Japanese
2019年06月号掲載
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スカ・パンクをベースにダンス・ロックやカントリー・テイスト、ニュー・ウェーヴなどをハイブリッドしてきたガールズ・ヴォーカル・バンドが、デビュー20周年を機にとんでもなくフレッシュな新作をリリースする。masasucks(the HIATUS/FULLSCRATCH etc)をプロデューサーに迎え、ルーツのスカやポップ・パンクを下敷きにナイス・メロディが耳に残る8曲。ポップスとして成立する美メロとサビのニュー・ウェーヴ的なビート感が新鮮なTrack.1、ギター・サウンドで表現する90年代UNDERWORLD的なダンス・チューンのTrack.3、モータウン・ソウルのキャッチーさにも似た16ビート・ナンバーのTrack.5など、サウンドもクリアで、聴きやすく完成度の高い1枚だ。(石角 友香)