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【明日の注目リリース】BEADY EYE、UNCHAIN、FoZZtone、CRACK BANQUET、thatta、ピロカルピン、GOLD PANDAら14組が新作をリリース

2013.06.04 19:00

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明日も注目の14タイトルがリリースされます。

■BEADY EYE『Be』
UK最強のロックンロール・スター、Liam Gallagher率いる、元OASISのメンバーたちによるBEADY EYEが、2ndアルバム『Be』を日本先行でリリースする。今作についての海外インタビューで、Liamは“『Morning Glory』以降、OASISが作るべきだった作品”“宇宙にぶっ放したロックン・ロール”と表現している。英NME誌の2013年第1号“今年聴くべきアルバム”特集でLiamが堂々の表紙を飾るなど、既に注目度は最高潮のこのニュー・アルバムは要チェックだ。


Beady Eye - Flick of the Finger


■UNCHAIN『Orange』
2月にリリースしたカヴァー・アルバム『Love & Groove Delivery』が好評のUNCHAINが、6枚目のフル・アルバム『Orange』を明日リリースする。今作は、地球を大きな果=“Orange”にたとえ、原点である音楽を楽しみ、楽しい音楽をServiceすることをコンセプトに制作。優れたソムリエであり、ギャルソンであるUNCHAINが繰り出す超秀逸な“Fruits”を召し上がってみてはいかがだろうか。


■FoZZtone『Reach to Mars』
今年結成10周年のアニバーサリー・イヤーを迎えたFoZZtoneが、5枚目となるアルバム『Reach to Mars』をリリース。今作は、バンド史上最も身軽で軽快なロックンロール・アルバムに仕上がっている。また、リード曲「Reach to Mars」のミュージック・ビデオも公開中。“音楽で真摯に遊ぶロック・バンド”FoZZtoneの遊び心満載の映像をぜひチェックしてみよう。


FoZZtone「Reach to Mars」 (Official Music Video)


■CRACK BANQUET『BUZZ THE WORLD』
昨年の“Red Bull Live on the Road 2012”を勝ち抜いたCRACK BANQUETのミニ・アルバム。今作はオランダ・アムステルダムのRed Bullスタジオで録音され、ゲストにウルフルケイスケ(ウルフルズ)が参加するという超豪華な内容となっている。ブルースを基盤にしたハイエナジーなロック・サウンドと、さりげなくヒネリの聴いたストレートな楽曲は聴き応え抜群だ。


2012 Winner Red Bull Studio Tour - Crack Banquet


■thatta『BOYS BE COMMERCIAL!』
東京を中心に活動する5ピース・バンド、thattaの2年ぶりとなるニュー・ミニ・アルバム。今作は、ポスト・ハードコアを連想させる轟音スタジアム級サウンドや、サイケデリックなスパイスを盛り込み、グルーヴ・ロックだけではない幅広いアプローチを展開した作品に仕上がっている。UK/USインディーを彷彿させる日本人離れしたサウンドは要チェックだ。


thatta - "Pop Song"


■ピロカルピン『太陽と月のオアシス』
ピロカルピンがバンド史上初となるフル・アルバムを明日リリースする。本作はシングル曲「ロックスターと魔法のランプ」や「シャルル・ゴッホの星降る夜」、そして映画“監禁探偵”(6月1日公開)の主題歌「時の抜け殻」を含む、バラエティ豊かな全13曲を収録。磨きをかけた新次元のバンド・サウンドが色鮮やかに描き出す、めくるめく世界の物語。フル・アルバムならではの長編小説的な世界観を存分に堪能できる、聴き応えのある1枚となっている。


ピロカルピン - ロックスターと魔法のランプ (YouTube ver.)


■GOLD PANDA『Half Of Where You Live』
“ガーディアン・ファースト・アルバム・アウォード”も獲得した傑作デビュー・アルバムからほぼ3年、GOLD PANDAが新作『Half Of Where You Live』をリリースする。この2ndアルバムのプロデュースはGOLD PANDA本人、ミックスは前作『Lucky Shiner』と同じくSIMIAN MOBILE DISCOのJas Shawが担当。それぞれの楽曲が異なる美学と環境を有した作品に仕上がっている。


Gold Panda: We Work Nights


■HaKU『wonderland』
HaKUが明日リリースする最新ミニ・アルバムは、TBS系列“ボクシング中継”の2013テーマ・ソング「everything but the love」を含む全6曲を収録。唯一無二の歌声に磨きをかけ、より個性を強く打ち出した作品に仕上がっている。今月に開催する東名阪ツアーでは、追加公演として7月7日にマレーシアの“The Venue, Pavilion KL”でツアー・ファイナルを行うことを発表。着実に進化している彼らの今後に目が離せない。


HaKU「everything but the love」MV


■Chara『hug』
Charaのニュー・シングル『hug』は、グルーヴィーで芯のあるバンド・サウンドに繊細なストリングスが絡み合う、彼女の本髄が感じられるミディアム・バラードだ。今作のミュージック・ビデオは番場秀一が監督を担当。大海原に浮かぶ切ない女と男のストーリーと映像美が、楽曲を更に盛り上げている。


Chara 「hug」


■LITE『Installation』
LITEが、4枚目となるフル・アルバム『Installation』を、自主レーベル“I Want The Moon”よりリリースする。前作のアルバム『For all the innocence』から約2年ぶりのフル・アルバム。本作は、日本とアメリカの2カ国でレコーディングが行なわれ、初期LITEの作品にあったテクニカルでエモーショナルなリフやメロディと、シンセ導入以降のエレクトリック・ミュージックとの融合が、より肉体的かつ斬新な進化を遂げた作品となっている。


LITE / Bond


■V.A.『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2013』
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催する“NANO-MUGEN CIRCUIT 2013”に出演する全アーティストの楽曲を収録したコンピレーション・アルバムが明日リリースされる。全15アーティストの提示したい色が明瞭に出た楽曲たちが集結。現代の日本に鳴り響く芯のある音楽を楽しめる1枚となっている。


■CSS『Planta』
ブラジル出身のガールズ・バンド、CSSの4thアルバム『Planta』は、彼女たちのダークに振切れた一撃が痛快な意欲作。唯一の男性メンバーであったAdrianが抜け、本当の意味でのガールズ・バンドになったことも影響しているのだろう、今作はアルバム名が示す様に、彼女たちのナチュラルで赤裸々なありのままの姿が記録された作品となっている。


CSS - Hangover (Official Video)


■jizue『journal』
京都発4ピース・インストゥルメンタル・バンドjizueの3rdアルバム。2012年5月に2ndアルバム『novel』を発表し、“FUJI ROCK FESTIVAL 2012”への出演も果たした彼らが約1年という短いタームでリリースする今作は、その充実ぶりが窺える作品に仕上がっている。インストながらあまりにも人間味豊かなこのアルバムは要チェックだ。


■カラスは真っ白『かいじゅうばくはつごっこ』
ヤギヌマカナ(Vo/Gt)のウィスパー・ヴォイスが奏でるシュールな世界観とタイトでグルービーなファンキー・サウンドの対比によるオリジナリティ溢れる楽曲、パフォーマンスでファン急増中の注目バンド、カラスは真っ白。そんな彼女らが1stアルバム『かいじゅうばくはつごっこ』を明日リリースする。ホーン・セクションやエレピ導入曲も多数収録され、ヤギヌマカナの個性とカラスは真っ白のサウンドがポップに“ばくはつ”する作品となっている。


「メニ―・メアリー」ミュージック・ビデオ