DISC REVIEW
Japanese
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PHONO TONES
LOOSE CRUISE
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔とDr.DOWNERの猪股ヨウスケの名前が前に立ちがちだが、このバンドの肝はまるでヴォーカルのように変幻自在で時にカオティックな宮下広輔のペダル・スティールだろう。そこに絡む飯塚純のエレピもエモい。いわゆるインスト・ジャム・バンドともサーフ・ロックとも違う、横浜という都市に近い海の文化を背景に持つオルタナティヴなクルーズ・ロック。どの曲もユニークだが、「Autumn Sword Fish Dance」のジャズと祭りばやしとレゲエがコングロマリット状態なアレンジ、テンション高めでハードボイルドだけどそこがむしろ笑える「石川町ファイヤー」、元cutman-boocheのウリョン(Vo)参加の歌ものナンバーなど、音楽の楽しさ満載。ユルすぎない夏のお供に。
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- 2025.10.10
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