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DISC REVIEW

Murmurations

ソリッドなニュアンスもアンビエントな作風も打ち出してきたSMDが、デビューから10年の節目の先に提示した本作。エレクトロ・アーティストがデジタル・クワイアなど、人間の声のレイヤーに意識的なのは昨今の潮流だが、SMDは今作の軸に、イギリスのハ

トロイメライ

八王子発の4人組日本語ロック・バンド POETASTERが、前作からおよそ7ヶ月で発表する全曲ラヴ・ソングのミニ・アルバム。オープニングの「キャラバンに乗って」は明るく軽快なサウンドだが、ファンタジーなワードと現実味溢れる描写との対比が共感

oxymoron

前作『carbonium』から約8ヶ月ぶりとなるariel makes gloomyの2nd EP。自身の活動形態を"プロジェクト"と称して、ベールに包まれた部分も多い音楽集団だが、全国流通としては2枚目となる今作『oxymoron』を聴い

ADVANCE STEP

大阪高槻発の4人組パワフル系ポップ・ガールズ・バンド PICKLESが、昨年12月に発足した新レーベル"HIGH BEAM RECORDS"から初の全国流通盤をリリース。彼女たちの魅力は、思わず口ずさんでしまうようなポップでキャッチーなメロ

轟音

"感情爆発!!"をコンセプトに、台湾やアメリカでもライヴを行うなど、海外では"PIGAMAN"の名で活動する府中発3ピース・ガールズ・バンド、Maxn(読み:マクスン)が初の全国流通盤をリリース。攻撃的でダークなメロディに乗せて歌われるのは

狂ウ夏集

都内のライヴハウスを中心に"超現場主義"で活動をする4人組ロック・バンド、赤丸。初の全国流通盤『he said,she said』から約1年ぶりとなる3rdミニ・アルバム『狂ウ夏集』は、これまで赤丸がライヴで大切に育ててきた楽曲をブラッシュ

Are You Where You Are?

幼少期から海外で育ったMas(Vo/Gt)を中心に結成されたNOTHING TO DECLARE。国内、海外、メジャー、インディーと、幅広いステージで活動してきたメンバーが集結したことが窺える、バラエティに富んだ楽曲を鳴らしながら、常にひと

RED EARTH 0

総勢9人の"フォークソングパーティ"、RED EARTHが1stアルバム『RED EARTH I』と2ndアルバム『RED EARTH Ⅱ』に続く、シングル『RED EARTH 0』をリリース。シングルと謳ってはいるものの、新曲4曲に加え、

Down the Hatch

大学の音楽サークル仲間が集まり結成されてから約3年半。初期の曲からレコーディング期限ぎりぎりで完成した曲まで、これまでのバンドの歩みを詰め込んだ全10曲収録のセルフ・タイトル作。当初からメンバー間で共有しているというthe band apa

ヨル ヲ ムカエニ

1stミニ・アルバム『アケユク ヨル ニ』と1stシングル『アフレル』の流れを汲んで制作された2ndミニ・アルバム。夜明けを迎えたうえで夜に戻ってくるというタイトルのとおり、初期曲と新曲を収録したうえで、現段階でのkoboreの完成形を示す

ゼロ

要素のひとつとして持っていたメタルに彼ららしいやり方でアプローチした前作から約1年3ヶ月というペースで、そこに鳴るが完成させた4作目のミニ・アルバム。前2作で新たなサウンドに挑んできた彼らは、ここでいかに作為なく本来のそこに鳴るらしさを表現

VERY GIRL

ヴォーカル失踪というバンド存続の危機を乗り越えて、ベースの菱田明裕がヴォーカルを兼任、3ピースで活動してゆくことを決めたSPANGLEの1st EP。すでにライヴで披露されている「Sentimental Very Girl」をはじめ全6曲の

綻び

"ネガティヴ・ポップ"を掲げて、広島を拠点に活動する4人組ギター・ロック・バンドの2ndミニ・アルバム。昨年6月にリリースした初の全国流通盤『芽生』が"第10回CDショップ大賞2018"の"中国ブロック賞"を受賞するなど、着実に支持層を拡大

LiSA BEST -Way-

『LiSA BEST -Day-』と共にリリースされる、LiSAのベスト・アルバム。ソロ・デビューから7年間の楽曲でも後期のものが多く収録されているが、アニメ"Fate"シリーズのタイアップ曲を並べて収録するなど、時系列にとらわれずに楽曲の

LiSA BEST -Day-

2011年4月にソロ・デビューをしたLiSAが、初のベスト・アルバムを2タイトル同時リリース。これまでに彼女が担当した12曲のアニメ・テーマ・ソングと2曲のゲーム主題歌を2枚ですべて網羅し、彼女がライヴで観客と共に育ててきたアルバム曲なども

ページ/次の火

まずは元Galileo Galileiのメンバーがこうして新たな旅立ちの一歩を記したことを素直に祝福したい。尾崎雄貴(Vo/Gt)はwarbearとしてのインタビューで、以前のバンド時代について、"勝手に何かに縛られていると思い込んでいた"

swallowtail

イントロからいきなり聴き手の意表をついてくる「三文芝居」が象徴するように、バンドの果敢な挑戦がたくさん詰まったドラマストアのニュー・ミニ・アルバム。メンバーの加入&脱退もあった昨年はこのバンドにとって変化の年となったが、激流のなかで歩みを止

REAR SIDES HERO

前2作同様コンセプチュアルな作品ではあるものの、シングルという性質上フットワークは軽く、それぞれに異なる魅力を持った4曲を収録。前2作で追求した"前進"というテーマは、津軽三味線と琴の音色も使って、和のテイストを打ち出したリード曲の「月華の

ノンフィクション

ちょうど1年前と同じ日にリリースされる9枚目のアルバムは、鍵盤で彩りを加えるなどしていた前作と変わって、尖ったギターとリズム隊で束ねられた太い音をより前面に押し出した印象。今作のハイライトとなるのが、「極楽浄土」。ユウ(Gt/Vo)がこれま

サイコブレイク

インストやジャズという形容詞をいったん無視して聴いてみると、演奏のダイナミズムやシャレの効いたタイトル、そこから連鎖的に広がるイメージに思わず楽しくなってしまうのが本作の強みだろう。ラウド/ヘヴィ・ロック・バンド顔負けの重く速いタイトル曲「