経て発売される5thオリジナル・アルバムのテーマは"花/花言葉"と"新境地"。7曲中6曲のアレンジを親交の深い同世代のkoma'nが手掛け、統一感を保ちながらも7色の虹のようにバリエーショ

セミ

自身の感情をリアルに、また目で見た光景を生々しく、気持ちのままにデッサンしていったシングル「セミ」は、カノエラナの作品の中でも異色の、しかしこれからにとっても大事な1曲となった。前シングルに続いてアレンジも手掛けており、瀕死の状態でもがき、

それでも闘う者達へ

シングル2枚、EP 1枚の既発5曲を含む全11曲入りの2ndフル・アルバム。繊細さと衝動を併せ持つ表題曲、遊び心がふんだんに表れたメタル・ナンバー、飲み会をモチーフにしたユニークなダンス・ナンバー、リフレインで構成されるミドル・ナンバーなど

ROMA

初の全国流通盤となった前作『SWAG』から約10ヶ月ぶりとなるミニ・アルバム。新ギタリストに稲本裕太を迎えた新体制で完成させた今作は、バンドのトレードマークである90年代のインディー・ギター・ポップの雰囲気を大切にしながらも、コーラス・ワー