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Japanese
あいみょんにとって3rdフル・アルバム『おいしいパスタがあると聞いて』から約2年ぶり、4枚目となるフル・アルバム。本作にはNHK総合"あいみょん 18祭"テーマ・ソング「双葉」をはじめ、初恋に取り憑かれた主人公の心情を歌った「初恋が泣いている」、生音と打ち込みが抱き合うラヴ・バラード「ハート」、自身の足跡を斬新な切り口で再確認する「インタビュー」など、スタンダードでありながら表現者としての進化も感じる13曲が収められている。日本全国の18歳世代1,000人と共演した"18祭"を成功裏に収めたあいみょんは、現在自身最大規模となる全国ツアーを開催中。今だからこそ本作は多くの人々の人生に寄り添い、どんな喜怒哀楽も大きなハートで受け止めてくれるだろう。
11月30日にデビュー5周年を迎え、日本武道館での弾き語りライヴも行ったあいみょん12枚目のシングル。偽装結婚から展開していくドラマ"婚姻届に判を捺しただけですが"の主題歌に書き下ろしたポイントとして、人間の心(ハート)の不可思議さや、丸い部分も尖った部分もあるハートの造形からヒントを得たという歌詞の表現が、ユニーク且つリアル。ローの効いたイントロから新鮮な驚きがあり、フォーキーな持ち味と隙間の多いトレンドの音作りが融合している点でも新境地と言えそう。もう1曲の「森のくまさん」は、牧歌的なアコギやマリンバの跳ねるニュアンスはタイトルのイメージだが、"貴方という森で彷徨って"という歌詞から、なかなか難攻不落な相手なのかも。2曲ともあとから想いが深まる恋の歌だ。
愛を知るまでは――どうだったんだろう? という想像を覆して、過去じゃなく未来に向けた意志を綴っているタイトル・センスの良さに彼女の魔法を感じる。ラヴ・ソングじゃなく生き方を歌ってはいるが、素直に歌詞とメロディが出てきたと思しき曲の強さは「マリーゴールド」にも通じている。長く心にとどめたい曲に育つはずだ。両A面の一方の「桜が降る夜は」も"~は"の続きに聴き耳を立てる1曲。満開を過ぎて雨に散る頃、心と身体に起こるざわつきのようなものがリアルだ。そして驚きは「ミニスカートとハイライト」。新作で抜けのいいニュー・フェーズに到達したミツメの川辺 素がサウンド・プロデュース、バンドも演奏で参加した。反復しつつ醸成されるグルーヴにあいみょん得意の男目線の歌。静かで熱い化学反応が起きている。
5月頭にshort movieが公開され、すでにおなじみの曲だが、耳からの情報だけで染み込んでくる感情も溢れんばかりのものがある。2017年に書かれ、何度かリリースの候補になっていたなか、今のタイミングでシングルでは初のバラードとして世に出た。誰かに恋するという心の状態は最も脆くも強くもあり、プロテクトされていない傷や飾っていない素顔のようでもある。歌謡曲的なピアノ・バラードでありつつ、どこかTHE BEATLESライクなサウンドのテクスチャーはプロデューサーのトオミヨウの得意とするところだろう。c/wは曖昧な関係を"会えば会うほどに/悲しくなって"けれど"身体冷やして待っています"という、切なくも強かでセンシュアルな楽曲。2曲ともこれまで以上に体温がヴィヴィッドに感じられる作品。
"映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~"主題歌として書き下ろしたこの「ハルノヒ」。しんちゃんから絶大な影響を受けたあいみょんなりの、ひろしとみさえになぞらえた愛情のあり方がしみじみ響くフォーキーな名曲だ。加えて、淡々としていながらも、続いていく命=家族の物語を慈しむように歌う、その表現力に驚く。アルバムでも多彩な楽曲で様々な歌の表情を見せてくれたが、人一倍家族のこと、もっと言えば家族が生きていることに敏感な彼女ならではの祈りすら感じるのだ。カップリングは振られた例えを"逃がした魚が大きい"=鯉とするセンスにまず笑ってしまう「鯉」。音は"恋"と同じなのもミソ(!?)。ゆったりめのスカ・ビートとチャレンジングな音像でやけっぱちな瞬間を描く。
シングルやタイアップ曲がもれなく収録されているにもかかわらず、いわゆるアルバム曲との温度差がない、つまり12曲が同じぐらいの強度を持つのは、今の彼女の感覚を言葉と音にする才気の表れだろう。今の年齢の恋を軸に、シンガー・ソングライター最大の強みである曲の多彩さと、曲ごとのサウンド・プロダクションの質感の違いも楽しめる。官能的なのにさりげない「満月の夜なら」から始まり、どこから切ってもやはり名曲の「マリーゴールド」、メロディの起伏のなさとクールなトラックに浮世離れした関係が歌われる「二人だけの国」、淡々と染み入るミディアム・ナンバーに一躍注目を浴びた去年、彼女が感じていたことがリアルに刻まれた「ひかりもの」など、いずれも曲が生まれた瞬間の勢いを体感できる仕上がり。
若いが故、死生観に気持ちが引っ張られがちな表現者ならいくらでもいるが、きちんと生と対峙しているからこそ、あいみょんは新鮮で強いシンガー・ソングライターとして広く認知されるようになったのだろう。フォーキー且つグルーヴィな音楽的な側面と、男の子目線からのまさに一線を越えようとする緊張感や官能、それを包摂する優しさが描かれ、愛さずにはいられない1曲。それでいて、どこか俯瞰でその状況を見ているようにも思える彼女の平熱のヴォーカルが、場面を切り取る映画監督の視点のようでユニークだ。そして、まったく別のシチュエーションかもしれないが、c/w「わかってない」が、同じ瞬間の女性視点のように受け取れるのも面白い。スタイリッシュで隙間の多いサウンドメイクにも進化を感じるシングル。
どこの誰かもわからない女の子の死、でも彼女が飛んだことは最後の勇気だったのかもしれない――「生きていたんだよな」での、一面的ではない死生観のイメージが強いかもしれないが、追い詰められた命も日常生活の隣にあることをあいみょんの表現は感じさせてくれる。冒頭から吐き出すように、なぜ自分は歌うのか? を表明する「憧れてきたんだ」で、改めて人前に立つ覚悟の狼煙を上げ、時には自分から別れを切り出さない女のずるさも隠さない「ふたりの世界」のようなリアリティも歌う。一人称を男性にした「愛を伝えたいだとか」や「風のささやき」の素直な閉塞感も、描写の鋭さと人間味に彼女の作家としての冷静さも見て取れる。露悪的でも何でもない、誰しもが抱える青春の興奮が様々な情景で定着されている。
これまで、"生死"について多く歌ってきたあいみょん。飛び降り自殺のニュースから着想を得た前作『生きていたんだよな』でのメジャー・デビューも鮮烈だった。そんな彼女が、次のステップで目指したのは"いい意味で期待を裏切りたい"。その思いが形になった今作の表題曲は、村田シゲ(□□□)によるベースやクラビネットがクールでオトナなグルーヴをアピールするファンキーなナンバー。男性目線で綴られたダウナーな歌詞、ビター・スウィートな歌声など初めて見せる表情が刺激的でもあり、テーマに対する腹落ち感十分だ。愛を伝えたい"だとか"なんて皮肉っぽい言葉を使うあたりもすごく彼女らしいし、あいみょんが歌う"愛"はハリボテのようなものではなく、生の温度感があるからいい。女性SSWシーンの中で他に類似しない個性を確立した存在であると再確認。
自ら"死"を選んだ人に対して"生きていたんだよな"と"生"を語り、"今ある命を精一杯生きなさい"という綺麗事を誰かに言い聞かせるように響かせる。そういう歌をあえて歌い、人の心に言葉の爪痕を残すシンガー・ソングライター"あいみょん"。歌詞があまりにも過激でラジオ局が軒並み放送を自粛するという洗礼を受けたことでも話題となった彼女が、シングル『生きていたんだよな』でメジャー・デビュー。飛び降り自殺のニュースを目の当たりにしたときに感じたことを歌にした表題曲、芸術家の岡本太郎を大好きだと公言する彼女らしい爆発的なTrack.2、ラストのTrack.3は誰もが経験したことのある甘い甘い恋の歌という異色の全3曲を収録。それにしても"見たもの全てに頷いて/見たもの全てを批判せよ"(Track.2)という言葉には痺れた。
寄り添うけれど、自分で歩いていけるように突き放す厳しさもある。そういう音楽がかっこいいと思ってるから
自分に似た境遇、心境にある人たちのところへ届けたい。そして、その人たちの歌になってほしい
僕らの音楽をファッションみたいに扱ってほしい
"音で匂いが伝わるような、新しい、いろんな音楽の聴き方を生み出したい" 冴えない想いを赤裸々に届けるThe Shiawase、挑戦のミニ・アルバム完成
自分たちでさえも"興味深い"。1年の歩みが詰まった初のフル・アルバム
ギター、ベース、ドラムの3種類の楽器と声というたった4人のバンドで人に感動を与えるのがロマンなんで
曲単位じゃなく"CAT ATE HOTDOGS"が聴きたいって聴いてもらえるような個性を追及していきたい
生まれる感情の一個一個にパズルのピースを合わせるように曲を書いていく
Eggs主催のオンライン・フェス"Live Eggs ONLINE 2020"開催決定――話題の2バンド!"正反対"な同い年フロントマンによる対談インタビュー
"悲観的でも、どこか上を向いていたい"――東京のロック・バンド、Organic Callが歌う明日への微かな希望
期待の5人組、Chapmanが1st EPをリリース。"どこにもない音楽をやっている"と語る彼らの自信の根拠とは
どうなっていきたいのか迷ってる自分のまま――どんどん走っていくのもいいな、と思ってもいるんです
自分の中から生まれてくる言葉にメロディをつけて歌うことが、最初は自分にとってお守りだったんです
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"ルーツが見える音楽をやりたい"――札幌の新星が目指す新しさとは?
藤巻亮太が地元山梨で開催する音楽フェス"Mt. FUJIMAKI 2019"――"五感を刺激するフェス"に込めた想いとは
転んでも立ち上がれる人が、国も文化も言語も超えて増えていってほしい
どこにも属したくないし、良識とか常識とされてるものすべてが嫌い
ヒップホップ・マインドを持った日本のライフスタイル・ミュージック
ジャンルを問わず、誰かの役に立つ曲を作りたい――芯のある凜とした歌声でリスナー自身に気づきの機会をくれるSSW
"根本的に劣等感みたいなところからバンドがスタートしている" 切なさを火種にメロディを紡ぐセンチメンタル・ロック・バンド、全国デビュー
この5曲全部が今の私たちの"強い"曲というか、今の私たちそのものだと思います
結成15周年を迎えたYellow Studsが新たなスタートを切る! "初心に返って背筋を正して、後悔ないようにガチガチに勝負していこうと思ってます"
誰かがちょっとでもキラッと光る心を取り戻してくれたり 、前を向いたりしてもらえたらいいな
"命懸けたらこんなに人の心を動かすことができるっていうのを証明している8組"――10代限定フェス"未確認フェスティバル2018"コンピ・アルバムがリリース
"今流行る曲じゃなくて、ずっと愛される曲でありたい"――札幌発の高校生バンドが描く日常の景色『イノセント・デイズ』
TVアニメ"ブラッククローバー"第5クールのOP&EDテーマを担当。注目すべき16歳の高校1年生女性シンガー"みゆな"初リリース
"イナズマゲート 2018"グランプリ。昨年のリベンジを果たし大舞台へ
"未確認フェスティバル2017"準グランプリ獲得を経て全国デビュー。吸収したカルチャーを"Poo"のように自然なままに出した、初の全国流通盤が完成
"ワン!チャン!!~ビクターロック祭り2018への挑戦~"グランプリ、いきものがかりと同じ編成の抱腹絶倒3ピースが全国デビュー
広島発の王道ギター・ロック・バンドが初めて挑んだ応援歌"頑張ってる人の背中を押すより、一緒になって前に進めたら"
剥き出しの想いを普遍的なポップ・ソングへと変える、"人見知り"ならではの視点
『きみとわたしとメロンソーダ』は今の自分にしか作れない10代の集大成作品
"またライヴハウスでkoboreが観たい"って思ってもらえるようなバンドになっていきたい
今の自分へ向けて書いた曲が、誰かにも寄り添える曲になったら嬉しい
グランプリを獲ってから音楽を続けてみたいなと思うようになりましたね
新作は覚悟と挑戦の1枚。"弱さを見せられるのは強さなんじゃないかって思う"
藍坊主、新たな青春アンセム「群青」映画化! 盟友、勝又監督とともに描く、戻れない時代の輝き
今作では音楽を仕事にしていくという"決意"や、 決意することで生じる"別れ"を描きたいと思っていた
愛を探求し始めた女性シンガー・ソングライター、注目のリリース
分裂したふたりの自分に決着をつけるソロ・プロジェクト始動
そのときそのときの強い想いがそのまま歌詞になる
僕はリアルに音楽があったからこそ生き延びることができた人間だと言えます
青春の1ページ、今の僕らを形作った原風景を見せてくれる、優しくもほろ苦いロック・ミュージック
すべての"あなた"と共に歩む決意を刻んだ1stミニ・アルバム
自分が"これが一番カッコいい"、"これが一番楽しい"って思えるものをぶつけさえすれば、何かが起きるのが"未確認フェスティバル"
ヒリヒリとした、脈打つ感情を歌にするシンガー・ソングライター、CLOWの視点
新ヴォーカルを迎えパワーアップしたサンエルの、新たなる挑戦
サポート・オーケストラじゃなくて、バンドとしてのフィルハーモニック・オーケストラをやりたかった
ポップ・シーンを更新する、若くオルタナティヴな精神を持った実験者
"きっと、いろいろな人が「誰だこの子は!」ってなってくれると思う" 音楽に留まらない魅力を詰め込んだフリーペーパーを制作
日米韓の血が混ざり合う多国籍ピアノ・ロック・バンド、"イナズマゲート2016"準グランプリを獲得し大舞台へ
日本最大級のライヴ・サーキット・イベント "Eggs presents TOKYO CALLING 2016"開催記念対談 第3弾!
日本最大級のライヴ・サーキット・イベント"Eggs presents TOKYO CALLING 2016"開催記念対談 第2弾!
"初ワンマン・ライヴの映像をひとりでも多くの人に届けたい" Benthamがクラウドファンディングに初挑戦!
日本最大級のライヴ・サーキット・イベント "Eggs presents TOKYO CALLING 2016"開催記念対談
"あなたもオーケストラの一員になりませんか?"――聴き手とバンドが繋がるクラウドファンディング
人がそれぞれ抱えるこだわり、好み、憧れ、夢を肯定したくて書いた歌
大舞台を経てさらなるステップアップへ
真っ暗で何があるかわからない未来を少しでも明るいものにしたかった
サークル時代と変わらず活動しているのに、どんどんバンドが大きくなっていくのが楽しい
私にとって"カノエラナ"は"なりたい自分"
キャッチーな歌メロと攻撃的なバンド・サウンドで突っ走る等身大の18歳
僕らの音楽が、ひとりで涙を流している人の光になれたらいい
24歳になるギリギリまで23歳のときにしか書けない曲を作りたい。だから毎日でもギターを触って、曲を作りたいんです
純粋に自分の音楽で認めてほしくてやっているうえで、自分の人生なんてどうでもいいんですよ
未熟だからこそわかる空の青さ=若き日の真実――映画への書き下ろしから窺えるあいみょんの成長と不変
ループ間違いなし。歌詞が誘発するクセになるアレンジとサウンドの新しさに刮目
巻き起こる"あいみょん現象"――2019年のポップ・シーンを象徴するニュー・アル...
ドラマ"獣になれない私たち"との親和性の高さは必然。2018年、あいみょんが描いてきた感情の揺れのリアリティ
様々な時間軸が登場する映画的な表現方法が、聴くほどに意味の深度を変える「マリーゴールド」に見る作家性
2020.07.11 @Veats Shibuya / 心斎橋VARON / 札幌Sound lab mole
2016.09.17 @滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
2016.03.09 @shibuya eggman
2016.03.08 @shibuya eggman
2016.02.14 @幕張メッセ
2016.01.31 @渋谷WWW
2016.01.23 @東京会場
2016.01.24 @大阪会場
2015.11.23 @下北沢GARDEN
2015.11.22 @下北沢GARDEN
2020.12.13 @さいたまスーパーアリーナ
2019.12.17 @横浜アリーナ
2019.02.18 @日本武道館
2018.03.31 @渋谷CLUB QUATTRO
2016.06.19 @下北沢LIVEHOLIC
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