DISC REVIEW
Japanese
2019年06月号掲載
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EASTOKLAB
EASTOKLAB
エレクトロやミニマル・ミュージックの表現方法を持ちつつ、EASTOKLAB(読み:イーストオーケーラボ)が独特なのは、アフリカン・リズムを熱くない音色として鳴らすバランス感覚。そのサウンドと寒い国の音楽を想起させるどこまでも澄み切ったシンセやギターのディレイが作るレイヤーが、ただ雰囲気のいい音楽であることをどこか拒むように伝えていると思えてならない。日置逸人による、ジェンダーを感じさせず、ファルセットが特徴的なヴォーカルは、明確に意味が成立する日本語詞で主に過ぎ去っていった事柄や、それを思う心象を描く。かつてギター・ポップやオルタナティヴ・ロックが描いたものの芯にある思いを、選び抜いた少ない音数で構築する、意識的且つ音楽的なバンドのデビュー・ミニ・アルバム。
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