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DISC REVIEW

NATSUMI

今、目の前で起こっていることを歌うこと。今、頭の中で思っていることを歌うこと。それは"フォーク"のあるべき姿であり、そして"歌"という表現形態が持つ無限の可能性へのトライアルでもある。THEラブ人間のライヴCD&DVDと同時にリリースされる

LIVE@Gloria Chapel

sleepy.abのアコースティック編成"sleepy.ac"が、2013年11月27日に品川教会グローリア・チャペルで行ったライヴの模様を収録したアルバムをリリース。"ストリングス・ダブル・カルテットを迎えた神聖かつ荘厳な、安眠導入盤"と

Mess

2012年の『WIXIW』以来となる通算7作目のオリジナル・アルバム。どこか聴いていてイヤな汗をかく不穏な音の配置も含め、現代最強のエクスペリメンタル・ロック・バンドと称された近年の作品に比べると、強迫観念めいたビートやサウンド・デザインは

Glowing Red On The Shore EP

60年代的なサイケデリアが、MGMTやFLEET FOXESといったUSバンドたちによってモダンに蘇生されたのが、00年代の後半。あの時期、USシーンにおいて"逃避"はひとつのキーワードだった。そして今、ここ日本で、この神戸のThe fin

Fractured Holy Symmetry

UK、USでのリリース、さらにはフランスのDesire Recordsからヨーロッパ・リリースも果たし、海外メディアからも絶賛されている逆輸入バンド、Jesse Ruinsの新作。「Ⅰ」「Ⅱ」......「Ⅵ」とタイトルが付けられた僅か1分

Reset

パンクとテクノを荒々しく引っ掴んでフロアに投下、爆発させ、ミニマムだが凶暴性抜群のサウンドを背負い、鬼の形相で世相を斬り、時に実力行使のゲリラ・パフォーマンスを繰り広げ90年代を疾走したATR。2011年に復活を遂げた彼らが、この『Rese

contrast

ソロ名義初となるEPは、凛として時雨もソロも含めこれまでで最もTKの歌(声)と対峙する作品だ。元々、時雨の轟音と怒涛のアンサンブルに埋もれないメロディを突出させる手段として生まれたハイトーン・ヴォイスは、今や彼の歌の表現のスタンダードである

Masked Monkey Awakening

デビュー・アルバム『マジルヨル:ネムラナイワクセイ』から13ヶ月ぶりとなる2ndフル・アルバムは、HARD-FiのRichard Archerとの共同プロデュース作。自身の持つ世界を深く広げていた前作に比べると直情的でアッパーな楽曲が多く、

BEST(2003-2013)

幼馴染で中学のブラスバンド部のメンバーを中心に結成され、昨年10周年を迎えたバンドのキャリア初となるベスト・アルバム。今でこそ10代の女性バンドがデビューすることは珍しくないが、才能によりキャリアをブチ破って出てきたオレスカバンドのデビュー

World Of Joy

Rough Tradeが発掘し、日本でもFUJI ROCK出演や、THE VACCINESのサポート・アクト、単独公演を行うなど、世界中のガレージ、インディー・ロック・ファンの心を掴んだミネアポリス発のHOWLERが、2年ぶりとなる2ndア

愛の関係

フジファブリックやSISTER JETなど、数々のアーティストのプロデュースを手掛けることでも知られる片寄明人、名だたるバンドのサポートやプロデュースに携わる白根賢一、前作から加入し、若干24歳とは思えないテクニックとセンスを持つjanによ

標本箱

ここに標本として保存されているのは11人の"女"の物語――黒木渚、初のフル・アルバムにして、ソロ後初の作品は、楽曲それぞれに主人公となる女性/少女が存在する。ジャンヌ・ダルク、死んだことを後悔する地縛霊女、片想いする少女など、それぞれの境遇

Between Places

KINGS OF CONVENIENCEのErlend Øyeとスタジオを建設したり、日本でもRAZIKAらのプロデュースを手掛けているノルウェーの天才、Matias Tellez率いるドリーム・ポップ・バンド、YOUNG DREAMSの傑

ハッピーターン

MCいつかとDJゴンチの現役OLによるエレクトロ・ヒップホップ・ユニット、Charisma.comが2014 PARCO VALENTINEキャンペーン・ソングに起用された「チャンコイ」に続くiTunes限定配信シングルをリリース。今作は"

うちゅうにむちゅう

なんだ、このあまりに不可思議なポップは。神戸発、双子の兄弟が中心となって結成された4ピース・バンドによる、初の全国流通盤。ジャズやヒップホップ、ファンクなどを消化したしっかりとした肉体的かつ骨太なグルーヴ感がありつつも、曲全体の印象は、まる

Present Tense

2009年『Two Dancers』はマーキュリー・プライズにノミネートされ、前作『Smother』も全英17位と好セールスを記録した英国の4人組による4作目のアルバム。今作ではBjorkやBrian Enoを手掛けたプロデューサーを迎えて

彼女はゼロフィリア

閃光ライオット2008の準グランプリとしても知られるBrian the Sun。その後メンバー・チェンジを繰り返すも、折れることなく健やかに成長しているのは、オリジナル・メンバーの森 良太と白山治輝がひたむきに自分たちの音楽と向かい合い続け

CHORD

前作から2年振りとなる5作目のアルバム。昨年リリースされた『SCREAMER e.p.』収録曲「体温」のMVがYouTubeで45万再生され話題となったことも記憶に新しいが、kim曰く"賛否両論を巻き起こした"このトピックに安易に乗っかるつ

Mirror

透きとおるような美しい歌声による歌が洗練されているせいか、全体の印象はポップに聴こえるものの、BUMP OF CHICKEN以降の日本のギター・ロックの流れやポスト・ロックおよびシューゲイザーといったオルタナ以降の感性が入り混じったサウンド

パラレル

2ndシングルとなる本作は、プロデューサーにNARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS、特撮。ももいろクローバーZやBABYMETAL、上坂すみれらの作品の作曲編曲も手がける)を迎え、彼の提案により一発録りに挑んだ新曲2