DISC REVIEW
Japanese
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PHONO TONES
Along the 134
ジャム・セッションと垂れ流しのインプロは違うのだ、と演者でない人間でもわかる。インストでもプレイヤーのエゴじゃなく伝えたい感情なり情景があるからこのメイン・リフやメロディ、ビートなんだとわかる。だからPHONO TONESはいい意味でキャッチーなのだ。そのうえで今回の3rdアルバムは抜き差しや展開が"読めない"楽しさが横溢。曲調も多彩だ。飯塚の生ピアノのジャンルレスな"広さ"や、海をイメージさせる王道の音色からカオティックな歪み感まで多彩な宮下のペダル・スティール、それらの上モノを支え、時に共に"歌う"伊地知と猪股のリズム隊。爽快な海も灼熱の海もあるけれど、例えばラスト前の「High & Lonesome」が醸す寂寞感、そんな普通の日々がポロッとこぼれ出るあたりに純粋にバンドとして信頼を寄せてしまう。
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