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DISC REVIEW

1Kより愛をこめて

ちょうど1年前にリリースした前作『あの日の僕へ』にある、誰もが共感できる歌詞、キャッチーなメロディでリスナーのハートを掴んだ名古屋のギター・ロック・バンド、LUCCI。そんな彼らが、これまでのイメージである正統派な歌モノ的ノリもありつつ、少

FOCUS

日常にピントを合わせて"人生の素晴らしさを描きたい"という気持ちを込めたというバンドにとって初の全国流通盤。90'sポップス、クラブ・ミュージック、シティ・ポップやニュー・ウェイヴ、ファンクなど、様々な音楽性をドリーミー且つポップなダンス・

みらいいえ

5月末のライヴを以て、9年間の活動に終止符を打つNUMBER VOGELのラスト・アルバム。収録されるのは、"NUMBER VOGEL"というバンドの志向が作り上げられた初期の曲、ライヴの定番となっている曲、そして新たに作り上げた「ネガティ

勇気も愛もないなんて

アコースティック・アルバム『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』を挟んで、前作『Shout to the Walls!』から3年振りのリリースとなる6作目のアルバム。前作以降にリリースしてきた6枚のシン

凛々フルーツ

壮大で濃厚。ボリュームも満点。長編の恋愛映画を見ているようだ。バンド初のフル・アルバムは彼らの原点でもある、世代を問わず響くいい曲を作るというポリシーが遺憾なく発揮された作品になった。楽曲ごとに趣向が凝らされ、言葉を効果的に響かせる理姫のヴ

バイオロジー

"全にして一、一にして全"――この宇宙規模の真理がひとりのちっちゃな人間の心から溢れ出し、紡がれた言葉とメロディによって形を与えられたミニ・アルバム『バイオロジー』は"表現者・永原真夏"による最初の足跡。ここにある、あなただけに向けた究極に

Daylight

"何気ない日常にドラマを"そして"あなたの日々に転がるたくさんのドラマに、最高のBGMを"をコンセプトに活動する大阪発正統派ギター・ロック・バンドがTOWER RECORDS新レーベル"myh records"第1弾アーティストとしてリリー

Exhibition

数々のバンドを輩出した10代限定の夏フェス"閃光ライオット"で2013年にグランプリを獲得以降、若くして"自分たちらしさとは?"という問いと向き合い続けてきたが、ついにひとつの答えを見つけたようだ。多彩且つストレートなサウンドをもたらしたの

空っぽな宇宙

2007年、大分県別府市で結成。現在は東京を拠点に活動している4人組ロックンロール・バンド。その彼らが浅井健一が主宰するレーベル"SEXY STONES RECORDS"からリリースした前作『THREE MINUTES GOLD』から2年、

DANCEABLE

遂に本作を以ってメジャー・デビューを果たす夜の本気ダンス。とはいえ、やはりこのバンドのことだ、本人たちに浮き足立っている様子はない。たしかな実力を持つライヴ・バンドとして全国各地のイベントからオファーがある現状でも、クールに自らの現状を把握

Survivor

早くも4作目となるシングルは、アニメ"機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ"のオープニング・テーマ。アニメが描く、前世代の悪しき遺物を若い世代が覆していくというストーリーが、ラクな道のりではなかったバンド活動を経て、しかし共にいるファンや仲

dumping swimmer

自身の精神世界への"潜水"。プロローグとなるエレクトロニックな「シンカイへ」からコンセプチュアルな作品性に引き込まれる。実質的な1曲目である「シニカルデトックス」は3人の演奏が目に見えるほど削ぎ落とされた音像、タイトだがテクニカルなアンサン

SPECIALS

昨年のツアーに密着したドキュメンタリーとツアー・ファイナルとなったZepp東京公演を収録した映像作品と同時リリースするニュー・シングル。すでにライヴで披露され、新たなライヴ・アンセムの誕生を印象づけている表題曲は、EDMにアプローチした「M

追撃のフォークロア

ミソッカスの進化と成長具合が止まらない。このメジャー1stアルバムを聴いて、ちょっと驚いた。今作は"フォークロア=民族音楽"をテーマに据え、たしかに作品全体からほんわか民族調のサウンドが漂ってくる。過去作と比べても、音数は増え、展開やアレン

ゾウさんが殺す

harogi(Gt/Vo)を中心に2015年に結成されたばかりという、4人組ロック・バンドの初めてのリリースとなる1stミニ・アルバム。バンド名もアルバム・タイトルも気になるうえに、アー写もマスクを被っているためまったく素性がわからない。た

FLY HIGH!!

昨年、いしわたり淳治プロデュースによる2ndアルバム『文學少女』をリリースした、大阪出身のBURNOUT SYNDROMESが、シングル『FLY HIGH!!』でメジャー・デビューする。表題曲は、TVアニメ"ハイキュー!! セカンドシーズン

with time

"~を開放する"という意味のバンド名通りの道のりを歩いてきた彼らが、結成20年目に放つに相応しい思わず身体が動くグルーヴィな楽曲が揃った1枚。Mark Ronson然り、往年のCHICをアップデートしたような「get down」、ロック・バ

What's This???

超高速のポップでデストロイなテクノ・サウンド「Introduction!」で幕を開け、怒涛の勢いでPOLYSICSの音の宇宙を旅させる全19曲。結成19周年だから、19曲という安易な、それでいて無謀なことをやってのけるのがこのバンドらしい。

世界収束二一一六

秋田ひろむが世界へ抱く"失望"と"期待"を音楽に投じた1年4ヶ月ぶり、通算3枚目のフル・アルバム。メール・インタビューで彼は"僕は好き勝手に言いたいこと言ってるのがいいと思ってます"と回答しているが、今作は過去最高にメッセージ性が強い。リー

DEEPER

初作品『ルームシック・ガールズエスケープ』に迸っていた初期衝動、そしてwowakaが動画サイトにアップしていた楽曲が放つ発明性。2ndフル・アルバムとなる今作は、そのふたつの要素を孕みながら、プレイヤーひとりひとりの表現力とwowakaの詞