DISC REVIEW
Japanese
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カノエラナ
セミ
自身の感情をリアルに、また目で見た光景を生々しく、気持ちのままにデッサンしていったシングル「セミ」は、カノエラナの作品の中でも異色の、しかしこれからにとっても大事な1曲となった。前シングルに続いてアレンジも手掛けており、瀕死の状態でもがき、アリの餌食となっていくセミの痛々しい姿に自分の心境を重ね、心の淵に立って、死生観、人生観を見つめて、自分の心の内で何かが大きく変わろうとしていく瞬間の湧き上がるエネルギーを、バンド・サウンドにも映した。いわゆるオチとなるその答えは出ないが、クレッシェンドしていく叫びには痛切さに晴れやかさも混じる。アコギ片手に、ユニークな視点で曲を生み出していくカノエラナの、ソングライターとしての心意気と挑戦が詰まった1枚。
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