DISC REVIEW
サ
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4thアルバム『OSジャンクション』から約1年4ヶ月ぶりとなる5thアルバム。バンドの特色のひとつであるミクスチャー・カオスを見事痛快にアップデートした「ソモサン・セッパ」から、甘酸っぱいメロディとポップネス、ロマンチシズム溢れる「一生のお
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挫・人間の4thアルバム。1曲目「webザコ」では激しくアグレッシヴな曲かと思わせておいて、まさかのキラキラ・ポップ・チューンへ急旋回するさまに"なんでだよ(笑)"と突っ込ませつつも聴き手をグッと作品に引き込む。そのほかにも挫・人間らしいク
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全国流通盤としては初のシングル。シングルと言いつつも表題曲は3曲目で、3曲すべて方向性や音楽ジャンルが異なるところなど、挫・人間がこれまでのアルバム制作で培ってきたスキルやポリシーを感じられる。打ち込みと生楽器を織り交ぜたダンス・ミュージッ
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約1年ぶりの新作となる3rdフル・アルバムは、下川リヲ(Vo/Gt)いわく"ギター、ベース、ドラムというバンド・セットにこだわって制作した"もの。バンド・サウンドでもって渾身のストレートを投げる作品だ。ゆえにロック、ファンク、ダンス・ナンバ
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1stフルの内向性と2ndフルのポップな外向性や現代性を掛け合わせたような作品。美少女アイドルになりたいという思いで作ったTrack.3、三味線風のギター・リフとピコピコシンセに合いの手が特徴的なTrack.1など、とうとう頭のネジが全部抜
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自分に対する根拠のない自信と他人からの冷笑は決して100対100じゃないことはバカじゃないからわかる。そのうえで両極に振り切ったり、ないまぜになった感情を過剰なポップとして鳴らせるのがロックンロール・バンドだと思う自分にとって挫・人間は暑苦
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AV監督、IGGY COEN作のMV「人類」を見ている分には、いわゆるメンヘラ、ネット住民、非リア充をエンタメとして受け取れたりするのだが、ここはぜひ音源でこのバンド、そして稀有な両性具有感と現実にはどうしようもなく男子な下川というヴォーカ
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シイナナルミが、作詞者としても、歌手としても、飛び抜けた才能を持っているということが伝わってくる2ndシングル。頭の中でエンドレス・リピートしそうな、小気味いいリフと軽やかなコーラスから始まったかと思いきや、"「恋は盲目なんてバカらしくない
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椎名林檎デビュー15周年企画の一環として、ライヴ・ベスト・アルバム『蜜月抄』と同時リリースされるコラボレーション・ベスト・アルバム。客演した他アーティストの作品より椎名林檎自らが編纂し、更にCAPSULEの中田ヤスタカとの初コラボレーション
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椎名林檎デビュー15周年企画の一環として、コラボレーション・ベスト・アルバム『浮き名』と同時リリースされるライヴ・ベスト・アルバム。ヘヴィ・ユーザーに人気の高い楽曲を中心に選曲しており、デビュー以来のツアーより厳選した音源に加え、2009年
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北海道在住シンガー・ソングライター、栞寧によるミニ・アルバム。アコースティック・ギターを抱え、弾き語りでライヴをしているという栞寧だが、今作ではスッとまっすぐに伸びていくヴォーカルを生かした「maru。」での、シンプルなギター・サウンドから
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2枚目となるミニ・アルバムには、"記憶"をテーマに紡がれた7編のストーリーが収録された。導入となるインスト曲「recall」から、美しくファンタジックなサウンドで淡い夢のような場所や、静かな物思いの時間へ、すっと滑り込ませていく感覚がある。
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都内のライヴハウス・シーンで着実に知名度を上げている次世代アート・バンド、シキサイパズル。早耳リスナーから注目を浴びる彼らの初となる全国流通作品は、エレクトロニカやポスト・ロックの要素を取り入れた色彩豊かなバンド・サウンドと、美しい鍵盤の旋
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コラボ・ユニット『ゆーきゃん meets あらかじめ決められた恋人たち』改め『シグナレス』の1stアルバム。なにより見事なのはそのディテールの描き方。直接的な言葉なくして、ふと匂い立つ感傷や焦躁。街の喧騒とざわめきの中の寂しさ。物語の一編の
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音楽家としてのスタートラインに立ったばかりだからこそ、その迷いを挑戦的にパッケージできる。そんな獅子志司の1stミニ・アルバムだ。最新のヒップホップを大胆に取り入れた「忘憂」や「らんだ」をはじめ、より自分自身の表現の枠を押し広げることになっ
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2018年からニコニコ動画を中心にボカロP、歌い手としての活動をスタートさせた獅子志司による初のフル・アルバム。Choisauce名義で投稿された初期曲「有象無象も踊る夢」をはじめ、ニコ動の殿堂入りを果たした「絶え間なく藍色」、人気クリエイ
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モデルなどでも活躍するドラム・ヴォーカリスト、シシド・カフカが1stアルバムを完成させた。シングル曲やc/wなどの既発曲を含め全16曲というボリュームで、新曲を9曲収録している。これまではクールなキメ曲が多かった彼女だが、今回はアルバムとい
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昨年メジャー・デビューしたドラム・ヴォーカリスト、シシド・カフカの2ndシングル。タイトルにも"音楽"と掲げられた表題曲は、内なる激情を匂わすクールな楽曲だ。低音ヴォイスで幕を開ける序盤からサビに繋がるメロディの駆け上がりはとてもしなやかで
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