DISC REVIEW
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この作品は、それまでアルバム用に作っていた曲をすべて捨て、その後まっさらな状態で作られた楽曲たちで構成されているという。その6曲に"新たな境地に辿り着いた"という手ごたえを感じた彼らは、バンド名を"ELECTRIC LUNCH"から"Hel
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2013年に活動休止となったJeeptaのフロントマンとして活躍していた石井卓と、さまざまなジャンルのバンドでサポートを務めるドラマー、ジョン中村が結成した2ピース・バンド、"石井卓とジョン中村"による待望の1stミニ・アルバム。BYEE
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今年3月に3rdフル・アルバム『VISION』をリリースしたばかりのねごとが、わずか3ヶ月でシングルを発表。TVアニメ"銀魂゜"のエンディング・テーマであるTrack.1はグルーヴィで踊れるリズムの上に、遊び心溢れるシンセが瞬く、華やかで軽
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好きなことをやるためにいる場所でも、好きな人がいようと、楽しい夜があろうとも、どうにもよそ者の気分で明けていく空を見てしまう自分がいる――このアルバムのテーマである"サウダージ=郷愁"とは単なるセンチメンタリズムではない。サポートにライヴも
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アニメ"デス・パレード"のオープニング・テーマに使われた2ndシングル「Flyers」をスマッシュ・ヒットさせたBRADIOがついに1stフル・アルバムを完成させた。この1年、めきめきと頭角を現してきた勢いを反映させた、とても聴き応えある作
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4曲入りの1st EPだが、中身は途轍もなく濃い。冒頭曲「愛しさと切なさと純情な感情」からダンス・ビートとメタルの要素を混ぜ合わせ、クスッと笑わせるコーラス・ワークもインパクト絶大で、異次元に突き抜けた歌謡ロック・サウンドが最高だ。「ハート
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90年代のUS/UKインディー・ロックやパワー・ポップ、3コードでギターをじゃきじゃきとかき鳴らしドカスカとビートを走らせるTHE MUFFSや、THE LA'Sのような煌めきのポップ・サウンドまでを奏でる3ピース。カラリとしたサウンドを、
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コンテンポラリーな生活はずっと"君は君のままでいいけど、今のままでいいとは思わないだろう?"という自問自答がそのままリスナーにも共有されてきたバンドだ。それを泣きやルサンチマンを轟音で昇華するのでも、ことさらポップでキャッチーに落としこむの
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遂に完成された1stフル・アルバム。幽玄且つ煌びやかなアトモスフィアを産むエレクトロ・サウンドに、あたたかみとチャームを加える生楽器の音色、男女混成ハーモニー、さらにはファンキーなほどに肉体的なバンド・グルーヴが組み合わさることで産まれる、
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管楽器と女声コーラスを巧みに取り入れ、"和製DIRTY PROJECTORS"と評される男女6人組、"吉田ヨウヘイgroup"。傑作と呼ぶに相応しい前作『Smart Citizen』で見せたポップネスはその純度を保ったままに、ジャズ、ソウル
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ジャム・セッションと垂れ流しのインプロは違うのだ、と演者でない人間でもわかる。インストでもプレイヤーのエゴじゃなく伝えたい感情なり情景があるからこのメイン・リフやメロディ、ビートなんだとわかる。だからPHONO TONESはいい意味でキャッ
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前作から3年ぶりのリリースとなる3作目のアルバム。シンセやピアノも使って、ディスコ・ナンバーやピアノ・バラードにも挑戦しながら、ここで彼らが追求しているサウンドは、脱ギター・ロックというよりもむしろ、スタジオにおけるサウンド・メイキングをと
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アルバムのオープニングは、パワフルでいて洒脱な杉浦琢雄(東京60WATTS)のピアノで幕を開ける「Headway」。柴山一幸の歌とともに、グルーヴィなバンド・アンサンブルがスタートし、眠りについていた物語が目覚めたように動き出し始める。ぶる
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勇猛果敢に打ちつけられるキックの音と覚醒感のあるメロディに、バンドが本来的に持つスケールの大きさを感じさせる円盤流ダンス・ポップ「ELMER」。紅一点の城明日香(Gl/Cho)がメイン・ヴォーカルをとるメロウで端正なミディアム・チューン「言
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開いた扉の先に広がるのは、未だ重苦しい現実と孤独感だった。前作『蠅ト百合』で鳴らされた、開放感とメランコリーが入り混じるギター・サウンドからさらにヘヴィに、且つキャッチーに、そのスケール感とポップネスを何倍にも増した楽曲たち。1曲の中で見せ
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ゴッチがブログに"震災後、2度目の人生を生きている心持ち"という意味のことをときどき書いているが、現実の音像、そして作品に昇華されたのが今作なのだと思う。シングル『Easter』同様、FOO FIGHTERSのプライベート・スタジオで全曲レ
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恋する気持ちの第1段階=トキメキと切なさに満ちた「FUSHIGI DANCE」、ウエスタン調が新鮮な「今夜パーティーがないのなら、どこかに映画を観にいこう」。それらの軽快さに至るバンドの道のりを辿るように、フォーク直系の金田の歌が粋な「愛だ
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2014年10月にリリースされた『魅力がすごいよ』に続き、バンドの急成長に面食らった。バンドのアンサンブルの強度の上昇はもちろん、各プレイヤーの表現力と音色の拡張が目覚ましい。表題曲は美しいピアノとストリングス、ゴスペル調のコーラスで幕を開
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