Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

DISC REVIEW

Cupid/Fantasy

ナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子、牛尾憲輔と名前を聞いただけでもワクワクさせるメンツによるバンド・LAMA。今作はアニメ「UN-GO」エンディング・テーマとしてもオンエア中。4人の力が惜しみなく発揮され、ナカコーとフルカワの掛け合いは鮮や

やさしくなりたい

15枚目となるアルバム『45 STONES』も素晴らしく、夏フェスにも積極的に参加し、幅広い層から支持を集める斉藤和義がニュー・シングルをリリース。躍動的なギターで幕を開けるこの曲は火曜ドラマ『家政婦のミタ』の主題歌。"やさしくなりたい""

奇跡/オリジナル・サウンドトラック

一介のチンケな物書きの極私的な心情を交えレビューする。想像を遥かに超えた事態に思考は追いつかない。3.11以降の音楽の在り方を考え続けても答えを見出せない。音楽の救いなんてただの美談じゃないかと諦観してしまう瞬間もある。なんだか悶々としてし

トーキョー・ポップンポール・ スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!

驚いた。住所不定無職、大躍進である。これはバンドにとって過去最高作といってもいいだろう。その主たる要因は、人選の成功によるところが大きく、プロデュース陣との相性が抜群なのだ。ヒダカトオル参加の「MAGIC IN A POP!!!」の、キラキ

真面目な人

アコースティックなイメージを一新し、エレキ・ギターをかき鳴らしたロック・アルバム『Ni』でも驚かされたが、その勢いのまま発射されるニュー・シングルはピリッとスパイスの効いた応援歌。現実を見据えた自分自身への心の叫びでもありながら、他者にも向

愛なんて

今年メジャー・デビュー10周年を迎えたGOING UNDER GROUNDのニュー・シングル。ピアノの綺麗なメロディが印象的な表題曲「愛なんて」は、優しく力強いメロディと歌声に、少し悲しくも前向きな歌詞がとても心に響くバラード。11月5日公

明け方のメタファー

5月にミニ・アルバム『花束』をリリースし、7月には二度目となる人気アニメ「銀魂」のエンディング・テーマも務めたPragueの2ndアルバムが早くも完成。デビュー当初から高い演奏力と幅広い音楽性で評価を受けて来た彼らだが、今作ではさらにキーボ

よっちゃばれ

民謡、フォーク、ロック……いつだってジャンルの垣根をぶっ壊してきたのは彼らだった。今作は演歌の女王・石川さゆり、GO!GO!7188のユウをフィーチャリングした楽曲も収録し、盆踊りや島歌などの和テイストをふんだんに落とし込んだ印象。気になる

Mount Wittenberg Orca

特設サイトにてデジタル配信のみでリリースされていたアルバムが完全生産限定で待望のCD化。DIRTY PROJECTORSとしては2009年の『Bitte Orca』以来のリリースとなる。Björkを招いて制作された今作だが、楽曲は全てリーダ

National Treasures

20年以上のキャリアを持つ、イギリスの国民的スリー・ピース・バンドMANIC STREET PREACHERSのコンプリート・シングル集が日本で先行発売。ベスト盤としては2作品目となるが、今作は全シングル37曲に加え、THE THE「Thi

Kitsune Maison Compilation 12

フランスの総合アート集団KITSUNEが送り出す人気シリーズの第12弾。一時期の勢いは衰えたものの、このシリーズは今日の音楽シーンを捉える意味でも、ブレイク間近の新人さんをチェックする意味でも重要な1枚。このコンピが優れているのはただの寄せ

Sunshine Kids

“男女ポップ・デュオ”というと、THE TING TINGSの姿が真っ先に浮かぶのだが「We Are Here To Save You」でデビューしたSUGAR CRISISは、よりポジティヴなサウンドが跳ねまわる。SKYE SWEETNA

Days

瞼の裏に浮かぶは、澄んだ空気に満ちた森の中でのジャム・セッション。キラキラとした木漏れ日はまるでライティングのように照らされ、気心知れたメンバーのアンサンブルは上品で優しく、かつ甘酸っぱい蒼さもあり、親密に奏でる楽しさに溢れている――そんな

Ritual Union

日系スウェーデン人のYukimi Naganoは、SBTRKTやGORILLAZの楽曲に参加する売れっ子アーティストだ。そんな彼女のけだるいヴォーカルで幻想的な世界を描いてきた、Nagano率いるプロジェクト、LITTLE DRAGON。3

Komba

M.I.A.が参加したデビュー作で強烈な印象を残したポルトガル出身のダンス・ユニットBURAKA SOM SISTEMAの新作が登場。09年センセーションを起こしたアフリカのアンゴラから発生した新ジャンル “クドゥル”の代表格として注目を集

K〜15周年記念エディション

BULRやPULP、SUEDE等が相次いで再結成、活動 を再開しブリット・ポップ・ムーブメントが再燃される中、KULA SHAKERの強烈なデビュー作がリマスタリング、そして未発表曲を含めた豪華版としてリリースされた。95年当時異彩な魅力を

The Year Of Hibernation

驚くべき才能が現れた。米アイダホ出身、弱冠22歳のマルチ・インストゥルメンタリストTrevor Powersのソロ・プロジェクト、YOUTH LAGOON。高校時代に様々なバンドを渡り歩く中でこのプロジェクトをスタートさせ、以降ライヴ活動や

Strange Mercy

余談から始めますが、来年1月に決定した一夜限りの来日公演は何が何でも観に行ったほうがいいですよ!妖艶な歌声もさることながら、超絶的なギター・プレイに度胆を抜かれるはず!手帳を新しく買い換えたら、まずは"ST. VINCENT"とチェックして

Inni

シンプルに伝えたい。とにかく聴いて、見て、心の深い部分で感じて欲しい。アイスランド語で"inni"とは英語の"inside"を指すのだ。圧倒的な音響も、モノクロで統一されたノスタルジックな映像美も、音楽のマジカルな幸福が宿る場所へインナー・

Access OK

韓国出身といえばK-POPが日本でも社会現象になっているが、バンド・シーンもハイ・レベル。韓国ではすでにチケットが入手困難となっており、日本でもNANO-MUGEN CIRCUITやSUMMER SONIC 2011に出演し注目を集めている