DISC REVIEW
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前作『OH YEAH』が結成10周年の集大成だったとすると、6枚目の本作はHEREがこの先、何十年も活動していくエンジンを新たに積むことに成功した快作。「風に吹かれてる場合じゃない」で、現状は大変だけど前を向いて生きようと高らかに歌う尾形回
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アコースティックにポップスを奏でるネット発SSW あれくんが、オルタナティヴ・ロック・バンドのギタリスト、クラシックに出自をもつピアニストと出会い、結成した夜韻-Yoin-。そのメジャー1stミニ・アルバムは、愛する人とのすれ違いの物語を描
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"青"をテーマにした曲を歌ってきたCYNHNの新作は、メイン・ソングライターの渡辺 翔以外にも、ソングライターを迎えて制作された。mol-74、蒼山幸子(ex-ねごと)、トオミヨウやLiSAの楽曲も手掛ける草野華余子など、幅広い面々がそれぞ
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福岡を拠点に活動する3ピース・バンド snootyの1stミニ・アルバム。去っていった"君"を想う感情を繊細に歌い上げたり、猫になって自由に生きたい気持ちを率直な言葉で綴るかわいらしい楽曲もあったりと、その世界観はバリエーション豊か。楽曲に
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まさにEARNIE FROGsの"答え"と呼ぶに相応しいアルバムが完成した。ハイカロリーなギター・ロックからエレクトロなダンス・ロック、ブラック・ミュージックのエッセンスを取り入れたナンバーまで、あらゆるジャンルを貪欲に吸収してきた彼らのポ
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2020年12月から始動する4人組ロック・バンド サキヲが、3週連続配信リリースという形で世界に打って出る。サウンド・プロデューサーに氷室京介やGLAYのサポート・ドラムを始め、名だたるアーティストのライヴやRECに参加しているTOSHI
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今年アルバム『POP』でメジャー・デビューを果たしたB.O.L.Tの初シングル。BSテレ東のドラマ"どんぶり委員長"主題歌に起用されている表題曲「Don't Blink」は、TOTALFATが提供しており、TOTALFAT節全開のメロコア・
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YouTuber系バンドとして史上初のメジャー進出を果たすNon Stop Rabbitの堂々たるデビュー・アルバム。すれ違う想いを語感のいいメロディで歌い上げる「ALSO」を皮切りに、エレクトロなダンス・トラックにスクラッチとラップが交錯
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いわゆる歌モノのギター・ロックを奏でながら、ツイン・ヴォーカルで他のバンドに差をつける3ピース・ロック・バンド、Somariによる初の全国流通盤となる1st EP。"頑張ろうぜってリスナーに勇気を与える音楽を届けたい"という言葉通り、ラヴ・
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混沌とした空気に包まれた令和2年。数多のミュージシャンの手によって今年という年を意識した音楽が生み出されたが、これほどまでに生々しい感情が詰め込まれた音楽には出会ったことがなかった。時に一見ポップなギター・ロックに紛れ、時に絞り出すように切
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KANA-BOONの約9ヶ月ぶりとなるニュー・シングルのキーワードは"解放"。思わず手拍子をしたくなるハイテンションなイントロで始まり、そのまま失速することなく展開される軽快なギター・リフは、まさに抑圧された空間からの解放を感じると同時に、
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表題曲がTVアニメ"炎炎ノ消防隊 弐ノ章"ED主題歌、さらに谷口 鮪(KANA-BOON/Vo/Gt)によるプロデュースという話題性抜群のシングルだが、それを差し引いても十二分な求心力を放つ1枚。むしろそれらの贅沢なほどの付加価値を、どこま
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割れたり欠けたりした陶器などを接着し、継ぎ目を金で飾る修復方法を"金継ぎ"という。ばらばらになった気持ちや絆を痛みながらサヴァイヴする人に対し、もとあったものを生かしつつ前よりも美しくしたい、そんな想いで制作された本作。特に印象的だったのは
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前作『フライングベスト~知らないの?巷で噂のダメ天使~』以来約2年ぶりの実質"メジャー1stフル・アルバム"とも言えるアルバムが到着した。表題曲はDECO*27×ナナヲアカリの共作。タイトルに"七転八起"ではなく、"七転七起"="七回転んだ
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©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon ©2020 ピカチュウプロジェクト 大のポケモン好きを公言する岡崎体育が、"劇場版ポケットモンスター ココ"
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リュックと添い寝ごはんのメジャー1stフル・アルバム。今作は、高校生活の集大成とも言える前作『青春日記』のフレッシュな気持ちは継承しつつも、タイトルの"neo neo"が示す通り、新しい自分たちを提示した作品に。初メジャー作品ということで、
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悲しいときにはその涙を拭うための優しい歌を、苦しいときにはそれすらも笑い飛ばす陽気な歌を。それがMAGIC OF LiFEというバンドの流儀であることを感じるミニ・アルバム。新しい生活への期待とお節介な"間違い探し"への苛立ちを歌った「陰日
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"陰×ロック"をテーマとしたミニ・アルバム。リード曲「痛人間讃歌」(アニメ"GUARDY GIRLS"OP主題歌)は、ロック・バンド ミオヤマザキが提供しており、"陰キャのカリスマ" ニノミヤユイ×"メンヘラ界の神" ミオヤマザキという強力
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