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【Non Stop Rabbit/EARNIE FROGs 表紙】Skream!12月号、本日12/1より順次配布開始。NCIS、ぜん君。、ドラマストアのライヴ・レポート、Rain Dropsのインタビュー、This is LAST × 映像監督 YP、B.O.L.T × Jose(TOTALFAT)の座談会など掲載
2020.12.01 12:00
Skream!マガジン12月号が本日12月1日より順次配布スタート。
今月号は、12月9日にメジャー・デビュー・アルバム『爆誕 -BAKUTAN-』をリリースするNon Stop Rabbitと、今年バンド結成10周年イヤーを迎え、12月16日にニュー・アルバム『Answer』をリリースするEARNIE FROGsが表紙を飾る。
その他にも、注目アーティストのインタビューや特集記事、ライヴ・レポートが盛りだくさん。また、アーティスト・コラムも好評連載中なので、ぜひゲットしてほしい。
Skream!マガジン12月号掲載アーティストは以下の通り。
【インタビュー】
Non Stop Rabbit
EARNIE FROGs
Rain Drops
CYNHN
HERE
The Shiawase
サキヲ
新世紀えぴっくすたぁネ申
【特集記事】
This is LAST × 映像監督 YP 座談会
B.O.L.T × Jose(TOTALFAT) 座談会
STEREO DIVE FOUNDATION 特集
Eggs 特集(インタビュー:The Shiawase)
PICK UP! ROOKIES(ガールズバンドブロック / FROM ME. / asobi / CC81)
【ライヴ・レポート】
ぜんぶ君のせいだ。
ドミコ
Nothing's Carved In Stone
ドラマストア
【アーティスト・コラム】
松田晋二(THE BACK HORN)
辻 友貴(cinema staff)
ミユキ(ハルカトミユキ)
下川リヲ(挫・人間)
穴見真吾(緑黄色社会)
渡井翔汰(Halo at 四畳半)
ユメノユア(GO TO THE BEDS)
今月号も、読み応え抜群の盛りだくさんな内容となっていますので、ゲットはお早めに。
全国のCDショップやライヴハウス、スタジオなどに、順次発送いたします。
なお、店舗、地域によって店着日が異なる場合がありますので、ご了承ください。
店舗の営業時間および展開状況につきましては、各店舗にお問い合わせください。
配布店舗が近くにない方や、毎号確実に手に入れたい方のために定期購読も承っております。
詳しくはこちらから。
関連アーティスト
B.O.L.T, EARNIE FROGs, Non Stop Rabbit, Nothing's Carved In Stone, Rain Drops, TOTALFAT, This is LAST, ぜんぶ君のせいだ。, ドラマストアRelated NEWS
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B.O.L.T
Weather
移り変わる天気のように様々な感情が表現された1st EP。その作家陣には、どついたるねん、KNOCK OUT MONKEY、BACK LIFT、POT(※五十音順)といった強力なロック・バンドが名を連ねた。メロコア、ポップ・パンクを中心とした楽曲の数々は、提供アーティストの個性が発揮され、それぞれのカラーを持っているにもかかわらず作品としてのまとまりを感じさせる。それは、このEPのテーマ性だけでなく、メンバー4人の声が立ってきたことで、歌声で作品をひとつに束ねられるようになったからだろう。リード曲はHold Out Hope提供の「BY MY SIDE」。現行のUSポップ・パンクのテイストを取り込んだサウンドに乗せる、複雑な恋心を繊細なタッチで表現した歌唱に注目したい。
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B.O.L.T
B.O.L.T "THE LIVE PACKAGE" 2021
自身初のツアー"#BOLT関東デマス ~初ライブツアーの巻~"のツアー・ファイナルと、恵比寿LIQUIDROOMで行われた"B.O.L.T ONE MAN LIVE 「Voyage」"の2本立てという豪華な映像作品。前者は、初のツアーでの経験を経て成長した4人の姿と、パフォーマンスの充実っぷりが見どころ。2ndアルバム『Attitude』を引っ提げてのツアーということもあり、同作の全曲が収録されているので、CDと共に楽しみたい。後者は、高井千帆のラスト・ティーン・ライヴというメモリアル公演。高井自身が考案した、四季をモチーフにパート分けが施されたコンセプチュアルなセットリストで、"Voyage"のタイトル通りに、メンバーと共に季節を旅する気分を味わうことができる。
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B.O.L.T
More Fantastic
表題曲「More Fantastic」は、桜井日奈子主演のBSテレ東 真夜中ドラマ"ごほうびごはん"OP主題歌に起用され、SILENT SIRENのサウンド・プロデューサーとして知られるクボナオキが提供。B.O.L.Tらしい疾走感溢れるロック・ナンバーで、料理用語を巧みに取り入れながら恋愛に絡めた歌詞が目を引く、キャッチーでエネルギッシュな1曲だ。"空想よりも現実のほうがファンタスティックだ"という根底にあるテーマも深い。秋田のバンド Hold Out Hopeが提供したカップリングの「Reborn」は、B.O.L.Tが主軸とするポップ・パンクの中でもよりヘヴィなイージーコアをベースに、エレクトロニックな上物が映える。つい口ずさんでしまうエモーショナルなメロディは秀逸だ。
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B.O.L.T
Attitude
各曲に身体のパーツや動きがテーマとして割り振られた2ndアルバム。Misaki(SpecialThanks)提供の「スマイルフラワー」、SHANKの松崎兵太は「まわりみち」、「未完成呼吸」の2曲、TOTALFATからShunとJoseがそれぞれ1曲ずつなど、楽曲を提供したアーティストには強力なライヴ・バンドの面々が名を連ねた。中学生になったばかりの青山菜花と白浜あや、20歳付近で大人になった内藤るなと高井千帆、双方の歌声が絡み合い、各作家の個性が発揮された曲を歌い上げる。今の彼女たちにしか作れない作品と言えるだろう。タイトル"Attitude"は"姿勢"などの意味を持つが、本作を経た4人がアーティストとしてどんな姿勢を見せてくれるのか、彼女たちの今後も楽しみだ。
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B.O.L.T
スマイルフラワー
B.O.L.Tの2ndシングル表題曲「スマイルフラワー」を提供したのは、SpecialThanksだ。ミドル・テンポの歌い出しから徐々に疾走感と力強さを帯びていくこの曲は、コロナ禍でマスク着用が当たり前になり、日常で見る機会が減ってしまった"笑顔の大切さ"を伝えてくれる。B.O.L.TメンバーとMisaki(SpecialThanks/Vo/Gt)が持つ優しさを共鳴させたかのような歌声とサウンドで、ライヴハウスには笑顔の花が咲きこぼれるだろう。音楽性としても人間性としても、抜群の相性を見せた1曲だと言える。c/wは「OUR COLOR」。イントロからアウトロまで終始エモーショナルに駆け抜けていき(特にサビのユニゾンがエモエモ!)、こちらもライヴで威力を発揮しそうだ。
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B.O.L.T
Don't Blink
今年アルバム『POP』でメジャー・デビューを果たしたB.O.L.Tの初シングル。BSテレ東のドラマ"どんぶり委員長"主題歌に起用されている表題曲「Don't Blink」は、TOTALFATが提供しており、TOTALFAT節全開のメロコア・サウンドに踊れる要素も加えたアッパー・チューンに仕上がった。"どんぶり"→"Don't Blink"→"瞬きしないでずっと見つめていて"と、ラブコメの主題歌に相応しく恋心と遊び心も詰まった歌詞にも注目。c/wにはバンド・サウンドに切ない想いを乗せた「淡い空」、1stアルバムから「SLEEPY BUSTERS」と「わたし色のトビラ」のリミックス音源も収められ、この1枚でB.O.L.Tの歌唱とサウンドの様々な顔を知ることができる。
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B.O.L.T
POP
ももいろクローバーZや私立恵比寿中学が所属する"スターダストプラネット"の4人組アイドル、B.O.L.Tのメジャー・デビュー・アルバム。本作は、メロコア、パンクを始めとした生バンドによる本格ロック・サウンドが聴き応えたっぷりで、且つメロディをポップに仕上げることにより、タイトル通りにB.O.L.T流のポップを体現している1枚だ。同じ歌詞でも歌うメンバーによって意味が変わって聴こえてくるのは、年の離れたメンバー構成の賜物だろう。単曲配信が主流になりつつある時代に、アルバムを通して24時間を表現している点も意義深い。1枚を通して時間の流れを感じながら聴くも良し、今の時間帯に合った曲を聴くも良し。聴き方のバリエーションも楽しむことができる。
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EARNIE FROGs
Answer
まさにEARNIE FROGsの"答え"と呼ぶに相応しいアルバムが完成した。ハイカロリーなギター・ロックからエレクトロなダンス・ロック、ブラック・ミュージックのエッセンスを取り入れたナンバーまで、あらゆるジャンルを貪欲に吸収してきた彼らのポテンシャルが全開放された全11曲だ。コンセプトは春夏秋冬。新しい命が芽吹く季節の瑞々しさを捉えた「アルナイル」や、清涼感に満ちたサウンドに軽やかな音階が駆け上がる「ラムネサイダー」、秋の寂寥感を吐露するバラード「リコリス」など、変幻自在の男女ツイン・ヴォーカルが移りゆく四季の景色を鮮やかに歌い上げる。意義深いのはラスト・ソング「夜明け前」。青い衝動をストレートに込めた原点回帰の楽曲に、バンド10周年の新たな決意も感じた。
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EARNIE FROGs
Orange glitter
作品をリリースするごとに、バンドの嗜好を貪欲に取り込んだ新しいアプローチに挑戦し続けているEARNIE FROGs。アダルトで都会的な前作ミニ・アルバム『イエロウ・イン・ザ・シティ』から6ヶ月ぶりとなる今作は、再びバンドの原点にあるロックなアプローチになった。生きる意味はなんなのかという答えのない葛藤に自問自答する「36.7℃」にはじまり、「バタフライ」や「Ring Tone」という自分らしさの在り処を模索するナンバーのあと、ダイナミックなロック・サウンドに乗せて、"美しいと思う日々が続きますように"と歌い上げる「Rock Radio」へ辿り着く。人間の内面へと深く潜り込んでいくような歌詞をはじめ、絶妙な男女コーラス・ワークなど、アーニーの個性が強く打ち出された1枚。
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EARNIE FROGs
イエロウ・イン・ザ・シティ
これまで王道ロックからシティ・ポップ、ダンス・ミュージック、レゲエなど、様々な作風を自分たちの血肉として取り込んできたEARNIE FROGs。前作『キャラクター』から1年ぶりに完成させた『イエロウ・イン・ザ・シティ』は、メンバーのルーツにもあるアダルトなポップ・ミュージックの手法を取り入れ、歌詞やアートワークに一貫性を持たせたコンセプチュアルな1枚になった。やるせなさを呑み込みながら"それでも"立ち上がってゆく「stand up crowd」や、内に秘めた孤独をひたすら吐き出す「SHELTER」など、収録されるのは悲喜こもごもの人間賛歌。皮肉ではなく、日本人の生き様を誇る意味合いで"イエロウ"をタイトルに掲げたところに、このバンドが今作に懸ける本気を見た。
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EARNIE FROGs
キャラクター
昨年、地元愛知のAPOLLO BASEでのワンマン・ライヴを成功させた名古屋発の男女混声ツイン・ヴォーカル・バンド、EARNIE FROGsが約1年ぶりにリリースするフル・アルバム。先行配信されている「キャッチボール」や「シネマティック」の開放感溢れるサウンドや歌詞からバンドの伸び伸びとしたムードが伝わってきていたが、アルバム全体もまた解き放たれたような自由に満ちている。三木正明(Gt/Vo)が手掛けたダーク・ファンタジーのような様相の「歯車と少女」をはじめ、おがた(Ba/Vo)による郷愁のポップ・ソング「swimmy」や陽気なレゲエ・テイストの「Jelly Fish」など個性豊かな全9曲が並び、そのすべてがEARNIE FROGsであると言える強さからも、いまのバンドの充実ぶりが伝わってくる。
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EARNIE FROGs
ノンフィクション
"これまでの自分たちの枠を壊したい"という強い意志で完成させた、EARNIE FROGsの初となるフル・アルバム『ノンフィクション』。疾走感のある緻密なバンド・サウンドに、男女ツイン・ヴォーカルが美しく絡み合う真骨頂の「新しい言葉」を始め、サカナクションを思わせる電子音をフィーチャーしたロック・ナンバー「Ordinary」や、朗らかなムードが漂う軽妙なポップ・ソング「Step Sound」など、曲ごとに表情を変える楽曲は、このバンドの地力の強さを改めて感じさせる。素晴らしいのはミディアム~スロー・テンポな曲調が中心となったラスト3曲。アルバム・タイトルにも表れているように、メンバーそれぞれの"いま"を刻んだ偽りのない物語には、どれも不器用ながら健気に生きる人間の温もりが詰まっていた。
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EARNIE FROGs
リアリティ
どんなときも悩みが尽きない。そんな自分は嫌いだけど、捨てることもできない。そうやって心に抱く悲しみと向き合いながら、独自のポップ・ミュージックを模索する名古屋の男女4人組バンド EARNIE FROGs。今年4月にリリースした1stミニ・アルバム『SURVIVE』の次の一手として、約半年ぶりにリリースする7thシングル『リアリティ』は、尾形悠妃(Ba/Vo)が優柔不断な自分と向き合って綴った強力なライヴ・チューン「リアリティ」と、三木正明(Gt/Vo)が声が出なかったときのもどかしさの中で生み落としたミディアム・ナンバー「FLY」の2曲を収録。男女のソングライター、闇と光、密度の高いサウンドメイキングとシンプルな音、即興性と計画性。あらゆる二面性によって完成されたシングルにはバンドの"これから"に込めた可能性が詰まっている。
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EARNIE FROGs
SURVIVE
地元愛知を拠点に活動中の男女混合4ピース・ロック・バンドの、活動再開後にリリースしたシングル表題曲3曲と新曲3曲を収めた6曲入りミニ・アルバム。彼らの強みは楽曲の持つストーリー性を最大限に活かすアレンジである。緩急の効いた色鮮やかなドラムとギターを筆頭に、男女ツイン・ヴォーカルも楽曲によって声の質感を変えるなど、歌詞とシンクロする音像はドラマ性が高い。歌詞は含みのある表現が多く、不安や孤独などダークな部分を綴ってはいるが、それらを抱えている人間だからこそ感じることができる感傷や光、前へと進む力を表現する。2000年代前半の日本のギター・ロックが持っていた精神性や味わいを、ダンサブルな2010年代的解釈に昇華しているので、幅広い層の心を射止めるのでは。
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Non Stop Rabbit
無自覚の天才
TVアニメ"転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~"OPで初のアニメ・タイアップとなったノンラビの新曲「無自覚の天才」。"魔物使い"のスキルと"賢者"の力を組み合わせることになる男が主人公の作品に、アーティストとYouTuberのふたつの職業を持つ彼らが書き下ろした本楽曲は、アニメの物語にもバンドのストーリーとも重なるのは必然だ。挑戦の先にしか新たな力を掴むことはできないと説得力を持って歌う滾るロック・チューン。ハイトーンも用い恋人との別れを歌うラヴ・バラード「恋愛卒業証書」、タイトル通り"豆知識"を目いっぱい詞に詰め込んだYouTuberらしいエンタメ精神が表れた「豆知識」と、それぞれまったく異なる色の3曲で多面的に楽しませる。
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Non Stop Rabbit
TRINITY
結成5周年を迎えたノンラビのメジャー2ndアルバムのタイトルは、"TRINITY(=三位一体)"。カラフルでポップな音像の中に鋭さを感じさせる「Needle return」、貪欲に高みを目指す本能を爆発させた「BAKEMONO」、ダイナミックなサビへの展開が心地いい「dress」、複雑に絡み合う想いを歌い上げハイトーンが切なさを加速させる「大丈夫じゃない」など、誰もが飲み込みがちな尖った想いや、言葉にするのを憚った感情を自身の音楽に乗せ、幅広いアプローチで聴き手に仕掛けてくる。ラストは、コロナ禍でライヴを一切行わない決断をしてもなお、音楽を生み出し続け歩みを止めない彼らの展望が表れた「未来へ」。この曲が本作の最後に据えられた意味を噛みしめたい。
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Non Stop Rabbit
三大欲求
初のアニメ・タイアップ曲「静かな風」("ドラゴン、家を買う。"ED主題歌)を含むメジャー1stシングル。昨年末に発表した『爆誕 -BAKUTAN-』で、ロック・バンドという枠にとらわれないバラエティに富んだ作風をもって、バンドの所信表明をしたノンラビらしく、今作もバンド・サウンドを軸に華やかな上物が楽曲に色を添える。三大欲求すら敵わないほどに夢を掴みたいと歌い上げるポップなリード曲「三大欲求」、自分の信じる道を進めと鼓舞するロック・ナンバー「是が非でも」は、YouTuber活動を売名行為と公言し、ロック・バンドとの二足のわらじでがむしゃらに駆け抜ける彼らだからこそ、説得力があるナンバー。かつて"自力本願"を掲げたバンドの精神は、メジャー・シーンでもまったく変わらない。
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Non Stop Rabbit
爆誕 -BAKUTAN-
YouTuber系バンドとして史上初のメジャー進出を果たすNon Stop Rabbitの堂々たるデビュー・アルバム。すれ違う想いを語感のいいメロディで歌い上げる「ALSO」を皮切りに、エレクトロなダンス・トラックにスクラッチとラップが交錯する「TABOO」、ストリングスとピアノが彩る冬のバラード「最後のキス」など、4年間のインディーズ時代に獲得してきたバンドの武器をすべて注ぎ込んで完成させた今作は、ノンラビからメジャー・シーンへの宣戦布告のような1枚だ。舐められがちな"YouTuber系バンド"としての存在を逆手にとった「偏見じゃん」は、バンドの原動力にある反骨精神がまったく鈍磨していないことを示す痛快なナンバー。ここから彼らは"ノンラビ"というジャンルを確立していく。
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Non Stop Rabbit
細胞分裂
フル・アルバムとしては前作『全A面』から約1年半ぶりとなる進化作。バンドの規模感が広がりつつある現状を踏まえて完成させた今作は、これまで以上に幅広くスケール感のある1枚になった。「排他的王道主義」をはじめダンサブルな要素を積極的に取り入れたが、やはり際立つのはロック・バンドとしての鋭さだ。無難に"置きにいく"のではなく、全力で"刺しにいく"。その精神はいっそう研ぎ澄まされている。彼らの原点にある"童謡×ロック"を掛け合わせた初のクリスマス・ソング「aiai」のほか、音でも歌詞でもLINEを表現した「LINEのうた」など、聴き手を飽きさせない全10曲。全体に攻撃力の高いアルバムだが、最後に収録される「二十五の自白」はあまりにも無防備で赤裸々だった。
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Non Stop Rabbit
自力本願
初の全国流通盤となった前作『全A面』から約半年ぶりのリリースとなるミニ・アルバム。キャッチーで耳馴染みのいい曲を収録した前作を"J-POPアルバム"と言うならば、今作は野心的なロック・アルバムと言っていいと思う。ダンサブルなビートとループするピアノにメッセージ性の強いラップを乗せたリード曲「アンリズミックアンチ」をはじめ、ゆとり世代の反骨精神を剥き出しにした「乱気流」など、20代前半の青年が抱く葛藤を綴った楽曲がインパクトを残す。彼らの真骨頂でもある遊び心溢れる「犬のおまわりさん」や実体験によるバラード曲「君と最後に選ぶ言葉」まで全7曲。"YouTuberバンド"として話題を振りまくだけでない、彼らのロック・バンドとしての本気を感じてほしい。
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Non Stop Rabbit
全A面
昨年10月にTwitterで公開された「いけないんだ、いけないんだ」が話題を呼んでいるYouTuberバンド、Non Stop Rabbitの初のフル・アルバム。絢香、YUI、いきものがかりらを手掛ける鈴木Daichi秀行がサウンド・プロデュースを担当した今作は、タイトルの"全A面"が表すとおり、"サビ始まり"の曲が多く、すべてがポップでキャッチー。ベース・ヴォーカルが率いる3ピースのバンド・サウンドを軸にしながら、ストリングスやシンセを多用した色鮮やかなアレンジが特徴的だ。"最高速度ぶっ飛ばして止まらないから"と歌い、"止まらないうさぎ"の初心を疾走感溢れるビートに乗せた「PLOW NOW」から、切ないラヴ・ソング「SHION」や「僕ら」まで、"全A面"の名に恥じない王道J-POP盤。
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Nothing's Carved In Stone
ANSWER
否応なしに誰も経験したことのない環境に放り込まれたこの約2年、いや、その前から不変の姿勢で自分たちがやるべきことを探り、試し続けてきたなかで見つけた"答え"なのだろうか。過去を初めて振り返り、その音を最新型に更新したセルフ・カバー盤、配信/有観客ライヴを経ての待望のオリジナル・アルバムだ。オープニングの「Deeper,Deeper」のヘヴィで厚く歪みが効いた音像から、感じてきたものを下敷きに、今を新たな出発地点としてさらに先へ突き進む、強力な気骨が響く。颯爽としたロック・チューン「Beautiful Life」、ドラマチックに胸の奥から聴き手を鼓舞する「Walk」などサウンドの幅は広いが、そのどれもを"ここから共に行こう"という想いがストレートに貫いており、身体の芯を熱くさせる。
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Nothing's Carved In Stone
Futures
配信シングル「NEW HORIZON」、「Dream in the Dark」を含む2枚組全20曲収録の今作は、ナッシングス初のセルフ・カバー・ベスト盤。ライヴで磨き込まれ、強度を増したサウンドでリテイクされた最新のナッシングスがパッケージされた。トレンドに左右されず、ギター・オリエンテッドなロック・ミュージックが生み出すダイナミズムや高揚感、きらびやかで痺れるような甘美さをアップデートしてきた彼ら。「NEW HORIZON」などはその最たる形だ。曲の展開図としてはアンセミックなシンガロングやアイディアたっぷりのフレーズ、インプロ的な醍醐味もあるアンサンブルなど面白さは尽きない。そして何よりその音に触れたときに弾けるような衝撃を持つ。今作ではバンドの放つその衝撃を何度も味わえる。
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Nothing's Carved In Stone
By Your Side
自主レーベルを立ち上げ、フル作としては第1弾になる10thアルバム。エンジニアやスタジオなど環境を変えて挑んだ今作は、曲作りにもメンバー4人で一丸となって励んだそう。"音楽で何を伝えるべきか"に焦点を絞った内容は、バンド・サウンドがグッと高まった印象だ。とはいえ、プレイヤーの持ち味は失われておらず、むしろ存在感が際立って聴こえてくるマジックも感じられる。大きな場所で映える楽曲を揃えた前作を経て、今回はリスナーとの距離感を縮めた作風が並ぶ。最新の音色に目を配りつつ、人肌の温かみが漂っているのもNCISらしい。また、シンプルな音像に比例して歌詞もかなり直球になっているのもポイント。僕たちが鳴らす音楽が誰かの希望や救済になればいい。その祈りにも似た歌詞が胸に突き刺さる。
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Nothing's Carved In Stone
Beginning
新レーベル"Silver Sun Records"を立ち上げた彼らから2曲入りニュー・シングルが到着。表題曲は新たな船出を祝うのに相応しい楽曲だ。イントロから数秒で"名曲"の予感が漂い、聴き進めるうちにそれを確信した。個性の強い名手揃いの演奏陣を背に、王道感のあるメロディを堂々と歌い上げる村松 拓(Vo/Gt)の存在感が際立っている。もっと言えば、口ずさみたくなるポップな歌メロが素晴らしいのだ。カップリング曲は5thアルバム『REVOLT』(2013年)に収録され、ライヴでも人気が高い「Bog」の再録。原曲から大きくアレンジを変更しているわけではないが、各楽器の音色はクリアになり、楽曲の明度と深度の両方が高まっている点も特筆すべき。聴き応えありまくりの2曲だ。
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Nothing's Carved In Stone
Mirror Ocean
1年2ヶ月ぶりとなる9thアルバムはメンバーも語っていたとおり、冒頭の1、2曲目から新しくも揺ぎないNCIS節を威風堂々と響かせるスケール感のある曲調。今年結成10周年に辿り着き、何をやっても自分色に染め上げる手腕に驚くばかり。ベースが牽引するリズミックな「Directions We Know」における村松 拓(Vo/Gt)の歌声は新鮮だし、生形真一(Gt)の中毒性の高いギター・フレーズが印象的な「Stories」も実にユニーク。とはいえ、ものすごく突飛なことをしているというより、バンドが心底楽しんでプレイしている様が伝わってくるのがNCISの面白さ。そして、ラストを締めくくるアコギ弾き語り調の「青の雫」も感動的で、懐の深い音色に心を奪われる。作品トータルの流れも味わいたい傑作だ。
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Nothing's Carved In Stone
Existence
今年発売したシングル『In Future』、『Adventures』の表題曲を含む8thアルバム。表題はメンバー4人の個性、バンドとしてのオリジナリティという意味で、もはや絶対的に揺るぎない色を提示できるという自信の表れだろう。シンセを大々的に取り入れたキャッチーな「Our Morn」はEDM風のアレンジもあり、ライヴで盛り上がりそうな楽曲だ。ほかにもアコギを効果的に用いた「華やぐ街に向かう君」は村松 拓(Vo/Gt)の男臭くも哀愁漂う歌声に引き込まれてしまう。「Honor is Gone」はまさかのSTATIC XやWHITE ZOMBIEが脳裏をよぎるNothing's Carved In Stone流ラウドロックで、こう来たか! と驚きを禁じ得ない。多彩なアイディアや新たな挑戦心を盛り込み、どの曲も威風堂々たる佇まいに満ちた素晴らしさ。
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Nothing's Carved In Stone
Adventures
カップリングももちろん必聴ではあるが、このテキストでは、キーボーディストのヒイズミマサユ機がゲスト参加している表題曲に注目したい。変拍子や転調を用いた緊迫感のある曲構成や、その緻密さを崩すことなくダイナミック且つタフなサウンドで以って鳴らしていくことを得意としてきたNothing's Carved In Stoneだが、Track.1「Adventures」は日本語詞のミディアム・バラード。このバンドには珍しい種類の曲ではあるが、そのおかげで普段は隠れがちだった繊細な歌心を垣間見ることができる。バンドを未来へ駆り立てるプリミティヴな欲求を歌った曲だからこそ、こうして飾らず伝えることを選んだのだろうか。いずれにせよ、紛れもなく名曲だ。
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Nothing's Carved In Stone
Gravity
"Strangers In Heaven Tour"のステージでリリースが発表されたニュー・シングル。シングルとしては6thアルバム『Strangers In Heaven』を挟んで約2年ぶりのリリースである。冒頭の唸るシンセ・ベースとアコースティック・ギターによるトリッキーなフレーズがこれまで以上にプログレッシヴな魅力をアピールする表題曲と、それに比べれば、まだストレートと言えるカップリングの「GOD HAND GAME」。ともにバンドが歌を支えるのではなく、4人が主張しあい、ぶつかりながらそれでもヒロイック且つアンセミックな歌として成立しているという意味ではまさに彼ららしい、唯一無二のスリルを味わうことができる。初回生産限定盤のみ前述したツアーのファイナル公演からライヴ音源3曲が加えられている。
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Nothing's Carved In Stone
Strangers In Heaven
早くも6枚目のオリジナル・アルバムをリリースするというこの表現欲。無から何かが湧き上がってくるようなプリミティヴかつスペイシーなオーヴァーチャーがこのアルバムを象徴しているようだ。なんともエモいメロと光の束が押し寄せるようなシングル曲「ツバメクリムゾン」に劣らぬ「Shimmer Song」。シーケンス的だがすべて人力で表現する「Crying Skull」はコピーしたいキッズ続出だろうし、UKインディーっぽいグラマラスなリフでありつつ、サウンドスケープはインダストリアルな「What's My Satisfaction」、最強のファンク/ダンス・チューン「Idols」、トライヴァルなのかすら不明な変則的なビートとドラムサウンドがユニークな「Brotherhood」など、どこを切っても意表を突かれる体験的な1枚。
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Nothing's Carved In Stone
echo
なんてエモーショナルな音楽だろう......。スター級プレイヤーが揃ったこの4人ならではの驚くべき超絶テクニックもさることながら、村松拓の力強いヴォーカルの存在感がこのバンドの強みでもあると思う。そして、今回は日本語詞の楽曲も収録され、村松の低く安定感のある声は日本語との相性も良く、ヴォーカルそのものの良質さが更に際立っている。互いの個性をうまく昇華した大胆不敵な音の重なりは、まさに奇想天外。メインで活動しているバンドをそれぞれ持つ4人だが、NCISの活動は課外活動でなんか決してない。バンド名の意味が表すように、常に挑戦を止めず、自分自身の枠に囚われることなく新たな音を探し求める現在進行形の姿勢を断固支持する。これぞジャパニーズ・オルタナティヴ・ロックの最前線!
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Nothing's Carved In Stone
Sands of Time
ストレイテナーの日向秀和、ELLEGARDENの生形真一が中心となって結成されたNothing's Carved In Stoneのセカンド・アルバムが6月9日(ロックの日)にリリースされる。まず、この2人が同じバンドで音を鳴らしている、それだけでも奇跡だろう。昨年末から行われたツアーのチケットもたちまち即完売の大盛況ぶりで、そのエネルギッシュなライヴには定評がある彼ら。7月からは全国ツアーが始まり、そのパフォーマンスにも期待したいところ。今作では各楽器が絶妙に調和しつつも、メンバーそれぞれの個性豊かなカラーが気持ち良く現れていて、重厚なサウンドのなかに卓越したテクニックが惜しげもなく発揮されている。確実に"音で魅せる"ことが出来る数少ないバンドのひとつでしょう!
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Rain Drops
バイオグラフィ
8月に初のワンマンを成功させたVTuberユニット、Rain Dropsの初のフル・アルバム。異なる個性を持った6人の歌声が複雑に絡み合うオープニング・ナンバー「エンターテイナー」をはじめ、緑仙&三枝明那&ジョー・力一による不気味なラップ曲「ブギーマン」、える&童田明治&鈴木勝による透明感のあるミディアム・テンポ「Butterflies」など、ひとつのジャンルにとらわれない、ユニットの特性と組み合わせの妙を生かした多彩な楽曲を収録する。楽曲を手掛けたじん、堀江晶太(PENGUIN RESEARCH/Ba)、ヒトリエ、Q-MHzら実力派バンドからのメンバーはプレイヤーとしても参加。コアな音楽ファンにも訴求するロック・サウンドをバックに、ハイレベルに対峙する歌の存在感は唯一無二だ。
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Rain Drops
オントロジー
タイトルの"オントロジー"とは、哲学用語で"存在論"と訳される言葉だという。生身の肉体を持たず、バーチャルな空間でVTuberとして音楽活動を始めたRain Dropsが、自らの存在意義を証明するために完成させたミニ・アルバムだ。緑仙、三枝明那、童田明治、鈴木勝、える、ジョー・力一という6人の歌声が個性豊かに交錯しながら描き上げる全7曲には、とても人間らしい感情の機微が描かれている。作家陣には前作に引き続きヒトリエのゆーまお(Dr)、ポルカドットスティングレイのウエムラユウキ(Ba)、cadodeのebaが参加したほか、インターネット・シーンで注目を集めるじん、柊キライやツミキたちが楽曲を提供。一部メンバーが初めて作詞にもチャレンジしたことで、クリエイティヴに深化を遂げる1枚になった。
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This is LAST
HOME
約3年ぶりのアルバムとなった今作は、原点のバンド・サウンドに立ち返った前作『別に、どうでもいい、知らない』から一転、格段に華やかなブラス・アレンジの「カスミソウ」でスタート。リアルな恋愛模様を歌ってきたThis is LASTの真骨頂を見せたTVドラマや恋愛リアリティ・ショーのタイアップ曲をはじめ、レゲエ調のリズムが心地よい「Any」から爽やかな王道ポップ・ロック「ラブソングにも時代がある」、ストリングスを効かせたバラード「言葉にして」など、完成度の高い多彩な楽曲群がこの3年間の充実度を物語っている。リテイク曲も多数収録され、全16曲とボリューム満点。菊池竜静(Ba)の脱退を経ながらも、勢い衰えることなく進んでいく彼らの今を刻むと同時に、さらなる飛躍を期待させる1枚。
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This is LAST
いつか君が大人になった時に
1stシングル『ポニーテールに揺らされて』に引き続き、表題曲に珠玉のバラード・ナンバーを置いたThis is LASTの2022年の第1弾シングル。ピアノとストリングスの旋律を取り入れたドラマチックな表題曲「いつか君が大人になった時に」は、"君"との幸せな未来を想像するようなハートウォーミングなナンバーだ。カップリングには浮気する彼女のワガママな主張を綴った軽快なポップ・ソング「勘弁してくれ」と、恋愛のドス黒い一面を官能的に描いたマイナー調のロック・ナンバー「黒く踊る」を収録。それぞれ単曲でも成立するが、3曲を通して聴くことで報われない恋を歌い続けるソングライター、菊池陽報(Vo/Gt)の悲しい性(さが)がくっきりと浮かび上がる。精緻なアレンジにバンドの進化を感じさせる1枚。
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This is LAST
ポニーテールに揺らされて
昨年11月にリリースした1stフル・アルバム『別に、どうでもいい、知らない』をひとつの区切りとしたThis is LASTが、バンドの新章を告げる1stシングル。あえてアルバムでは封印していたシンセ・サウンドを効果的に取り入れた、懐かしくも切ない表題曲「ポニーテールに揺らされて」をはじめ、よりポップ・ミュージックとしての精度が高まった3曲を収録。カップリングには、LASTの永遠のテーマ"浮気"を自虐気味に描いた「君が言うには」、恋人との思い出の食べ物をモチーフにした「オムライス」と、これまでどおり恋愛のワンシーンを描いた楽曲が並ぶが、悲壮感よりも、可笑しみが強いのが今作の魅力。結成から3年、菊池陽報(Vo/Gt)が作るメロディ・センスもますます研ぎ澄まされている。
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This is LAST
別に、どうでもいい、知らない
菊池陽報(Vo/Gt)による実体験をもとにした赤裸々な失恋ソングが、若い世代の支持を集めるThis is LAST。結成から2年で完成させた初となるフル・アルバムは、ストリングスやピアノを多彩に織り交ぜた前作までとは一転して、3ピース編成の音に徹底的にこだわった。ダンサブルなグルーヴとは裏腹に、憂いを帯びたメロディが切ないリード曲「ひどい癖」をはじめ、ループする負の思考を疾走感溢れるビートが加速させる「囘想列車」など、ギター、ベース、ドラムというシンプルな構成に盛り込んだ鋭いフックの数々が、聴き手の耳を素通りさせない。10曲中9曲がラヴ・ソング。唯一ネガティヴな自分の情けなさを曝け出した、ラスト・ソング「病んでるくらいがちょうどいいね」が人間臭くて痛快。
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This is LAST
koroshimonku
前作から約4ヶ月で早くも発売される2ndミニ・アルバム。身を切り裂くような悲しみとやり切れなさを、性急なビートが強烈なまでに高めていく「プルメリア」や、クラップやシンガロング系のコーラス、さらにはリフレインする歌詞とキャッチーな要素が盛りだくさんながら、歌詞は怒りに震えまくっている、ギャップの凄まじい「恋愛凡人は踊らない」など、ライヴでも強力な威力を発揮しそうな全5曲を収録した。また、かねてよりSNSなどで注目を集め、彼らの名前が世に広まるきっかけとなった「殺文句」が待望の音源化! "あなたが1番よ"という言葉に湧き上がる猜疑心と、それでも捨てきれない愛情が入り混じった胸の内を、繊細且つ激情的なバンド・アンサンブルで描いた同曲は、また多くの人の心を揺さぶるだろう。
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This is LAST
aizou
何度も浮気をされた実体験をもとに書いた「殺文句」や「愛憎」が、SNSを中心に注目を集める千葉県柏発の3ピース・バンド、初の全国流通盤。"誰かの代わりなんて知ってるから"と拭いきれない未練が滲む「愛憎」や、"両思いのはずなのに/片思いをしてるみたいね"と悲しい恋愛を描いた「バランス」など、痛ましい恋愛経験と向き合うことで生み出されるキラー・フレーズの数々が胸に刺さる。赤裸々なまでに等身大な失恋を綴るギター・ロック・バンド。というのが、現在のインディーズ・シーンのトレンドではあるが、その枠だけに収まらないのがこのバンドの面白いところ。青春時代に想いを馳せ、前向きに日々を乗り越えるサラリーマンの歌「帰り道、放課後と残業」など、新機軸となる楽曲に無限の可能性を感じる。
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ぜんぶ君のせいだ。
蓮華粧
目標であった武道館公演から1年を経た今年3月15日に如月愛海、メイユイメイ、寝こもち、そして新メンバーとしてむく、煌乃光、己涙々らてが加わり再始動したぜんぶ君のせいだ。(その後己涙々らてが契約解除)が、5人の新体制で初シングルをリリース。表題曲「蓮華粧」は作詞をGESSHI類、作曲&アレンジが有感覚、スーパーヴァイズにみきとPという布陣で、新たなスタートを描いた。目まぐるしいサウンドで、狂気的とも言える独占欲を歌うヘヴィな曲を、5人の声色がポップに彩る。c/wには1stデジタル・シングル「ねおじぇらす✡めろかおす」と「唯君論」というぜん君。の精神たる2曲を新体制verで収録。新たなファンにも呼び掛ける一枚。
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ぜんぶ君のせいだ。
メイダイシンギ
前作に続き、多彩な作家が作編曲に参加しぜん君。の可能性を広げ続ける7枚目のアルバム。オキタユウキ(été)、彦/じゅんちゃい/DAIKI(Made in Me.)といったレーベルメイトから、みきとP、Tom-H@ck、そして渡辺壮亮(嘘とカメレオン)、Gaku Taura(Crystal Lake)、アサノチャンジ(SHIFT_CONTROL)らバンド勢も、自由に各自のテイストで書いた曲を6人がカラフルに色づけた。コロナ禍もリアル、オンライン含めライヴを続けてきたぜん君。。この春に同じコドモメンタルの星歴13夜から寝こもちが加入し、武道館に向けた47都道府県ツアーを疾走するなかでさらに個々が表現を磨き上げ、気持ちをひとつに温度を上げてきた、そのパワーがポップにエモく炸裂した。
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.tri
4月3日のワンマン・ライヴ"絵空事現"で、2023年3月に日本武道館単独公演"この指とまれ"を行うことを発表した、ぜんぶ君のせいだ。。"絵空事現"は征之丞十五時、甘福氐 喑のラスト・ステージになり、アンコールでは新メンバー、寝こもちが登場した(星歴13夜との兼任)。2021年1月に7人の新体制となって47都道府県ツアーを2度行うなど、コロナ禍でも走り続け、結成時から宣言していた武道館に立つ夢が具体化したなかで再び新体制となったが、ぜん君。はここからもノンストップだ。今作は、現体制での再新録アルバム。今回は1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を中心に全5枚のアルバムから選曲。新アレンジも施された現在進行形のぜん君。をパッケージした。
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ぜんぶ君のせいだ。
浪漫事変
2022年は7都市12公演のツアーに始まり、4月3日にはTOKYO DOME CITY HALLでの単独ライヴが控えている"ぜん君。"。メイン・ソングライターに加えて、ぜん君。では初めて様々な作家陣が百花繚乱な曲を書き下ろしたアルバム『FlashBack NightMare』の曲がライヴに新たなエッセンスを加え、7人のぜん君。の面白さが増している今、ニュー・シングルも投下。「浪漫事変」は、"けいおん!"や多くのアーティストの曲を手掛けるTom-H@ckと、杉下トキヤ(ex-Last Note.)が作曲した。世界が色づいていく出会いの瞬間から、猛ダッシュで気持ちが駆け上がっていく顛末がポップに表現された。ぜん君。らしい暴走、妄想にもかわいらしさがあって、よりキャッチーな1曲だ。
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ぜんぶ君のせいだ。
FlashBack NightMare
現体制初フル盤はぜん君。史上初、馴染みのソングライターに加えてバンドマンからボカロPなどの作家陣を招き、ぜん君。サウンドの新たな地平を切り拓く作品に。どの作家もぜん君。の可能性を研究し楽しんだのだろう。この曲をぶつけてくるかという癖のある曲が揃う。幕開けは丸山 漠(a crowd of rebellion/Gt)による「SCAR SIGN」。ヘヴィなギター・リフによるプログレッシヴな展開で、7色の歌声やシャウトが矢継ぎ早に繰り出される攻撃性の高い曲だ。またétéオキタユウキ(Gt/Vo)による「Underscore」は、彼らしいポリリズムやDjent的なサウンドにポエティックな歌が重なる。ライヴでもすでに人気の、ボカロP ど~ぱみんによる「ものの恋あはれ」のポップさも楽しい。
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ぜんぶ君のせいだ。
Heavenlyheaven
5月にスタートした47都道府県ツアーが11月2日に東京TSUTAYA O-EASTでファイナルを迎える。このツアー終盤にリリースとなるのが13枚目のシングル『Heavenlyheaven』。デビュー以来、作曲編曲は水谷和樹、syvaが手掛けてきたが、タイトル曲は作曲がみきとP、編曲をみきとPとYK from 有感覚のタッグで、ぜん君。と新しいクリエイターとの出会いの曲でもある(作詞は変わらずGESSHI類)。ポップでスピード感のあるサウンドとメロディックなサビが強い印象を残すJ-POP的キャッチーさを軸に、7人体制のカラフルなヴォーカルやシャウトの表現の遊びが生かされた。再新録アルバム以降の作品で、ぜん君。の新しい魅力を掘り起こした、今後の展開の呼び水になるシングルだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.bi
7人の新体制ぜん君。となって、3月に発表した『Q.E.D.mono』に続き、その第2弾となる再録アルバム。これまでもメンバーが変わった際に再録盤を発表し、サウンドや歌詞などもその都度アップデートされてきたが、この2作は完全版とも言えるもので、ヴォーカルや歌詞はもちろんサウンド、ミックスがさらに洗練されて、曲の魅力やぜんぶ君のせいだ。の魅力を新たに掘り起こすようなアルバムになっている。7人というぜん君。史上では最も大所帯のグループにはなったが、それぞれの歌のバランス、ヴォーカルの構成の妙が光る。特に今回はエモーショナルな曲や「Teardust」など疾走感のあるストレートな曲、アルバムの中などで際立つ存在だった曲などが再構築され、新たな輝きを放っているのは嬉しい。
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.mono
新メンバーが加入し、7人体制での47都道府県ツアー中に発売となった現体制での再録アルバム。「WORLD END CRISIS」でスタートし、感情の激流に今にも心が崩壊しそうな危うさから、もう一度力を取り戻していく「革鳴前夜」へと続く。「メスゲノムフェノメノン」、「オルタナティブメランコリー」、「キミ君シンドロームX」、「せきららららいおっと」など、妄想たっぷりでつんのめっているのはこれぞぜん君。の不器用で、それでいてキャッチーな曲も並んでいる。捻くれてしまう自分へのアンセム「When you 2 WANT」があれば、ひとりの痛みを知るからこその強さも「MONOLOGUE」で歌える。カラフルな7人の声色が寄り添い、せめぎ合って成立する、ぜん君。の全方位がパッケージされた作品だ。
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ぜんぶ君のせいだ。
堕堕
解散したレーベル・メイト、ゆくえしれずつれづれからメイユイメイ、个喆のふたりが新メンバーに加わって、新たな5人体制でリリースした前作『インソムニア』から、さらに7人体制になりパワーアップしたぜん君。のニュー・シングル。「インソムニア」が脱退したメンバーの想いも汲み、それをまた背負っていく曲なら、今回はc/wの「never ending xxx」と「堕堕」で、新たなぜん君。で思い切りアクセルを踏み込んで暴れまわっている。ゆくえしれずつれづれの武器であったシャウトもたっぷりと盛り込み、勢い余ってスピンするようなハイパーなミクスチャー・サウンドにのせ、カラフルな7人のヴォーカルが四方八方から飛び出してくる。遊び心を全面に、フルスロットルで恋に、君に堕ちていくライヴ・チューンだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
インソムニア
通算11枚目となるシングルは、3人のメンバー脱退を経て、新たな3人(甘福氐 喑、もとちか襲、雫ふふ)が加入した新体制での第一声になる。結成時から、メンバーやグループの人数の変化を繰り返してきたぜん君。だが、そのたびに新たなカラーを盛り込みながらも、芯の部分は変わらず、ひとりの人間のように成長をしてきた過程がある。成長痛もまた滋養にしてきた時間だ。そして、この『インソムニア』でさらにスピードアップして、追いかけてきた夢に向けてロマンチックに加速を遂げている。今の5人は、それぞれ濃いキャラを持ちながらも、より強固な思いで一体化している感触だ。ヴォーカルの感じとしては、今までで一番バランスが良くてポップ性が高く、ここからまたどんな表現をしてくれるかも楽しみだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
或夢命
新体制初となる5作目のアルバム『或夢命』。今年に入り、メンバー脱退、そして新メンバー2名が加入し、休む間もなく全国ツアーという激動の時を過ごしてきた。印象的には4年間の活動の中でも、グループの佇まいや歌声などの面で一番の変化があったが、今作で感じるのは、ここまで紡いできたぜんぶ君のせいだ。の歴史を否定することなく、背負いながら前に進み、音楽的にもスキル的にも進化をしているということ。メンバー5人がそのことに意識的であり、それを暑苦しくなく、ナチュラルに音楽としてポップにロックに、ユーモラスにと表現している。その空気感がいい。試みのある新曲をはじめ、ライヴの定番曲の2019年版も収録。今作だから歌える「世界にたった一人ちっぽけな君を」の温かな眼差しにも注目だ。
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ぜんぶ君のせいだ。
LIVE or DIE~ちぬいち~
シングルと同発の再録アルバム。全17曲、ライヴのセットリストをイメージした選曲で、ぜん君。のキラーチューンが並ぶ。とはいえ、ヴォーカルの歌割りが新体制5人で新たに構築された曲となっていて、新メンバーふたりの声のキャラクターやニュアンスも加わった。初期のころからの代表曲も多く、これまでもメンバーが変わるたびに何度か再録されている曲もあるが、ライヴを重ねていることもあって、再録のたびに曲としての精度が上がっている。ポップでシアトリカルな曲はより振り切って色濃く、エモーショナルな曲はより豊かに、曲の世界観が立体的となった。第2弾が10月にリリースされ、ロックな曲たちもアップデートされていく予定だ。常にノンストップで進む、彼女たちのスピード感も味わえるアルバム。
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ぜんぶ君のせいだ。
AntiIyours
新メンバーふたりが加入して、再び5人体制となったぜん君。の第1弾シングル。「AntiIyours」では、5色のヴォーカルになったからこその、そして活動を重ねた今だからこその新たな試みで、これまでの曲ではあえて入れてなかったハーモニーやユニゾンのパートも導入した。これぞぜん君。という強さやキュートで、ポップでぶっ飛んだ目まぐるしさもあるが、その響きには新鮮さがあり、キャッチーに刺さるその深さもグッと増している鮮やかな曲だ。カップリング「唯君論。」は再録曲だが、こちらも成長を重ねた今のメンタリティが歌詞をアップデートさせ、細かなところが変化。5人での第1弾という大事な1枚での再録曲として、私と君(ぜん君。とファンである患い)とのかけがえのない濃密さを改めて聴かせている。
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ぜんぶ君のせいだ。
Natural Born Independent / ロマンスセクト
ぜん君。初の両A面シングル。「Natural Born Independent」は高揚感のある美メロが冴え、メンバー4人それぞれのヴォーカルがエモーショナルに乗るロック・チューンだ。右へ倣え的な空気にはそっぽを向いて、自分が選んだ道を行く、その強い意志を込めた1曲となった。「ロマンスセクト」は、ヘヴィなギター・リフと硬質のビートに歌が絡まりグルーヴする1曲で、こちらは"ぜん君。節"たるポップでファンシーで、且つ猛烈に熱い歌となっている。7thシングル『革鳴前夜』に続いて、加速するぜん君。がさらにアクセルを深く踏み込んでいく、エネルギーとなる2曲。ライヴでのパフォーマンスがタフになり、会場のキャパを着実に上げている今に相応しいファンファーレ的なシングルだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
NEORDER NATION
前アルバムから1年経たずしてリリースとなる4thフル・アルバム。この間にも再録アルバムや2枚のシングルを発表し、全31公演にわたったロング・ツアーを完走、ぜん君。史上最大規模となる渋谷TSUTAYA O-EASTワンマンも即完で成功させた。約3年の中で最も加速を極めた活動で、個々人が歌やぜん君。へのモチベーションを上げ、グループとしての強さと個性をビルドアップしてきた。その成果やエネルギーを爆発させているのが今作だ。ぜん君。と言えば、捻くれた、遊び心満載のアトラクション的ポップも聴かせてくれたが、今回はバンド・サウンドでソリッドに、正統派のロック・チューンも真正面から表現している。サウンドにそれぞれのタフさがしっかりと乗った強力なパンチ力が痛快。目が離せない存在になっている。
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ぜんぶ君のせいだ。
トナリコレアラタ
昨年末のシングル『せきららららいおっと』に続く6枚目のシングルは、表題曲「トナリコレアラタ」を筆頭にポップなぜん君。節が全開。"君"を想うラヴ・ソングでも、これまではコンセプトである"病みかわいい"の病みが強めな、妄想をこじらせた重い女の子であることが多かったが、今回は恋する女の子のかわいらしさをまっすぐお届けする曲になった。相手のことがどれだけ好きかのめくるめくお花畑的世界でなく、自分が強く変わっていこうという決意を歌にしていて、より共感性も高い内容だ。c/wの「ヴぁいらるらびりんす」はオリエンタルなエレクトロ・チューン、「ROMANTICISM」はキュートなエレクトロ・ポップと、フレンドリーなサウンドでキャッチーさも抜群。次なるステップを見据えたシングルだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
せきららららいおっと
前作『Egoistic Eat Issues』からわずか3ヶ月でのリリースとなるシングルは、メンバー脱退を経て4人となった彼女たちの"今"と"意志"を伝える。「せきららららいおっと」は、カラフルでポップな片(過多)想いソングであり、めまぐるしく押し寄せる感情と妄想をロックやEDMといった多展開のサウンドで表現し、グループのコンセプト"病みかわいい"を今一度思い起こさせる曲となった。「Unknown Carnival」では、4人の想いをまっすぐ突き刺すように歌う。ぜん君。と言えば高音でのシアトリカルなヴォーカルが特徴だが、この曲では低音が効いている。フラットなメロディで射抜くように歌われるのが新鮮だ。いろいろな困難はあったけれど、"笑え"と自らを鼓舞する歌が力強い。
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ぜんぶ君のせいだ。
新音
1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を再録した2枚組アルバム。この2作ともに現ラインナップとはメンバーが変わっていることもあり、またパフォーマンスやグループとしての意識も変化してきた今だからこその再録作品となった。歌割りやサウンドにも手が加わり、"単なる再録音"を超えたものになっているのは、最新アルバム『Egoistic EatIssues』で知った人も、ずっと追い掛けてきたリスナーも楽しめるところ。1,080円という良心価格も、新旧のファンに手に取ってもらいたいという思いから。結成からフルスロットルで突き進みながらも、メンバー交代など何度も壁にぶち当たりつつ、それでもスピードを緩めずに生傷を作って驀進するぜん君。が詰まった作品だ。
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ぜんぶ君のせいだ。
Egoistic Eat Issues
色とりどりのヴォーカルがシアトリカルな曲を引き立てる「独白園」でスタートする、3rdフル・アルバム。悲しみや後悔でズブズブのひとりぼっち感から、脳内が一気にお花畑化していく恋愛の暴走まで、激しい感情のアップダウンは相変わらずだが、そのドラマやシーンをより表情豊かに表現している作品だ。スピード感溢れる曲はさらにスリリングに、パワフルな曲はパンチ力を鍛え、猫の目のように展開していく曲は遊び心たっぷりでキャッチーに、繊細な曲は歌の機微を大事にと、曲を自分たちのものにする咀嚼度の高さが窺える。結成からメンバー交代があったり、今作のリリースを前に未来千代めねが喉の病気で脱退するなど困難はあるが、それも滋養に一歩一歩進む強さを増した。ぜん君。の軌跡が詰まっている。
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ぜんぶ君のせいだ。
わがまま新生Hominina
「わがまま新生Hominina」(Track.1)と、「ここにおいで with まれ・A・小町」(Track.2)、「飢えそなりてぃ」(Track.3)を収録した4thシングル。新メンバーふたりが加入し2作目のシングルだが、前作が新生ぜん君。の自己紹介だとすれば、今回はいきなりフルスロットルで突き抜けて、ポップにスパーク。コンセプトの、"病みかわいい"の"かわいい"の比重大きめ(厄介な"病み"っぷりもあり)で、派手なシンセ・サウンドで君への想いを炸裂させている。レーベルメイトのゆくえしれずつれづれのまれ・A・小町をゲストに迎えた「ここにおいで」の包容力ある曲も新鮮だが、続く「飢えそなりてぃ」のEDM感は驚きだ。内容的には、歌って踊るメジャーなグループを皮肉ったりしているとか、してないとか。やりたい放題なシングルだ。
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ぜんぶ君のせいだ。
Sophomore Sick Sacrifice
メンバー脱退があり、フレッシュなメンバー(咎憐无、未来千代めね)が加入した新体制での初シングル。2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』以降としても初のシングルで、サウンド的にも新たなトライや深化がある。タイトル曲は、モダンで、ダンス・ミュージック的なアレンジが施されたノイジーなギター・サウンドが流麗で美しい。五月雨式に5人のヴォーカルが乗っていくメロディが、たくさんの言葉と感情と、募るぼっち感と、とげとげとしたノイズと共に、どっと耳に流れ込んでくる曲だ。カップリングはソリッドなロック「ざふぁいふぁいそっ」と、扇情的なピアノがドラマを彩る「あおはる」。「あおはる」はこれまでのぜん君。の妄想力と、感情過多で暴走するパワーを踏襲。これはこれでなんだかホッとする。
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ぜんぶ君のせいだ。
アニマあにむすPRDX
今年1月に初の全国流通盤としてリリースされた1stアルバム『やみかわIMRAD』から1年未満で、2ndアルバムをリリースする"ぜんぶ君のせいだ。"。結成から約1年の間にも、メンバー加入や初期メンバーの脱退があったりと激動のときを過ごしつつ、精力的なライヴ活動で会場のサイズを広げながら突き進んでいる彼女たちの今を詰め込んだ今作。レーベルメイトであるインスト・バンド Gauche.の水谷和樹が作るハイパーにアップダウンするメロディと情報量たっぷりのポップ・サウンドや、syvaの作るヘヴィなロック・サウンド、そこに5人それぞれのキャラクターが波状攻撃のように歌を乗せて疾風怒濤の展開に。5人の個性が際立ってきたゆえ、グループとしての物語も加味された進化のアルバム。
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ぜんぶ君のせいだ。
僕喰賜君ノ全ヲ
情緒不安的気味に揺れ動く、ジェットコースター的な感情そのままに、くるくると展開するカラフルなロックを、引っ込み思案で、誇大妄想な、厄介な心の内をポップに響かせてしまうタイトル曲「僕喰賜君ノ全ヲ」。内省的な自分とそんな自分自身を客観視するシニカルさも持ったTrack.2「痛カルマバ○ス」。そして、アグレッシヴなビートと分厚いギター・サウンドで思春期から大人へと変わりゆく成長痛を歌うTrack.3「拝啓、おとなグラム」と、共に気持ちと想像ばかりが肥大していってしまうような、人生の青い時期が歌われる。この感情過多で、うーんと頭を抱える感じは、あるあるな状況なのではないだろうか。根っこに渦巻くものはヘヴィだけれども、それをとてもファンシーにラッピングして手渡してくれるのが、ぜんぶ君のせいだ。だ。
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ドラマストア
LAST DAY(S) LAST
先のことを考えるのが苦手と言っていた長谷川 海(Vo/Gt)がこのタイトルを付けたことに成長を感じるし、思えばそれが様々なことを象徴している。例えば、バンド・サウンドを響かせてから疾走する冒頭2曲。鉄板の流れだが、前作と異なる印象に結びついているのは、音色、フレーズ、言葉、どれも選び抜かれたものだからだろう。引き算のアンサンブルの中でギターのみが細かく動く「ピクトグラム」、東出真緒(BIGMAMA/Vn/Key/Cho)を迎えたベース&ドラムレスの「夕立の唄」と聴き進めるほど新たな曲調が顔を出す構成が楽しく、人生の苦楽を捉えたリアルもユーモアもある歌詞はどこを取ってもオリジナル。総じて"未来しか見えない"と言いたくなるが、だからこそ心残りなく幕を引けるということか。
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ドラマストア
希望前線/knock you , knock me/回顧録を編む
デジタル・シングル「備忘録を綴る」を挟み、フィジカルとしては約1年ぶりのリリース。疾走感溢れるギター・ロック、ブラス入りピアノ・ポップ、ドラマチックなバラードと3曲の粒立ちはしっかりと。ひと捻りある展開、歌詞カードを見るとわかる言葉遊びなど、彼らならではの工夫、企みも効いている。全曲ひもとき甲斐があるが、初期衝動が前面に出た「希望前線」然り、高揚感に満ちた「knock you , knock me」然り、"同じメロディに別の歌詞を充てる"というトライをした「回顧録を編む」(「備忘録を綴る」と一緒に聴いてほしい)然り、演奏者も書き手も前のめりに制作に臨んでいることが一番に伝わってくる。"トリプルA面シングル"と派手に銘打つスペシャル感も嬉しい。
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ドラマストア
Invitations
遠くまで球を投げるにはいいフォームを体得する必要があり、肘の角度から目線に至るまで、初めはひとつひとつを気にしなければならない。しかし繰り返すうちに身体が覚え、いつしか意識せずともきれいに投げられるようになる。比喩表現になってしまったが、ドラマストアは今そういう意味で新たな段階に差し掛かりつつあるのでは。思考を重ねて積み上げてきたこれまでがあるからこそ、自分たちの感性を信じられるようになってきた。だから"ベタを疑う"という考えでやってきたにもかかわらず、あえてベタに踏み切った曲がある。今だからこその再録もある。幅広い曲調に挑んだ経験が、当初からの哲学を固くさせるものとして機能しているのも嬉しい。過去、現在、未来がここにひと繋ぎになっている。
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ドラマストア
ラブソングはいらない
表題曲は女性からのプロポーズがテーマで、アコースティック・ギターの音色を基調としたミドル・ナンバー。匿名の影に隠れる悪意を揶揄した「イリーガルハイ」は、ピアノのイントロからしてスリリングで、各メンバーのプレイにスポットが当たる場面も。そして「Work&Work」は、新米社会人を励ますような、カラッとしたテンション。以上3曲を収録した今回のシングルは、1stフル・アルバムから半年足らずのスパンでリリース。にもかかわらず、固定観念に疑問を呈し、新たな価値観を軽やかに提示する長谷川 海(Vo/Gt)の筆は相変わらず冴えているし、フル・アルバム制作時に強化された引き算のアンサンブルはさらに良くなっている。作品の洗練具合にバンドの調子の良さが表れているようだ。
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ドラマストア
DRAMA STORE
凛とした空気で幕を開け、華やかなフレーズの数々で踊らせるかと思えば、エッジの効いた表現でチクリと刺す。そしてストレートなバンド・サウンドを堂々と鳴らしたあと、思いっきりダッシュしてドタバタとフィニッシュ――関西発のポップ・バンド、ドラマストア初のフル・アルバム『DRAMA STORE』は、彼らの思うポップスを突き詰めた色彩豊か且つ起承転結が鮮やかな作品となった。テーマは"挑戦と回顧"。いつになく頼もしく、しかしやっぱりどこか放っておけない感じのあるバンドの姿が、生き生きとしたサウンドから透けて見えるようで、なんだかグッときてしまった。いよいよ、4つのピースが揃ったということだろう。ここから彼らのさらなる快進"劇"が始まることを期待したい。
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ドラマストア
swallowtail
イントロからいきなり聴き手の意表をついてくる「三文芝居」が象徴するように、バンドの果敢な挑戦がたくさん詰まったドラマストアのニュー・ミニ・アルバム。メンバーの加入&脱退もあった昨年はこのバンドにとって変化の年となったが、激流のなかで歩みを止めなかった経験がこのタイミングになって花開いた様子だ。3rdミニ・アルバム『白紙台本』で手に入れた新たな武器=ピアノ・ロック・サウンドにさらなる磨きをかけ、変拍子や転調を華麗に取り入れたシングル『ラストダイアリー』での作曲法を踏襲&進化させた本作は、ホップ・ステップ・ジャンプで言うところの"ジャンプ"にあたる、まさに飛躍の作品と言えるだろう。バンド内にいい風が吹いていることが至るところから伝わってくる。
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ラストダイアリー
前作から約半年でニュー・シングルをリリース。表題曲「ラストダイアリー」は一聴するとこのバンドの王道を貫くようなポップ・ソングだが、ストリングスを取り入れていたり、転調や変拍子を用いたトリッキーな展開が用意されていたりと、新たな試みも多い。歌謡テイストの「あさきゆめみし」、アコースティック調の音色が優しいミディアム・チューン「ハロー彗星」と、収録曲はそれぞれ異なる色を持っており、シングルながら、このバンドの多様性が表れた意欲作だ。そんな3曲に共通しているのは、作詞作曲を担当する長谷川海(Vo/Gt)の人間性が今までよりも濃く、歌詞に投影されていること。ファンはもちろん、これからこのバンドを知っていく人にとっても打ってつけの1枚なのでは。
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白紙台本
3rdミニ・アルバムにして2枚目となる全国流通盤。全国デビューや初ワンマン、メンバーの脱退など、バンドを取り巻く環境は一気に変化。それを反映するかのようにピアノを取り入れたTrack.1「至上の空論」を始め、全体的にサウンドは多彩に。とはいえ、それもすべて"何気ない日常にドラマを"という結成当初からのテーマを貫いた結果であることがこの6曲から伝わってくる。架空の主人公が設定された曲が並ぶなか、バンドのこれからを語るTrack.6「バースデー」のノンフィクションっぷりには胸を打たれた。変わらないために変わっていくこと、ネガもポジも音楽に昇華させながら一歩ずつ進んでいくことを選択したこのバンドの物語は、多くの人に勇気を灯してくれるはずだ。
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Daylight
"何気ない日常にドラマを"そして"あなたの日々に転がるたくさんのドラマに、最高のBGMを"をコンセプトに活動する大阪発正統派ギター・ロック・バンドがTOWER RECORDS新レーベル"myh records"第1弾アーティストとしてリリースする1stミニ・アルバム。空間系のギターに奥行きのあるドラムが重なるリード曲のTrack.1、四つ打ちとクラップが爽快なファスト・ナンバーTrack.2、キャッチーでセンチメンタルなメロディが突き抜けるTrack.3、ドラマチックに展開するポスト・ロック風のドラムが刻む3拍子とアルペジオの相性が良いTrack.4、8ビートで駆け抜けるTrack.5と、歌を重んじたアンサンブルで構成された5曲が揃った。上モノの裏でテクニカルなリズム隊のアプローチがアクセントになっている。
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