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INTERVIEW

Japanese

Absolute area

2018年01月号掲載

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Member:山口 諒也(Vo/Gt) 萩原 知也(Ba) 高橋 響(Dr)

Interviewer:高橋 美穂

1月10日にTOWER RECORDS渋谷店限定でシングル『あなたへ / ミライゾウ』をリリースする平均年齢19歳の3ピース、Absolute area。"未確認フェスティバル2017"のファイナリストとなり、"Eggs年間ランキング2017"にて、アーティスト・ランキングで2位、楽曲ランキングで1位を獲得した2017年を経て、2018年はさらに飛躍することは間違いないだろう。ますます勢いに乗るメンバー3人に、メール・インタビューを敢行した。

-プロフィールには"2014年、高校の同級生で結成"とありますが、3人とも、このバンド以前にキャリアはあったのでしょうか?

山口:僕は10年ほどピアノを習ってました。バンド活動はしたことがなかったのですが、中学生のときにMr.Childrenにハマりまして。それから"バンドやってみたいなぁ"と思って、軽音学部の有名な高校に入ってバンドを始めました。

高橋:自分は父親とバンド経験があり、一応小学校1年生からドラムは始めました。父親がギターで自分がドラムをやってました。中学校ではドラムを一度やめ、吹奏楽部と和太鼓部で音楽を軽くやってたんですが、中学が同じだったヴォーカルの諒也と、中学校3年生のときにバンドをやろうとなり、ドラムを本気で始めることにしたんです。

萩原:ベースを始めたのは16歳のころです。軽音部でONE OK ROCKのコピー・バンドなどを組んでベースを弾いていました。

-結成したときに"こんなバンドになりたい"という理想を語り合ったりしたのでしょうか?

山口:僕はやっぱりMr.Childrenに憧れていたので、ああいうバンドになりたかったです。でもメンバーが抜けたりして今の3ピースって形になって、作る音楽性も少し変わってきました。まぁでも、その間にいろんなバンドを聴いて勉強していたので、いろんなバンドの刺激を受けながら今の形になったと思います。だけど、個人的には、失恋したころ、Mr.Childrenの歌詞にかなり助けられたので、僕もそんな歌を書きたいと今も常々思っています。桜井和寿(Vo/Gt)さんの作る歌詞の世界観とか、人間味とか。

高橋:自分は中学生のころから目標があり、自分が好きなバンドが横浜アリーナでライヴしてたのがめちゃめちゃかっこよくて、それに影響されたのが大きくて。なので、武道館を通過点に、横浜アリーナを目標に演奏をしたいというふうに思ってました。

-高橋さん、萩原さんは、最初に衝撃を受けた音楽、歌や楽器を始めようと思ったきっかけになったミュージシャン、バンドを組みたいと思ったきっかけになったバンドなどはありますか?

高橋:自分はONE OK ROCKです。特にワンオク(ONE OK ROCK)のドラムのTomoyaさんの叩き方、音、音楽への姿勢、すべてを学び、目標にしてます。いつか同じステージに立ちたいです。

萩原:僕はRIZEのKenKen(Ba/Vo)さんに憧れてベースを始めました。ド派手なプレイと人間性にとても憧れています。

-最初からオリジナル・ソングを作っていましたか? 音楽的な方向性は、すぐにまとまりましたか?

山口:最初はKANA-BOONとか当時学校で流行ってた曲をコピーしていました。オリジナルに関しての方向性はなかなか決まりませんでした。たくさん曲を作るなかでしっくりくるものをようやく見つけられて、今の形になっていると思います!

-プロフィールには"YHMF"、"Music Revolution"などで受賞歴を持つ、とありました。結成して間もなく、こういったコンテストには出始めたのですか?

山口:なんとなく、学校の軽音楽部で大会に出ようって風潮があって、その影響が強かったのかもしれません。今は大会、コンテストというよりはライヴをガンガンしていきたいと思っています。

-数々のバンドを輩出してきた10代限定フェス"未確認フェスティバル2017"のファイナリストとなったときは、どう思いましたか?

高橋:中学生のころ目標にしていた"閃光ライオット"の名前が変わり"未確認フェスティバル"になったのですが、一番目標としていた大きな大会のファイナリストになれてめちゃめちゃ嬉しかったです!

山口:"未確認フェスティバル"は"閃光ライオット"の時代から知っていたので、まさか自分がその舞台に立てるなんて、と思いました(笑)。2017年の10代バンドの顔になれたような気がして、素直に嬉しかったです。

萩原:地元が一緒の、高校生のときから大好きなバンドが"閃光ライオット"のファイナリストで、個人的にはずっと目標にしていたので、そのバンドに少し近づけた気がして、とても嬉しかったです!