DISC REVIEW
Japanese
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EARNIE FROGs
SURVIVE
地元愛知を拠点に活動中の男女混合4ピース・ロック・バンドの、活動再開後にリリースしたシングル表題曲3曲と新曲3曲を収めた6曲入りミニ・アルバム。彼らの強みは楽曲の持つストーリー性を最大限に活かすアレンジである。緩急の効いた色鮮やかなドラムとギターを筆頭に、男女ツイン・ヴォーカルも楽曲によって声の質感を変えるなど、歌詞とシンクロする音像はドラマ性が高い。歌詞は含みのある表現が多く、不安や孤独などダークな部分を綴ってはいるが、それらを抱えている人間だからこそ感じることができる感傷や光、前へと進む力を表現する。2000年代前半の日本のギター・ロックが持っていた精神性や味わいを、ダンサブルな2010年代的解釈に昇華しているので、幅広い層の心を射止めるのでは。
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